●方向性の定まらない仕事に振り回されている。もうちょっと明るい感じのが見たいな、とか、もっと硬派っぽいやつも見てみたい、とか。まぁ、せっかく金払ってんだし色々見てみたい、っていう先方の気持ちはわかるけれど、そもそもディレクターは一体何を先方に提案してんだ?ってことと、そのディレクターが「今度は文字大きめにしたものが見たいんだそうですー」ってただの伝書鳩になってどうする、って話なのである。
さすがに作り直しが10回近くにもなると、こちらもウンザリし始めるわけで。そこで、チクっと言ってみたのだった。
「なんだか大変ですねぇ」。
期待した答えはこう。(と言うか自分ならこう言う。)
しかし現実は
夏休みが微妙なんだそうである。
ちなみに僕は休みますよ。何を言われても。
えーっ!ちゃんとやりたいんなら学校に行くなり本買って勉強するなりしたほうがいいんでないかい?
いやいやそんな時間は無いから、お願い、この「超」文系のあたしに教えてよ。ということで、約1ヶ月。メール、電話、FAX、と使えるものは全部使い、こちらの時間も割けるだけ割いて、頭から煙が出ている彼女に、極力噛み砕いて出来る限り丁寧に教え続けたのであった。
一歩進んで二歩下がる、みたいなペースでなかなか覚えない彼女を相手に、なぜかこちらも徹夜までして付き合った甲斐もあり、とりあえずなんとか基本的な仕事は出来るまでになったのであるが。さぁ今日でとりあえず終わりにしましょうか、というそこで彼女からいただいた言葉は、
というものではなく、
あらら。すごいんだそうだ、あたし。
ずっこけるようなやりとりが多くて、ここはきっと笑うとこなんだろう、ということにして、あまり深くは考えず笑うようにしている今日この頃である。
相変わらず硝子の少年かい?と茶化すその人は、新聞社で働いていた頃の3つ上の先輩であった。
そう言えば、、、
昔も、今と同じようにいろんな人に振り回されていて、もう自分の中の良心を保てそうにないかも。。というギリギリの頃があった。磨り減らされる優しさなら、いっそのこと自分で破り捨ててしまおうかとも思った時期。でも、いや待てよ、と。本当にそれでいいのかい?、と。そう思わせてくれたのがこの先輩であった。周りへの感謝を忘れず、年下の僕にもとても優しかったこの先輩が、僕の理想の人だった。どうしたらこの人のようになれるのか、とよく考えたものだったなぁ。昨夜のメールで、それを思い出したのである。
この話にオチは無く、ただ単にこんなことがありましたってだけのことなのだけれど。何かこう、とても大切なことを思い出したような気がして、なんだかホッとしたので。
人を思いやる気持ち。
今の僕には、どれくらい残っているだろうか。
●信号待ちをして立っていると、遠くからこちらを呼ぶ声がした。で、
「ねぇねぇ、芝はどうなった?」
大家さんの奥さんであった。
先日、ここの共有部分の緑を剪定するということで、その下見に来た時ついでにうちの庭も見てもらったわけだけど、話はその続きなのである。
●どうもこうも無いのである。うちは二人とも初めての庭作りなので、かなり慎重にプランを進めたはずであった。1ヶ月かけて全部掘り起こし、ガラをコツコツと取り除いた。土壌酸度計なるものでphを測定し、土壌改良も行った。粘土質が強い土だったので、培養土を200リットル投入し混ぜ込んだ。もちろん雑草は根こそぎ取り除き、肥料も加えた。
のだが。
種を蒔いて4週間。さらに蒔き足してから2週間。どうも想像していたようにはなっていないから涙ものである。全く伸びてない、というわけではない。むしろ伸びてる部分はちゃんと伸びているのだけれど、あちこちにハゲがあり、どうしても疎ら感が拭えないのである。しかも、何が不満なのかいきなり枯れている部分もあり、、、遠目には、芝を張っている庭と言うよりも、誰も手をつけていない荒れた空き地と言ったほうがいい状態だからもの悲しい。この様子を話し、大家さんの奥さんからは
「うちみたいに苗からやったんじゃなくて、種からでしょ?大丈夫よ、もうちょっと様子を見たほうがいいわよ」。
電話では母親からも
「庭作りなんて焦ってやってもダメなんだから。いきなりやろうとしないで、ゆっくり時間をかけてやんなさいよ」
とアドバイスされた。
なもんだから、「もうちょっと待ってみようよ」とブランドンも長期戦の構えを見せているのだけれど、確実に結果を出したいこの性格としては
「おめぇも一緒になってノンビリ構えてどーすんだよ」
と、心のモヤモヤが晴れないのである。
おかしいなぁ。ホントは今頃、ウィンブルドンやセントアンドリュースのような完璧な芝生になっているはずだったのに。
ちなみに。父親からは
「芝なんかやめてビアガーデンでも作れ」。
話にならないのである。

本当は、一度芝も全部引っこ抜き、重いコンダラを持ち込んで完璧に水平を作り、もう一度種を蒔き直したい。そんな気分だったりするのである。
悩ましい。
●引っ越しを機に買った自転車が、買い物に微妙な遠出にと、案の定の大活躍である。

とは言え、パッと見で買ってしまったものだから、買った後に出てきた問題も多々あった。例えば、
ということで、追加でダイヤル式のチェーンを買ったのだったが。「お好きな番号に設定できます」という、そのやり方がいまいちよくわからず、ガチャガチャやっているうちに全く関係の無い数字にセットされてしまったのだった。仕方無く000から001、002、と順に合わせていくこと数十分。イライライもそろそろピークなんですけど、という800番台でやっと「カチャッ」と開き、再び自分の好きな番号に設定すべくいじっていたら、またしてもわけがわからない数字でセットされてしまい...。こんなチェーン、2度と使うもんか。と、もっと簡単な鍵を買ってきて、こっちはとっとと闇に葬り去ってしまったのだった。
どうせスピード出さないし、そのへんを走る程度だから大丈夫でしょ。と買った21インチだったのだけれど。実際に乗ってみると、やはり少々小さかったか。座ってるより立ちこぎしてるほうが多いような気がしないでもないのである。ま、このへん坂が多いし。仕方無いのかな。
まぁ買ったらなんとかなるでしょ、と思ってたら結局何ともならなかった前カゴの設置。形状的につけられないらしいのであった。ネットで調べたら、後カゴのように使える脱着式のバッグがあったので、それを購入。マイバッグとしても使えるから、結果的には「あら素敵」ということで。
なんかもう、変なところが変なふうに鍛えられそうな感じである。ところが最近になって、その固さも気にならなくなってきたと言うか、慣れてきたと言うか。もしかしたら、本当に変なふうに鍛えられたのかもしれない。
だとすればそれは、きっと、いいことなのである。
●こんな自転車を見たブランドンの感想は、「すごくキミらしいね」というものであった。そこにはどうも「またそんなんかよ」という意味合いもものすごーく含まれているように感じたのだけれど、それ以上に「そんな使いづらいとこがキミにお似合い」的な話であるのなら、ちょっとそこに座りなさい、と小一時間のミーティングが必要である。
で、どうなんだ?おい。
以前、「自転車に乗れるの?」と聞いた時、バカにすんなよ的な反応であった。それで僕の実家へ帰ったタイミングで、「じゃあ乗ってみなよ」と実家にあった自転車に乗らせてみたところ、「ヤッホー!」と豪快にこぎ出し、ブレーキをかけないまま大通りへ猛スピードで飛び出して行ったのである。幸い車が来なかったから良かったようなものだったが。
「ほら、乗れるじゃん。」
ってそういう問題では無いのである。
そんな、乗り物にブレーキと言うものがついていることを知らないような人間を、自転車に乗せて公道に出すってのはいかがなものだろう。一応、通勤とかには使わないそうなので、ちょっと安心と言えば安心なのだけれど。あなたはねぇ、、、買っちゃいけない人のような気がしてならないのよねぇ。。。
初めて自転車に乗る子供を心配する親のような気分だったり、どんなサイクリングになるかちょっと楽しみだったり。ここは気合いを入れて何か作って行こうか、と、新メニューを仕入れるために新しい料理本まで買ってきたりもして。
何はともあれ。
来週、「転んで骨を折りました」、という日記を書くことにならないよう祈るばかりである。
だけど近くにあるんだよ。
だいたいを家の中で過ごす在宅ワーカー。都内在住の40歳。ゲイ・パートナーのブランドン(外国人/ヨーロッパ圏)との生活は、気付けば14年目に突入。地味に静かに暮らしています。
Chibi-log
Suicaでチャージ。

夏の水分補給にと、2Lのスイカを買ってきた。いざ切ってみるとこれ、思っていた以上に大きくて。これだけで腹一杯になりそうだな。
ミネラルたっぷり!はいいけれど、今夜、何度トイレに起きることになるんだろう。週の頭から、いきなり寝不足の予感である。
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