ハリーのしっぽ >

2007年5月30日 13:54

月末大パニック。

2007:05:30:13:54:28

070530.jpg営業会社の仕事をしていて困ること。月末になると、数字を持っている営業は目標達成のために見境なく売ってくるので、そのシワ寄せは確実に制作サイドにきます。
「ごめーんハリーちゃん、また1本お願いしたいんだけどさぁ、ライターさんからコピーがあがってくるの、最短でも今夜遅くって感じなんだよね~♪」っていう仕事の〆切りが「明日朝」って、どーゆーことだ一体。もぉ月末はいつもこんな感じ。それで生活してんでしょ?と言われればそれまでなんですけどね。疲れてくると「お金より時間をください」という精神状態になります。

世の中的にも月末の波はあるようで、今朝から電話が鳴りまくりです。
「換気扇フィルターでお馴染みの○○サービスですぅ。キャンペーンのご案内でお電話させていただいておりますぅ」
あのぉ、これ仕事で使ってる電話なのでご遠慮いただけませんか?

「○○百貨店なんですが、京都のお漬物のご案内です。」
電話じゃわかんないのでカタログ送ってください。(←これには一応食いつく。)

「△△化粧品と申しますが、奥様はいらっしゃいますか?」
おっ、奥様ですか!? いませんが…。
「あっ、いつでしたらいらっしゃいますか?」
いつなんでしょうねぇ。

「もしもしハリーちゃん?ねぇ、請求書まだ届いてないけど」
うわっ、まだ出してない!すぐやります(汗)。

「換気扇フィルターでお馴染みの○○サービスですぅ。キャン…」


んもぉ忙しいのに。
なんだか世の中、月末だけ仕事してんじゃないかと思ってしまいます。

と、ここで書き終えるはずでしたが、さらに新たなる刺客が。

「もしもしぃ」
…あっ、、、お父さん…なに?

「お元気ですかぁ~」
今バタバタしてんだけどなに?

「べつに用ってことでもないんだけどさぁ、アマゾーンって知ってる?」
アマゾンじゃない?インターネットの本屋のこと?

「そーなんです♪あれってさ、お母さんとテレビ見てたらやってたんだけど便利なんだねぇ。知ってた?」
前に花の図鑑が欲しいって言うからアマゾンで買って送ってあげたじゃん。

「あそっかぁ。あれがそうかぁ。すごいねぇ。」
あのさ、用ってそれ?

「まぁそんなとこかなぁ」
じゃあ、後でこっちから電話するから。

「新聞にさぁ、カシオの電子辞書の新製品が出てたんだけ…」
後でこっちから電話するから!


勘弁してください(涙)。

2007年5月29日 12:30

目を閉じて、耳をふさぐ。

2007:05:29:12:30:13

ここは大きな通り沿い。夜中でも大型トラックが行き交い、ネズミ捕りに絶好のスポットらしくサイレンもよく鳴る。これじゃ窓開けて寝るなんて絶対無理じゃないか、と気付いたのは引っ越してきた後のことで、いきなり大失敗の予感。が、慣れれば慣れるもので、さすがに窓を開けてというのは無理にしろ車の音も案外平気になり、今ではほとんど気になりません。
やるじゃん、僕たちけっこう適応能力あるみたい。

そんなことよりも、我が家にはもっと重大かつ深刻な騒音問題があるのです。それは、ブランドンのイビキ。190cm&100kgの体から発せられるその音は、最初はかわいい寝息から始まるのですが、こちらが眠りに落ちそうになるのと反比例してどんどん大きくなり、最終的には「部屋が壊れそう」と思ってしまいほどの大音量にボリューム・アップするのです。まぁ、百歩譲ってそれならそれでもいいですよ、一番困るのは、そのイビキが突然止まり「シーン」となることなんです。…死んでたりして?とか心配になって鼻に手をあてて呼吸を確認してみたり、オチオチ眠れたもんじゃありません。

隣の部屋で寝ようか?と言われても、それは追い出したみたいで嫌。僕が隣の部屋で寝るのも逃げたみたいで嫌。寝る前に鼻に貼る「いびき止めシール」みたいなのも効果のほどは微妙だし、耳栓をすると目覚ましが聞こえない。やはりここは、根本的に解決せねばなりません。

なんかさ、この枕が怪しくない?

そういえばそんな気がするね。NASAが開発したとかいうキャッチ・コピーにつられて買った激安枕でしたが、確かに朝起きるとなんだか肩とか首が疲れてる。これだ!ということで、貯めに貯めた500円玉貯金を崩し、一路、新宿へ。結構いい値段するので一瞬後ずさりしましたが、騒音解消への願いと「せっかくだからホテルみたいにしたいよね」というバカな勢いもあり、2時間ほど悩んだ挙句、なんだか4個も買ってきちゃいました。

070529.jpg翌朝。そういえばイビキ、聞こえなかったよ!やったね!やっぱり枕を変えて正解だったのかぁなって言ってたら、ブランドンが眠そうな声で

「キミのイビキ、もの凄かったよ」。

えっ、僕が!? この流れで、そんなオチですか?
確かにこの枕、僕にはちょっと柔らかすぎるような気がしました。あぁ、あのNASAの枕捨てるんじゃなかった、やっぱり僕には安物がピッタリみたい。しばらく様子を見て、また新たなる打開策を見つけなくてはいけません。
それにしても…なんで4個も買っちゃったんだろ。

2007年5月27日 23:04

ハリーのしっぽ。

2007:05:27:23:04:11

このBlogを始めたのは、4月1日。どんなことを書くか、いつ書くか、って言うかホントに書けるの?といろいろ不安があり、なんとなくペースがつかめてきた1ヶ月たって初めてブランドンにカミング・アウトしました。「これからBlogやるぞ!」と宣言したところで続かなかったら恥ずかしいので、実績を持って告白に臨んだわけです。
「何それ?ポッター?」…これが彼の反応。あぁ、ハリーといえばポッターか(苦笑)、考えもしなかったけど、結構それが普通の反応なのかも。


070527.jpg「ハリーのしっぽ」は、ドラえもん33巻に収められているエピソードのタイトルです。明治43年に接近した「ハリーのしっぽ=ハレー彗星」の話しで、なぜか印象に残ってるエピソードの1つでした。
ハリーのしっぽが地球をかすめる時に、一時的に地球上の空気が無くなるからご先祖様が大変!とのび太たちが慌てるドタバタ劇。最後は相変わらずのトホホなオチなんですが、このハリーのしっぽというものがとても自分に似てるような気がするんです。衝突すれば大変だけど、衝突しなくても大変という後腐れの悪さというか、踏ん切りの悪さというか。そんなネガティブなものを自分の冠にするのはいかがなものか、とも思ったんですけどね(苦笑)、名前そのままいただきました。

そんな、名は体を現すこのBlog、「見てくれる?」と彼に言ったのが4月27日。そう、ちょうど1ヶ月前です。調子良く「いいよ!」なんて言ってたわりに、その後、今日に至るまで1度も「見せて」とも「URL教えて」とも言ってきません。
何でだろう?と今日もズルズルと考え続ける、ハリーのしっぽ。
どこまで伸びていくのやら。


ところで、さっき「ハリーのしっぽ」で検索してみたら、結構上のほうにこのBlogが出てて引っくり返ってしまいました。本当にハリーのしっぽとは何なのかを知りたくてここへ来てしまった方、大変申し訳ございません。ここには何一つ有益な情報は無いんですよ(汗)。

2007年5月22日 16:45

未知との遭遇。

2007:05:22:16:45:32

春先にブランドンの会社へやってきたオーストラリア人の話。
ブランドン曰く「なんかヘンなんだよね、"パートナー"と住んでるとか言って」。それって、事実婚の彼女がいるとかそういうことなんじゃないの?それかもしかしてゲイかもね~とか言ってたら、ホントにゲイの方でした。ブランドンが聞いてきたところによると、マイケルさんという非常にわかりやすい名前のその方、パートナーさんが日本へ赴任することになったので、会社を辞めて一緒に日本へ来たのだとか。すごい決断。こういう人もいるんですね。

最近、ブランドンは会社の飲み会とか親友の来日とかで外出の機会が多いのですが、昨日も帰ってくるなり「今度、パーティーがあるから」と。いつ?夕食はいらないよね?といつもの確認をしたら


「え?違うよ、マイケルが僕らに"ぜひ遊びに来てください"って」
え?えぇぇええっ!?僕はそういうの苦手なの知ってるでしょーに!

「僕も"彼はシャイだから"って言ったんだけど、楽しみにしてます、って」
うわっ、ますます行きづらいよそれ(汗)。それに僕は英語全然わかんないし。

「大丈夫だよ、彼らも日本語全然わかんないから」
はぁ!?それ全然大丈夫じゃないじゃん、そんなとこ行ってどーうすんのさ!

「でも...パートナーさんの写真見せてもらったけど、キミが好きな"ポッチャリちゃん"だったよ」
そういう問題じゃないし(涙)。


【どーでもいい情報】
やたら外専臭がプンプン漂うこのblogですが、僕自身は全くそんなことが無くてですね。好きなタイプは?と聞かれればカンニング竹山とか太ってた頃のびびる大木とか言っちゃう、ある意味ど真ん中な感じです。(ホントにどーでもいい話)


...ということで。
この歳になって、ただただ自分がどれほど馬鹿なのかを確認するためだけの場に行くことのなろうとは、夢にも思っていませんでした。先日、英語まったくわかりませんって話しをしたばっかりなのに、なんですか?この展開は。
タイム・リミットは、あと2週間です。

日本語がまったくわからない、外国人の、ゲイ。

オー・マイ・ガー。

2007年5月21日 16:35

小さな幸せが好き。

2007:05:21:16:35:40

ご多分に漏れず、我が家でも今朝の食卓で「5億6千万円、当たったらどうする?」という話しになりました。結局のところ「それぞれの両親に1億円づつ」「僕らでそれぞれ1億円づつ」「残りの1億6千万円は貯金」という至ってシンプルな内訳になり、話しは「じゃあ、何買おっか?」というセカンド・ステージへ。が、出てくるものと言えば“シャツが欲しい”とか“何か美味しいものを食べたい”とかその程度の欲求で、僕ら、ケタが思いっきり違う数字には全くついていけないんだねということを確認後、ごちそうさまでした、とお開きになりました。

「そういえばキミは“小さな幸せが好きだ”って言ってるもんね。」とブランドン。そうだね、僕はきっと、大金を持ったらダメになってしまうタイプ。使い方がわからないから考えずに散財して、後悔だけが残る最悪なタイプだと思う(苦笑)。だから、もうちょっと潤ったらいいねぇなんていってる今の生活が、結構好きだったりするんです。土曜日は「ポイント5倍だって!」とスーパーへ走り、日曜日は「リンゴが安売りだってよ!」とちょっと離れたスーパーまで行き。そういう今の生活が、時に愛おしく感じたりするんです。

070521.jpgということで、行って来ました、本日は「お野菜いろいろ98円デー」(笑)。月曜日はこれ、絶対にはずせません。これでポイントも倍とかになってくれたらうれしいんだけどなぁ。

2007年5月20日 12:18

同性結婚について。の、補足と蛇足。

2007:05:20:12:18:19

【補足】
昨日、ブランドンの就労ビザについて書きました。彼は今、3年ごとに更新しています。ただ、彼の会社にいるアフリカ系の外国人は1年更新なんだとか。もう何年も日本にいるのに、3年更新にしてもらえないのだそうです。以前、ニュースで「更新期間の決定などには法的に明確な基準がなく、入管の担当者の好みなども関係している」というようなことを言っていました。なんだそれ。気に入らないとまた1年更新に戻されたりするんだろうか?...なんてことは無いと思うものの、更新時期が近づくと不安になります。


【蛇足】

マドンナの「マテリアル・ガール」、貼っときます。
サビの部分、残り時間でいうと3分12秒とか3分05秒あたり。
「ビール瓶」、絶対言ってます。
そう聞こえるでしょ?

2007年5月19日 13:28

同性結婚について。長文必至。

2007:05:19:13:28:19

ブランドンの友人が昨日来日しました。縁あって日本人女性と結婚話がまとまりそうで、今回は女性のご両親と会うためにやってきたのだそうです。正式に決まれば、彼女はお嫁さんとして彼の国で生活を始めるのだとか。国際結婚かぁ...。ま、そんなこともあり、ブランドンは久々の友人との再会に出かけているので、僕はのんびりした土曜日を過ごしています。


ところで。これまでこんな映画を見ました、とかこんな雑誌見ました、とかこんなテレビを見たんですが、なんてことを書いてきましたが、ひとつ、大事なことを言ってませんでした。

「実は僕、英語がまーったくわかりません。」

僕の英語は「じす・いず・あ・ぺん」レベル。マドンナのマテリアル・ガールを聞いて「今、ビール瓶って言ったよね?」とか言ってた頃から何ひとつ進歩していません。(あれ絶対ビール瓶って言ってますよね?そうにしか聞こえないんですけど。) だから、字幕が無い海外映画とか見る時は、隣のブランドンに「ねぇ、今なんて言ったの?」「えっ!この人なんで泣き始めちゃったの!?」「彼女はなんで怒ってんの??」と、申し訳ないほどうるさく通訳を求めるわけです。嫌なんだろうなぁ(汗)。

先日、こんなサイトを見つけました。ACLUとは「American Civil Liberties Union」の略で、日本語で言うところの「アメリカ自由人権協会」なのだとか。で、その中にはLesbian Gay Rightsというページがあり、その英語だらけの海を必死に泳いでいたらたどり着いたのが「10couples」というサイトでした。同性同士の結婚について、もっとちゃんと社会に理解しもらおうという活動の一環らしく、サイト名通り、10組の同性カップルのインタビュー映像が掲載されています。

070518-1.jpg
サイト「10couples」


そしてこのサイトに掲げられているメッセージがこちら↓。


Many Americans are conflicted on the issue of marriage for same-sex couples.
---

多くのアメリカ人は、同性カップルの婚姻という問題において意見を衝突させています。


While they believe marriage for same-sex couples is inevitable,many are hesitant to embrace this change because they believe society is changing too rapidly.
---

同性カップルの結婚は必然性があると考える人たちがいる一方で、社会があまりにも急激に変化することを受け入れるのにためらっている人も多くいます。


But Americans want to be fair,and they don't think gay people should be treated unfairly.
---

しかし、アメリカ人は公平でありたいと思っているし、ゲイの人たちは不公平に扱われるべきだとも考えていません。


The number one thing you can do to make people more comfortable supporting marriage for same-sex couple is to show them the many ways that lesbians and gay men are harmed when they are denied protections for their families.
---

人々が、同性カップルの結婚をより心地よくサポートするようあなたに出来る第一のこと。それは彼らに対し、レズビアンやゲイが自分たちの家族を守ることが出来ないということで、どれだけ数多くの苦痛を強いられているか見せてあげることです。


Sending your friends and family a link to 10couples.org is a great way to begin that conversation.
---

あなたの友人や家族へ10couples.orgへのリンクを送ることは、対話を始めるに素晴らしい方法です。

実はこれ、訳してみたものの全然自信が無くてですね。
(exciteの翻訳を使ってみたら余計にわかんなくなったし。)
適当に意訳してごまかしたところもあるので、一応英文ものせてあります。なんかヘンなところがあったら教えてください。

10組の映像を見て思ったのは...「何て言ってんだろう」。
トホホ。そんなに難しいことは言ってないみたいで、写真や図や単語単語でなんとなく意味はわかるんですけどね。それが合ってるかどうかもわからないのが困ったところです。
070518-2.jpgただ、すごく気になったのがEric & Stanというカップル。Ericはアメリカ人でStanは香港人という国際カップルは、僕とブランドンの関係によく似ているから。この二人はサンフランシスコで出合ったのだけれど(サンフランシスコってところがまたちょっと(赤面))、香港人であるStanのビザが切れることを機に、結婚するためにカナダへ移住したのだそうです。そう、たぶんそんなようなことを言っている。

ブランドンは今、就労ビザで日本にいられるわけです。逆に言うと、僕らが日本で一緒にいられる手段はこれしか無くて、だからビザ更新の時期になると胃が痛くなるほど緊張するし、テレビで報道される不条理な入管行政の実態を見ると、いよいよ気持ちの持って行き場がなくなってしまいます。さらに、同性同士ときてる。今の日本に、そしてこれからの日本に、本当に僕らの将来を預けて大丈夫なんだろうか。

日本でもドメスティック・パートナー登録制度(とか登録パートナーシップ法、シビルユニオン法)などを実現させるために動き始めている人もいるみたいだけど、僕らみたいなケースは、その中でも最後のほうの話しなのかもしれない。もちろん、いつもいつもそんな事を意識しながら生活しているわけではないけれど、Eric & Stanのビデオやドキュメンタリー等を見るたび、行き場を失ってしまったような不安に襲われます。それは、たぶんブランドンも同じだと思う。だから、Stanたちが何と言ってるのかちゃんと知りたくても、僕はこのビデオを彼に見せることが出来ないでいます。

070518-3.jpgそういえば思い出した、アメリカのドラマ「Queer as Folk」でも、ベン(HIV/pos)とマイケルは旅行先のトロントで(かなりゲリラ的だったけど)結婚式してたっけ。アメリカに戻ったらそれは何の効力も持たないものだけど(アメリカでは非合法)、でも、カナダでのあれは本当の結婚式だったんだよね?僕ら2人は本当に結婚したんだよね?と、真夜中に起きて確認しあってた。アメリカ人同士でもそんな感じなんだもん、あーなんか頭痛くなってきた。
---
とりあえず...カナダ人にでもなるか?(えっ!) ってことは?今、僕に出来ることを考えると、それはもしかしたら「英語の勉強」なのかもしれない。だって、あれ絶対ビール瓶としか聞こえないんだもん。

2007年5月18日 11:51

テレビを見ていて思ったこと。①

2007:05:18:11:51:54

先日、「18th Annual GLAAD Media Awards」の模様を見る機会がありまして。これはゲイやレズビアンの(と言うかLGBTって言えばいいのかな?)の権利についてアピールした映画・TV番組や、貢献した人物に贈られる賞なんだそうです。日本では有り得ないですね。そもそもノミネート枠が埋まるほどの作品数が無いでしょうし。それに貢献した人物と言っても、最近では…誰?IKKOとか?ん~かなり違う感じ。


070518.jpg今年の話題は、立て続けにカミング・アウトした有名人、T.R.ナイト(俳優)、ランス・バス(イン・シンク)、ニール・パトリック・ハリス(ドギー・ハウザー)、ジョン・アメチ(元NBA選手)の登場でした。会場はスタンディング・オベーションとかなっちゃってましたが、welcomeな歓迎ムードというよりは、勇気とか決断を実行に移した彼らへの鳴り止まない賞賛という感じでした。わりと普通にゲイが出てくる映画やドラマが増えているアメリカにあっても、カミング・アウトはまだまだ難しいんでしょうかね。ただなぁ、みんな(ジョン・アメチは違うのかな?)、もともとなんとなくゲイの噂があって、いよいよマスコミに核心をつかれそうだから「その前に自分から言っちゃえー」的な感じだったので、それはちょっとカッコ悪いかなという気もするのですが。なんて。どっちにしても僕にはとても出来ませんけどね。

070518--2.jpg各賞の中には、ホモフォビア排除に貢献した人に贈られる「Vito Russo Award」という賞があったのですが。今年の受賞者は、デザイナーのトム・フォードでした。…カッコイイ…。それは、ぜひ一度お願いしたい系のカッコよさではなくて、存在とか佇まいとか。それでゲイなんだもん、もう好き放題でウハウハの天国なんだろうね、なんて下世話なことを話していたら(すごい勝手なこと言ってますが(汗))…なんとこの人、20年来のパートナーがいるんですね。(カッコイイとか言いながら、実はそれほど彼のことは知らなくて。アメリカ人だってこともこの時初めて知ったほどなので(恥)。) 驚きました。パートナーがいる、ってこともそうだし、一緒に歩いてきたその長さにも。「私たち、結婚して20年なんです」っていう男女の夫婦の話を聞いても驚かないし、僕らが10年一緒に居ることにも何の驚きもないのだけれど、他のゲイが長い間一緒にいることには驚いてしまう…これ、何なんでしょうね。自分のことはさておいて「ゲイは長続きしない」という嫌なイメージが強いのかも。これ、僕の中のホモ・フォビア。


ステージの上から、パートナーへの尊敬と愛を語るトム・フォードが最後に言った言葉は、「I love you more everyday.」でした。2人でいるということは、つまり、言葉にするとそういうこと。なんだかグッときて、泣きそうになって、「僕らも同じ気持ちだよね?」と思いブランドンのほうを見たら、彼が一言。

「なーんであんなオジサンとつきあってんだろ?もったいない。」

…ありがとう、台無しにしてくれて(苦笑)。
それにブランドン、それ言っちゃぁお仕舞いよ。そんなこと言ったら、なんできみが僕と一緒にいるのか、それだって不思議なんだから。

2007年5月15日 10:35

誕生日でした。

2007:05:15:10:35:19

特に大声で言うことではないので書くのをためらっていたのですが、今日になって「まぁ隠すことでもないな」と思い、こんな時間にこっそりアップします。

昨日、誕生日でした。37歳です。「ハリー、もしかして誕生日じゃない!?オジサンばんざーい!」などのメールもいただきましたが、そんなメールを送ってくる人はみんな40代の方なので、ダメージ・ゼロ。ぜーんぜん平気です(笑)。まわりにはそうは思われていないようですが、僕自身とても年相応に生きているつもりで、年々積み重なる年齢にも違和感は感じでいません。37という数も、納得感がある字面だったりします。オジサンと言われるより、むしろ「え~っ!ハリーちゃんってもうそんな歳なのぉ!?お兄さんっていうより弟っぽいから笑っちゃう!」などどぬかす取引先の29歳の事務女、そっちのほうが腹立たしい。(←…こんなことで腹立ててるから子供扱いされるのか…?)


物事は極力シンプルに。30代突入の頃からそう心がけて生活を送ってきたので、ずいぶん自分の中から無駄なものが取れていった気がします。一方で、そんな中で湧き上がってくる悩みなどは、自分のチカラではどうにもならないものや、逆に相当大きな努力が必要なものだったりするものなど、昔のそれとは随分変わってきたかもしれません。これがちょーっと苦しいところではありますが、ゆっくり整理しながら夢の40代を目指そうと思っています。


070515.jpgブランドンからプレゼントをもらいました。夜はどこか予約して食事を、と考えていたようですが、いろいろ理由があって「近日決行」ということにしてもらいました。ごめんね。でも、本当にありがとう。11月のキミの誕生日まで、しばらく同い年だよ。


ということで、これからこのBlogを読んでいただく際には、37歳の「大人」が書いていることを思い出していただけると幸いです。
※あーそれにしても、散々考えたくせに結局何のひねりも無いタイトルだ…。
トホホ。

2007年5月14日 13:12

努力のベクトルが。

2007:05:14:13:12:31

僕らは二人で本屋さんへ行ったとしても、二人仲良く並んで立ち読みするなんてことはまずありません。欲しい本の売場が確実に違うんです。似ているようで、全然違っている「関心」の方向性。それは、二人が毎月買っている雑誌でよくわかります。


070512-1.jpg最近ブランドンが読んでいるのは、「マッスル・アンド・フィットネス」という、なんだかすごい表紙の雑誌。彼が言うところの「マッチョの本」です。大ジョッキでプロテインをガンガン飲んでいるドラム缶みたいな体した人の写真とか、なんだか恐ろしくハードなトレーニング・メニューの紹介とか。実際にそういう生活をしたいわけではないようですが、本人的には「もうちょっと肩が」「背中をもっと」などいろいろ理想があるようで、それはもう熱心に読んでます。僕に言わせれば、今以上デカくしてどーすんのよ、って呆れてしまうんですけど。


070512-2.jpg彼はいつも「キミは努力が違う方向へ行ってるね」と僕に言いますが、こっちのほうが結構大事なこと書いてあるんだよ、「日経ヘルス」には。確かに、今月の特集は「ニッポン女性の“正しい食事”」。先月号にいたっては「女性ホルモンを味方にする!」って、タイトルだけ見るとホントに全然関係ありませんが。べつに女性になりたいとか思ってるわけではなく、「あぁ、肩甲骨がゆがむと血流不足になるのね」とか「青魚の刺身に含まれているn3系油はストレス解消成分なのか」とか、だいたいをパソコンの前で過ごしている僕には必要な情報が満載なんです。
わかったか。

僕が仕事で独立を考えた最も大きな原因は「ストレス」でした。それが、うまい具合に世のラ-メン・ブームと重なり、「食べてストレス解消♪」なんて調子に乗って2人してあちこち食べに行ったものだから、それはもうとんでもないことになっていまいまして。それから2年くらいかけて、彼は10kg以上落としたのかな。僕も15kg落として(というか元に戻して)、やっと掃除機に乗って空を飛べるまでになったわけです。
「やっぱり健康は大事だよね」というのが2人共通の認識であることは確かなのですが…おかしいなぁ。どうして足並みが揃わないんだろう。


【ラーメンと言えば】  「はい、お待ちぃ」とラーメンを出されると、決まってブランドンは「かわいそう」とか「かわいい」とか言います。
070512-3.jpg何か日本語を勘違いして覚えてるのかも…と思って尋ねたところ、彼にはタマゴが目に見えるんだそうで。それが、泣いてるように見えたり、笑ってるように見えたり。ホントだ、そう言われればそんな気がする。
その話しを聞いて以来、タマゴが半分だけのってるラーメンを見ると、「一つ目」に見えて気持ち悪いです。

2007年5月10日 22:34

世の中のスピード。

2007:05:10:22:34:32

週刊媒体の仕事をしている都合、仕事にはスピードも求められます。ましてやwebの仕事なので、「昨日半日で作ったものを今朝先方に出し午後は赤入れをもらい反映させて再確認したら明日朝には入稿してオープン」とか、紙の仕事をしている友人からは「信じらんない!」と言われる特急仕事の連続です。
「インターネットのデザインなんてさ、ワープロみたいな簡単なもんなんでしょ」と本気で言うオヤジがいる会社はそれ相応のデザインに。3人しかいないんだけど大企業っぽく見せたいんだよねーという会社には、笑っちゃうくらい近代的なインテリジェンス・ビルのイメージ写真で対応。などなど、時々2度と見たくないようなものが出来上がったりしますが、だって発注通り作ったらこうなったんだもんと自分に言い聞かせています。(…と思いきって言ってみましたが、大丈夫でしょうか(汗)。カミング・アウトって、やはり後先考えてからのほうがいいみたい。そんな気がしてきました。)

070510.jpg
えっと…仕事のスピードが、という話しでした。
先日、ブランドンが“明日から2週間の出張だ”という日の夜、彼の革靴の底が剥がれかかっていることに気付きました。翌日、僕が修理へ出しに行ったのですが、そこで言われたのは「通常でしたら2週間なんですけどね。GWを挟むので、出来上がりは3週間後になります。」 隣のカウンターでも同じことを言われたおじさんが「話しになんねぇよ」、とカウンターを叩いて出ていきましたが、当然僕にはそんなことが出来るはずもなく、お願いしますと言って店を出た後、急いで彼に「そんなのあり!?」とメールしたのでした。
GWも働け。とは言いませんが、靴底を張り合わせるだけのことになんで3週間もかかるんだろ。技術的なことで何かあるとしても、靴1足にこのスピードって一体。スピード社会と言われ、自分もその中で生活していて、だから世の中もそうなんだろうと当然のように思っていましたが、違うんですね。
ボンド買って自分で貼ったほうが良かったんじゃないの、なんて思っちゃいけない。まだまだそんな世の中のようです。
ということで、結論。
「手抜きされたくないなら、もっと時間をください」。(←結局これが言いたかった。)

070510-2.gif


2007年5月 9日 22:05

オシャレ願望はあるのだけれど。

2007:05:09:22:05:30

以前、ダウンタウンの番組で、ハリセンボンの死神みたいと言われていたほうの人が「服を3パターンくらいしか持っていない」という話しをしていました。「服を選んでいるところを店員に見られると、自分が評価されている気がして怖くなる」みたいな理由で服を買えない、という話しをして爆笑をとっていたのですが…、すごいわかります、その気持ち。僕もダメ。店員がこっちを見てるだけで緊張するし、近寄って来ようものなら逃げて出てきてしまいます。

070509-1.jpg僕はメンズ・ノンノ創刊世代なので、基本的にオシャレには興味があるんです。服にずいぶんお金をかけていた頃も確かにありました。(今となってはあれが本当に似合ってたかどうかはわかりませんが。) でも、思えばその頃から店員がすぐ近づいてくる店は苦手だったかな。全然好みではない服をすすめられて、えっ?これ買わなきゃダメ?僕はこっちが欲しいんだけどこれはダサイの?うわっセンス無いんだやっぱり…、と一人で空回りしたりして(苦笑)。有名なブランド店ならなおさら。かなり背伸びしてる自分を見透かされている気がして、恥ずかしいというか、怖いというか。
070509-2.jpgということで、随分いい時代になりましたよ、ネット通販。だからと言ってポンポン買うわけではないですが、服選びの敷居は随分低くなりました。今日も一着届きまして(笑)。なんてことない白いポロシャツ。それくらい店で買えよって感じですが、余計なストレスを増やしたくない僕の生活には、このスタイルがピッタリのようです。
---
※ブランドンにはこの感覚が理解できないみたいですね。「サイズがあわなかったらどうすんの?」「色が思っていたのと違ったらどうすんの??」「似合わなかったらどうすんの???」 まぁね、実際にこれは失敗だなぁと思うことも無くは無いのだけど、誰のせいってそれは自分のせいだからいいのだよ。
なんちゃってー。ホントは密かに後悔してたりもするのだけど(苦笑)。
それよりも、散々試着して何も買わずに店から出てくるキミのほうが僕には理解できないのさ。勇気あるなぁ。

2007年5月 7日 19:47

GW明けの熱い余韻。

2007:05:07:19:47:25
070507.jpg
北国は、今が桜の見頃。東京の喧騒から離れ、春色に癒されて帰ってきました。というのは嘘。あちらは、桜と同時に花粉もまだまだ絶好調。しかも気温はまだまだ低く、東京と同じ格好で帰ったものだから完全に風邪をひき、高熱にうなされながら戻って来ました。このblogでは絶対に体調が悪いなんて話しはしない。そう誓ったはずでしたが、オープン1ヶ月にして陥落です。
病院に行ってきたら、ただの風邪だって。でもブランドンごめんね~、夕食の準備、今日は出来そうにないよ(熱)。
皆さんも、季節の変わり目には体調にご注意ください。(説得力ないか。)
2007年5月 6日 23:07

わかる人にだけ。

2007:05:06:23:07:55

070506.jpg「ハリーさんのグリーンは、優しい感じがして大好きなんです」と言ってくれるディレクターさんは、ほとんどが女性。エコっぽい案件や、“人に優しい”といったテーマの仕事をわざわざ探して持ってきてくれます。一方、「ハリー・グリーンは封印して。“稼げます!”って感じを全面に出したいから、ガツーーーンとした金赤で。下品なくらいでいいよ」と言うのは、ほとんどが男のディレクター。しかも「文字デカめで頼む」というオマケつき。僕の生活は、こんな両極端な方々に支えられています。
で、GW最終日の今日、今まさに僕の目の前にあるのは下品なほうの仕事。あらかじめ「連休明けは7日から仕事します」って言ってあるのに、なんで「6日中でよろしく」ってメール送りつけてくんのさ?バカヤロウ。

シアワセは、歩いて来ない。
だけど近くにあるんだよ。
ハリーのしっぽ Author:ハリー
だいたいを家の中で過ごす在宅ワーカー。都内在住の40歳。ゲイ・パートナーのブランドン(外国人/ヨーロッパ圏)との生活は、気付けば14年目に突入。地味に静かに暮らしています。

Chibi-log

2010年8月 8日 23:58

Suicaでチャージ。


夏の水分補給にと、2Lのスイカを買ってきた。いざ切ってみるとこれ、思っていた以上に大きくて。これだけで腹一杯になりそうだな。
ミネラルたっぷり!はいいけれど、今夜、何度トイレに起きることになるんだろう。週の頭から、いきなり寝不足の予感である。

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愛は人にも、地球にも。

まずは、出来ることから。



↓あの曲がなんでこんなアレンジに!?と毎週流れるテーマ曲目当てに見てたわけだけど、もしかしてあれ、実は面白かったんじゃないか?と今にして思うドラマ。DVDになってないのね。そうなると、ますますもう一度見たくなる。若かったなぁ、メロリンQ。

幕末高校生(1993)

Twilight In Upper West(T-SQUARE)

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