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2007年6月29日 12:53

お金とトラウマ。

2007:06:29:12:53:37

僕の実家はちょっと変わった商売をしているので、いろいろワケありの人たちが出入りすることが多い。殺人課の刑事さんたちとは家族ぐるみの付き合いで、街で車の中から「坊ちゃん!」と声をかけてくるのはヤクザ屋さん。ま、この「坊ちゃん」には決して御曹司的な意味はなく、単に男の子だからという理由からなのだけれど。


こんな環境の中で、僕はお金にまつわる様々な場面を見てきたんですね。昨日お茶飲みにうちへ立ち寄った社長さんが、今日にはクルマの中で排ガス自殺していたり、借金を全部残して夜逃げした人が、ナゼか今ではもの凄くいい暮らしをしていたり、70歳近くでホームレス暮らしをしながら、今でも一攫千金を夢見ている人がいたり。だから、と言っていいと思うんだけど、僕はお金に対してとても拒否反応があるんです。生活するためには必要なものだし、自由に使えるお金がたくさんあればそれはそれでいいなぁとも思うけど、出来れば関わりたくないし、そういう話しもしたくない。


なのに。こんな僕がフリーランスで仕事をしてるってのは、どういうことなんだろう(苦笑)。自分の仕事に値段をつけて、交渉し、成立させ、請求しなくてはいけない。これ、全部苦手。だから、なるべく新規の仕事は受けないようにしている全然ダメな個人事業主なんです。面白いなぁと思うのは、お金の話しになるとその人の性格が出るということ。僕の見積もりに対し、「それじゃ全然安すぎ!もっと請求して」と言う人がいれば、安いのをいいことにどんどん発注してくる人もいます。どっちがいいとか悪いとかではないんですけどね。全体のバランスで考える人、真っ先に自分の取り分を考える人、あまり何も考えてない人、いろんな人がいるなぁと思って。

070629.jpgということで、本日は月末最終日。いつものようにギリギリで請求書の処理を終えて、ホッと一安心しながらこれを書いてます。(いつもギリギリですみません。今、バイク便で出しましたんで。) なんか途中で面倒くさくなっちゃって、「これ今月請求しなきゃダメなの?」とメールしたら、即効電話で「ダメ!」と返事が。べつにこっちは「いらない」って言ってんだからそれでいいじゃん、と思うのだけど、世の中そういうわけにもいかないみたいですね。へんなの。


【トラウマの裏事情】

テレビを見ている時、「キミは本当にいい息子だよね」と突然ブランドンが言い出しました。普段からテレビを見ているようで実は違うことを考えていることが多い人なのだけど、お笑い番組を見ながらいきなり何よそれ?


この冒頭のほうで「お金にまつわる様々な場面を見てきた」と書きました。不渡り、自己破産、夜逃げ、自殺。実は、そんな人たちのお陰で僕の父は何億円(!)という負債を抱えることになったのでした。それを初めて知ったのは、僕が中学校に上がった頃。でも、父はそんな素振りを一切見せず、どこの家庭とも全く変わらない普通の生活を守り、何不自由を感じることも無く、学校もちゃんと出してくれたんです。まぁちょっと変わった人だけど、僕はとても感謝しています。大人になって、僕も返済を手伝うようになって、最近やっとゴールが見えてきたところ。それを思い出して、ブランドンのあの言葉が出てきたようです。何より、何億円っていう額もすごいけど、それをそろそろ完済する父のパワーはもっとすごい。絶対真似出来ないな(汗)。


今年のGWに帰省した時、父に聞いてみたんです。「なんで死ななかったの?」って。まぁ、ちょっとあんまりな聞き方でしたが(苦笑)。返ってきた言葉は、「だって、お母さんや息子がいるからね」。偉ぁ~い!とか言って気持ちを隠してしまったけど、本当は。
泣きそうでした。嬉しいとか感謝とかともちょっと違う、どう表現したらいいかわからない感情。と同時に、家族というものを改めて感じ、考えた瞬間でもありました。


僕らゲイは、「家族」という形態を持ちづらい。
それは法律上のことだけではなく、実質的な面においても。
一緒に住むことは出来るけど、どこまで「家族」になれるんだろう。
愛情とか欲求とかを飛び越えて、どれだけ相手を思いやれるんだろう。
そして今、なんで僕はこんなこと言ってんだろう?お金の話しだったのに。


実家の土地の名義を、そろそろ僕の名前に変えようかという話しが出てきてる今日この頃。70歳近くになり、父は父なりにいろいろ考えているらしい。僕もいろいろ覚悟が必要な歳になってきたということなのかな。

シアワセは、歩いて来ない。
だけど近くにあるんだよ。
ハリーのしっぽ Author:ハリー
だいたいを家の中で過ごす在宅ワーカー。都内在住の40歳。ゲイ・パートナーのブランドン(外国人/ヨーロッパ圏)との生活は、気付けば14年目に突入。地味に静かに暮らしています。

Chibi-log

2010年7月26日 18:51

どっちが先に着くか競走だ。


ちょっと気温が下がったら出かけましょう、ってのが甘かったか、よく行く鰻屋の前には長蛇の列。聞こえてくる「あと10個!」「あと9個!」の声にハラハラしたけれど、ギリギリでラスト2個を買えたのは小さなラッキーだよね。
あの人は…そろそろ帰りの電車に乗った頃だろうか?鰻が好きな誰かさんのため、チャリンコ飛ばして帰ろうぞ。待ってろベイベー。

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↓あの曲がなんでこんなアレンジに!?と毎週流れるテーマ曲目当てに見てたわけだけど、もしかしてあれ、実は面白かったんじゃないか?と今にして思うドラマ。DVDになってないのね。そうなると、ますますもう一度見たくなる。若かったなぁ、メロリンQ。

幕末高校生(1993)

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