ハリーのしっぽ >
●無茶な〆切りだったり、理解に苦しむ企画内容だったり。仕事をする上で「ストレス」と感じるものは多々あるのだけど、その最たるものはきっと「相手の言いたいことがよくわからない」とか「その言い方はどうよ」っていう、わりとレベルの低いことなんだろうと思うわけで。初回の打ち合わせは対面で行うようにしているけど、その後はもっぱらメールと電話。お互いの顔が見えないところで巻き起こる奇妙な会話が、僕を困らせ惑わせイライラさせるんです。
ってことで、文章に書いちゃえば自分の中で笑い話に出来ちゃうかも、と思い、これから時々書いてみることにしました。タイトルは「日本語でお願いします」。今後、このタイトルが出てきたら「あぁ愚痴こぼしね」と思って読み流してください。実はこの数週間、この人との奇怪な会話に振り回されっぱなしでした。
◎「丁寧なのか、何なのか」。
●今回初めて仕事をすることになった、年齢不詳の女性ディレクターさん。企画書美人というか、その内容は大変立派なのだけど、実は本人には完成型のイメージが全くない。「あとはよろしくお願いしますぅ」と全部丸投げするわりに、完成したものにはガンガン修正を入れてくる「たたき台が無いと何も出来ないタイプ」。こういうディレクター、最近やけに多い。
夕方、電話が鳴る。
「もしもしぃ、あっ、ハリーさんですかぁ♪佐久間ですぅお世話になっておりますぅ、今お時間よろしかったでしょうかぁ?」
最近はこの声を聞いただけでウンザリする状況。
「あのぉ、先ほど修正内容をFAXで送ってしまったんですけど、よろしかったでしょうかぁ?」
まず、これがよくわからない。必要なFAXなら送ってもらわないことには仕事にならないし、それより送ることに何か引っかかることでもあるのなら、送る前に確認したらどうだろう。しかもその内容ときたら、A4用紙1枚にレンズでも必要なほどこまかい文字でギッシリ。おまけに「そんなの聞いてないよ!」「いきなりそんなこと言うな!」「最初にそれを言え!」って文句のひとつも言いたくなるような内容のオンパレードで、あぁまたこれで2、3日潰れるのかぁ、とゲンナリしてしまう。
無駄にバカ丁寧な会話のおかげで、他の人の数倍も時間がかかる。それもやっと終わりかけ、最後に「これ、いつまでですか?」の問いに答えた彼女の言葉がこれです。
「今すぐやってください」
…もしもし?
こういうことこそ丁寧にお願いするところじゃないんだろうか?と思う僕は間違っているんだろうか?
動悸と眩暈と息切れで、受話器を落としそうになりながら僕は思う。
「日本語でお願いします」。
●僕には絶対音感があります。
って話しをすると、「じゃあこれは何の音?」とか言われて箸で茶碗をチーンと叩いたりする人が多いのだけど、僕は迷わず「それは“ソ”の音だね」とか答えます。いいんです。誰もそれが本当に正しいのかなんてわかんないし、きっと正しいから。
で、普段の生活音も音階で聞こえるんですね。近所の踏み切りのカーンカーンカーンは「ラー、ラー、ラー」、ドアチャイムのピンポーンは「ミー、ドー」っていう感じで。これはきっと、母親による胎教と、子供の頃からの音楽教育の賜物です。
…と、この話題が、これから書く話の中で自分にどう有利に働くのかわからないけど、とりあえず「僕は耳がいい」ということを前置きとして書き進めます。
例えば、「W」という文字。僕の中では「だぶる」だったり「だぶりゅ」だったりする一方で、彼の発音だと「だぶる・ゆー」としか聞こえないんです。物凄い種類がある紅茶屋へ買いに行った時、あれ?なんて名前のお茶だったけ?と思い彼に電話するわけですが、スペルを確認しあうと
ブ 「そう、W(だぶる・ゆー)」
と微妙に食い違う。このたった一文字のために探すものも探せず、店内を右往左往しなくてはいけなくなるから困ります。
●テレビを見ている時、彼が突然言った一言。
「朝にカニの味噌汁だね」。
…ウィンブルドンの試合を見ながら何でそんなこと言い出すのかわかんないんだけど…、カニなんか無いでしょ?という僕の言葉に、キョトンとするブランドン。そしてお互いに目をあわせたまま、しばし沈黙。
なにかおかしい。ねぇ、もう一回言ってくれる? せーの、
ブ 「正に神のみぞ知るだね」
やっぱり絶対に彼の発音のほうが悪いんだと思う。だって、これ、日本語だし。僕、日本人だし。良かった!これ書いて。 書いてるうちになんだか自信が湧いてきた。今晩帰ってきたら、まず絶対音感の説明から始めないと!
えーっと、なになに?Wikipediaによると絶対音感っていうのは、
あれ?
そうなの?
それじゃあ…、とりあえずこの話は無かったってことで。
ちなみに、今日のまるで文字化けのようなタイトルは、清水ミチコの「放送特別音楽講」(言葉を音符にしてみるというネタ)より引用しました。
「ソミ!?ドレレレミラ?ソララッラーラシラーソソソソ」。
「何!?お呼びでない?そりゃまったー失礼しました」。
お後がよろしいようで。
●あれは何年前のことだったか。ちょっと離れたテーブルに座ったのは、「俺たち私たち、安比にスキー旅行に来た東京人だけど、新幹線までまだ時間があるのでガイドブックに載ってたここへ来ましたー」風の5、6人の大学生集団。まわりの客の迷惑など考えるはずも無く、大学生にありがちな無駄に高いテンションをさらにエスカレートさせて騒いでいる。そして、よくわからずに注文したらしいそれを食べて、大声で一言。
「輪ゴム食ってるみてぇだなぁ」。
僕が店の店主なら、迷わず外へつまみ出してるところでした。

●彼らが食べていたのは、盛岡冷麺。普通の焼肉屋さんで食べる冷麺とは見た目も食感も明らかに違う、岩手の名産品であります。盛岡冷麺にはそば粉が入っていないので、普通の冷麺と比べて麺の色は白っぽく、弾力がある力強いコシはまるで輪ゴムのよう。あれっ?えっと…、驚くほどの歯ごたえです。
●帰省最終日、夕方の新幹線まで時間があったので、久しぶりに盛岡の街をぶらつきました。この街は、なんかいい。僕の実家みたいに田舎じゃないし、杜の都・仙台ほど都会でもなく、でもいろいろなものがコンパクトにまとまっていて。昔は本屋の正面が本屋だったり、駅の中も一体どうなってんだかわかんないような間抜けなところもあったんですけどね(苦笑)、それも近年ずいぶん解消されたみたいです。
●で、盛岡に来たらココだよね、と必ず行くのが焼肉屋「食道園」です。冒頭の大学生が騒いでいたというのも、この店での話し。たぶんガイドブックとかにも載ってるんでしょう、なんと言ってもこの店は盛岡冷麺本家本元、発祥の店ですから。もちろん盛岡には盛岡冷麺を出すお店は他にもたくさんあるんですが、食道園の冷麺は、僕とブランドン公認の盛岡冷麺。ここが一番!だと思って毎回食べに来ています。昼時に来ようものなら行列になっていることもあって、さらによく見ると、地元の人の中には盛岡冷麺だけを食べに来る人も少なくないんです。ここ、焼肉屋なのに。あれはきっとラーメン感覚なのかなぁ、面白い食文化だなぁと思ってしまいます。
●面白いと言えば。焼肉をオーダーすると「卵はどうします?」って聞かれるんですね。これは、溶いた卵に焼肉をつけて、すき焼きみたいにして食べますか?ってことなんです。これは今までこの店でしか体験したことが無い食べ方なのだけど、やっぱり珍しいんでしょうか。やってみると美味しいんですよ、味や食感がすごくまろやかになって。
●帰りの駅のホーム。待っている間はまだ旅人なのだけど、新幹線に乗ってしまうと、自然とスイッチが東京モードに切り替わります。いつの間にか眠ってしまったブランドンの寝顔を見ながら、また始まる2人の生活を想ったりして。…ま、差し迫ったところで言うと、「今晩、何食べよっかなぁ」とか?(笑)。新幹線って、現実に引き戻してくれるのにちょうどいいスピードで走っているようです。
●昨日までの愚図ついていた空が、嘘のように晴れ渡った帰省4日目。明日はもう東京へ戻るから、せっかくだしいろいろ動こうよ。と、本日は山男、海男。
なんてね、山も海もすぐそこだから、結局いつもの散歩の延長って感じだね。

●ここは自然が豊富、と言うより、もはや自然しか無いところになってしまいました。典型的な過疎の町です。小学校低学年の頃から始まった転校ラッシュは、いつも出ていくだけの片道切符。産業は廃れ、若者も離れ、年金暮らしと、この垢抜けない自然だけが残りました。僕が通った幼稚園、小学校、中学校は、統廃合されてもう無いんです。近々高校までもが無くなるらしくて、これには自分の足跡が残っていない淋しさを感じてしまいます。
市街を歩いても、そこは見事なシャッター通りで。「ここはね、すごく美味しい食堂だったんだよ」「ここに好きなおもちゃ屋さんがあってさ」ってブランドンに教えたところで、全部シャッターが下りてるからピンとこないみたい。そりゃそうだよね、僕の記憶だってだんだん曖昧になってきてるもん。
なんでこんなことになっちゃったかなぁ。
●だいたいね、無投票で再選した市長が、アル中で入院してるような市政じゃ全然ダメよ(苦笑)。青年会って言ったってオッサンばっかりで、祭りのひとつも盛り上げられない。もう思うところが多々あって、こういう話しを始めたら止まらない僕にブランドンは「キミが市長になったほうがいいよね」と言います。ありがとう。政策ならいろいろあるよ。でもね、残念ながら僕には資金も人脈も人徳も無いので、無理なんです(笑)。●恐らく僕は、ここへは帰ってこれない。仕事も無く、文化も娯楽も希望も無い。それに僕には、ブランドンとの大切な将来がある。でも父も母も東京には絶対出てきたくないってタイプだし、さてさてどうしたものか。ってことを考えてる風な写真を撮ってくれない?とお願いして撮ってもらったのを載せてみました。ガチムチでもないのに頑張って着てみたラグジャが、大きな哀しみを誘います。絶対着ることは無いと思って持ってきた、唯一の長袖でした。
それにしても、なんでだろう、今回ほど海が寂しく見えたことは無かったなぁ。

●その昔、ここは「鮭の町」と言われたところ。海へ出た鮭が川に戻ってくるように、僕も時々ここの水が恋しくて戻ってくる。きっとこれからも、そんなことを何度も繰り返しながら、答えの出ないことをグルグル考え続けるんだろうな。
うん、そんな気がする。
●帰省3日目も降ったり止んだりの空模様。でも母は、外に出たくてウズウズしています。いつも一人で買い物をしている母にとって、お供を2人従えて行く買い物は格別なものらしい。「ほらっ、準備しなさいよ」と急かす母にとって僕は、ずーっと子供のままのイメージなんだろうなぁ。なんてことを考えながら靴を履いていました。
●普通、スーパーって入り口からレジまでグルっとまわる導線があって、それに従いながら順に買い物を進めていくものですよね?スーパー側にしてもそれを想定した陳列にしているはずなんだけど、母の場合、思いついたものから買うので導線なんて100%無視。入ってすぐ「牛乳買わなくっちゃ」と一番遠いところまでズンズン進み、その後すぐ入り口前の野菜コーナーに戻って来たり、とスーパーを横断縦断右往左往で大変なんです。ま、こうなるとお供が2人だろうが1人だろうが関係無くなるようなので、後はブランドンに任せて、僕は本屋に行ったりするわけです。いいんです、一人っ子は勝手な生き物だから。
そうそう、彼はバスケット部のキャプテンだった人だ。クラスは違ったし、話したこと無いし、別に興味も無かったし、もっと言うと向こうだって僕のこと知らないだろうし。でも彼はキャーキャー言われて部の花形選手だったよなぁ。だったよなぁ…。よなぁ…って何だあの変わり様は!?眼鏡かけててもいいよ、肌が荒れててもまぁいいよ、ご立派なメタボ体型もこの際許そう(ついでにこの上から目線も許して)、でも、その老け込み具合は一体どうした?
●歳相応に年齢を重ねていけたらいいなぁ、とは常々思っていることだけど、彼はそれにはどう頑張っても当てはまりません。なんだか本当に「疲れてる」とか「くたびれてる」とか、何の覇気も精彩も無いおじさんになっていたんです。お母さんらしき人と帰っていきました。背中を丸めて歩くその後姿がまた物悲しくて。
何があったんだろう。それとも何も無かったのか。わからないけど、いくら何でもという変わり様に唖然としてしまいました。それとも、世の37歳って、あんなもんなの?もしかして僕もそうなの??うわぁ…。
ボーっと考えていたら、向こうに袋を持ったブランドンと母。あらっ、もう買い物は終わったのね。と近づいていくと
あのねぇ、昨日も言いましたけどね、
あなたの息子さん、今年で37歳ですよ。
子供なんだかおっさんなんだか、そろそろはっきりさせたいものです。
今日のタイトル、わかりづらかったでしょうか。ま、いいよね(苦笑)。
●その日の夕方。散歩の途中で買った本を見て、もう興奮しきりです。
犬の本であります。ちょっと買いすぎでしょうか。
実家に帰ってまで犬が欲しい犬が欲しいと騒いでいたわけですが、実はブランドンとの間ではなんとなく「これか、これだよね」と犬種を絞り込んでいて、もっと言うと、すでに名前まで決まってたりします(苦笑)。母親には「エサ代とかどうすんの!」「散歩とか大変でしょ!」「だいたいあんた達の部屋はペットはダメなんでしょ!」とやめなさい口調で諭されます。
一応言っときますけど、あなたの息子さん、今年で37歳ですよ。
ま、現実を見れば、母の言うことはいちいち正しい。ちょっとでも夢を見たい僕としては、救いを求めるように父親に「犬っていいよねー」と言ったのですが、やはり父もいい顔をしません。あれ?おかしいなぁ、動物は好きなはずなのに。
●僕がまだ小さい頃、うちには犬がいたそうです。「コロ!」ワン!「マーブル(チョコ)買ってきたよ!」ワンワン!と、まるで話しをしているような録音テープが残っているほど僕らは仲良しだったらしいのだけど、僕にはまったくその記憶がなくて、写真を見ても何一つ思い出せません。父も心底可愛がっていたらしのですが。それ故にコロとの死別は相当ショックだったとかで、今でも犬は飼う気になれないんだそうです。なるほどね。それ聞いちゃうと...ちょっと考えてしまう感じ。
●そういえば、本を見ていて気になったことがあって。犬種の性格を読んでいると「この種類はお留守番が苦手なので、小さい頃からの訓練が必要です」とあるのですが、訓練すれば犬は...どうなるもの?留守番好きになるのか、それとも仕方なく留守番するようになるのか。なーんか後者だったら微妙だなぁ。可哀想なことしてる罪悪感に苛まれそう。いいよいいよ、お留守番してるから買い物に行ってきて♪って言ってくれるワンちゃんと、劇的な出逢いをしたいなと思う今日この頃です。って、いるのか?
あのお婆ちゃんとこの?よくみんなで散歩させてたもんね。お婆ちゃん春に亡くなったって言ってたけど、今は誰が散歩させてんの?
「一人でよ」。
だから一人って誰?
「だから(怒)、ワンちゃんが一人で散歩してんのよ」
はぁ!?
聞けば、時間になると家族はワンちゃんを放し、ワンちゃんはいつものコースを一人で鈴を鳴らしながら歩いているらしい。母が後ろから見ていると、気配に気付いて後ろを振り返るのだけど、またプイっと前を向いて歩き始めるのだとか。
「あの姿を見るとねぇ、なんだか涙が出そうになるのよ」。
残念ながら僕は見ることが出来なかったけど、話しを聞いてるだけでグッときてしまいました。でも、待てよ?本当は一人で散歩するほうが気ままでいいな♪とか思ってたりして。本当のところはどうなのか。わかんないけど、やっぱり犬っていいよね?お父さん!
「勝手に散歩はいいけど、家の前にフンとかされたら迷惑だよなぁ。」
...もういい。この話し、お終い。
●台風が近づき、だんだんと雨足も強くなってきた帰省2日目。普段であれば、こんな天気なら中でゴロゴロするところなんですけど。食べ過ぎて苦しいので「ちょっと歩こうか」ってことになり、ブランドンと2人で雨の散歩となりました。最初はいつものように川沿いを歩いていたのだけど、本当はどうしても気になっている場所があって。どこってそこ、お墓なんですけどね。
●こんな雨降りなので、もちろんお墓掃除は諦めました。気になっていたのはうちのお墓ではなくて、うちよりもっと上のほうにある、知らない人のお墓。白く塗られた角材で簡単に組まれた十字架のお墓が2つ、見晴らしのいい丘にあるんです。十字架には英語で名前が書いてあって、でも行くたびにその名前も薄くなっていて。誰かがお参りしている形跡も無く、周囲は葉が落ち、腐り、土になり、また葉が落ち、を繰り返しているだけの、なんだか寂しい風景です。子供の頃、それが外国人のお墓であることは理解していて、でも外国人なんて見たことが無いので「草刈正雄が金髪になったような人」を勝手にイメージしていました(苦笑)。その人が本当はどういう人で、なぜそこに眠っているのか、全くわかりません。ただ、どんなに天気がいい日でも、こんな雨降りの日でも、寂しそうに海を向いているそのお墓は、時々思い出したように僕の記憶に現れるんです。
●でも、なんでだろう?いくら探しても、そのお墓が見つかりません。
確かここだったはずだけど…という場所には、見たことの無い小さな八角堂があるだけでした。場所、変わっちゃったのかな。それとも自分の国に帰ることが出来たんだろうか。
ふと振り返ってみると、いつもは見えるはずの海も、雨で霞んでよくわからない。ボーっと眺めていると、一瞬、なんだか自分の視線ではないような感覚で景色が見え、ハっとしました。今のは…なんだ?ちょっと気持ちが入りすぎたかな。写真を撮ろうと携帯をのぞく目がなぜか潤んでいた、不思議な午後でした。

●家へ戻り、あのお墓無くなっちゃったのかなーと聞いたら、「あぁ、あれ?いつだったかしら、供養する人が居ない人たちのお墓を1つの供養塔みたいなのにまとめる、って新聞に出てたわよ」と母。あ、じゃあ、あの八角堂がそうだったんだ。そっかぁ、まだ居たんだぁ。
どうしてそんなにあのお墓が気になるのか「よくわからないわね」という表情で、母は僕を見ていました。
●「渋谷NHK前は、すでに24度あります!」。
朝の天気予報で橋詰さんが言っている…、やっぱり今日も暑いんだよね。
13日の朝。帰省するにあたり何を着ていったらいいか迷っていた僕らは、結局「長袖着て来なさいよ」という母親の言葉に反旗をひるがえし、半袖を着ることにしたのでした。だって、僕の母はテレビで「1人軽症」というニュースを見て、それを父親に伝える頃には「100人死亡だってよ!」って話しになってるくらい大袈裟な人。こんな調子で何度も騙されてきたんですから。
●新幹線を降りて、一言。暑い!
岩手県。東京ほど湿気が無く、カラっとしているぶん陽射しが直接突き刺さってくる感じです。もちろん気温は高い。というか、いくらなんでも暑すぎる。在来線の到着を待っている短い時間で、なんだか肌も焼けそうな勢いでした。ほら、やっぱりね。帰ったらきっと「台風が近づいてるとこういう天気になるのよ!」とか適当なこと言ってごまかすから見てて。なんて2人でヒヒヒと笑いながら在来線へ乗車。乗ること約2時間。これじゃぁ海外に行ったほうが早いよね、とこの何年もの間に何度となく繰り返してきた会話を蒸し返し、どこまで行っても山、山、山、の景色に、2人ともいつのもまにか寝入っていました。
●在来線を降りて、一言。寒い!
なんだこの寒さは!?全然大袈裟ではなくて、本当に寒いんです。鳥肌がたって、全身縮み上がったほどなんです。しかも霧雨で霞んでるし、駅の待合所ではス、ストーブ!?。うわぁ…いくらなんでも寒すぎる。
半袖着て馬鹿じゃねーの?って顔で見られてるよ…ハハハ…。
はりきって半パンとか持ってきちゃったね…ヘヘヘ…。
恐るべし日本列島、こんなにも天気って違うものでした。家に帰り、母親が呆れながら「あれほど言ったのに!」と雷を落としたのは言うまでもなく、東京から帰ってきた2人は初日にしてバカ確定。ま、ある意味お約束通りの展開だったかもしれないけど。
それって、東京の最低気温以下ってこと?…ここはどこなんだ一体。
毛布出しておいたからね、という母の言葉に、ただただ頭を下げるしかない帰省初日の夜でした。それにしても、寒すぎる。
●また、テレビで「水が無いので、赤ちゃんのミルクが作れない」と途方に暮れている若い父親の様子を見ました。それは僕の口からは絶対に出てくるはずもないセリフで、そのこと自体幸せなことなのか不幸なことなのかわからないし、もっと言うと自分の幸・不幸は今はどちらでもいいことなのだけど、…ん~、何が言いたいかというと、水が必要とか、体育館では情報が入らないからラジオでもあれば良かったとか、実際に被害にあわれた方の声をテレビで聞いて、それを聞き流してるようでは何の教訓も残らないよね、ってことを考えたわけです。恐らく「これだけ準備すれば合格!」というボーダーはあって無いようなものだけど、例えばいつも飲んでいる薬があるのなら常に持ち歩く、とか、安否を知らせる連絡網をはっきりさせておく、とか、自分レベルで必要なことを整理したほうがいいんだろうなぁ、という気がしています。
なぜか「一人暮らしの若者が被害にあって、どう困っているか?」という姿はまったく報道されません。こと地方出身者の多い都市部においてはその点が盲点になるわけで、新聞なりテレビなり、「水!トイレ!」と何度も同じコメントをとって満足していないで、もっと視野を拡げて報道し、若者の災害に対する意識の啓蒙につなげるくらいのことしてみろ、と言いたい。
ま、僕は若者でも一人暮らしでもないのだけれど。
実際に動くかどうかは別にしても、これを読んだ若い人にとって「ちょっと考えるタイミング」になってくれたらうれしいなと思います。僕自身は…、最低限、本当に困っている人から水を奪うことにならないよう、出来る準備はちゃんとしておこうと思ったのでありました。
とり急ぎアップ。さっき帰ってきました。

●新幹線の切符を買ってきました。急な話し、ってことでもないのだけど、明日からちょっと田舎に帰ってきます。本当はブランドンと2人で旅行へ行くはずでしたが、もー話すのもバカバカしい理由でその予定も無くなってしまいました。かと言って、彼もすでに有給を申請して5連休にしてしまったし、5日間、ジメジメした東京で2人でボーっとしてると頭からキノコでも生えてきそうだし、じゃあ帰ろっか?ってことで。いつもはお盆休みに帰るんですけどね、ちょっと早めに帰ることにしました。
●お盆に帰る時、いつもお墓の掃除をしてくるんです。ご先祖供養というよりは、親孝行。田舎の墓地って、山の斜面にブゥワァア~っとひろがってるんですね。山の上から見下ろす太平洋はいかにも「田舎の海」って感じで大好きです。でも、父にとっては歳を重ねるにつれ斜面がだんだんキツくなってきたみたいで、結構ツラそう。水を汲むにも水道は下のほうだし、汲んで持って上がるのもまた大変です。やっぱりね、こういう時こそ立ち上がらないといかんのですよ。一人っ子は。
●気を取り直して。
明日帰るから、と母親へ電話したんです。ねぇ帰ったらお墓の掃除しようと思ってんだけど?と、なんて良く出来た一人息子なんだろう風の口調で言ったら、
お墓掃除がどうしたと言うより、「僕を一番バカだと思っているのは実の母親である」ということだけがハッキリした会話でした。また一歩、母親と近づけた気がします。えー?でも何?そんなに梅雨空なわけ?お墓掃除にも行けず、雨で出歩くことも出来ず。じゃあ一体何しに帰るんだろう。結局あっちでもキノコ生やすことになるみたい。
あー、ホントは北海道に行くはずだったのに(涙)。
ってことで、ひょんな流れで帰省することとなり、しばらくブログはお休みします。東京へ戻ってくるのは来週火曜日。
それまで皆さん、良い週末と明けて月曜と火曜を!
●PCで見た場合、このブログには左下に地味にアクセス・カウンターが設置してあるんですけどね。あまり気付く方もいらっしゃらないのではないでしょうか、本人もすっかり忘れていたくらいですし。
実はこれ、途中で何度かゼロに戻したり、無駄にグルグル回らないよう設定を変えたりしているため正確な数字ではない「なんちゃってカウンター」だったりします。それでも、今これを書いている時点で「6182」。ランキング等に参加しているわけではないのだけれど(今後も無いです)、それでもこれだけの方が読んでくださったり通り過ぎて行かれたりしているのですから、不思議な感じですね。
でも、じゃあ正確なところはどうなんだ?ということで今回、初めてサーバーが用意しているアクセスログを見てみたところ...、なんだかよくわかんないことが色々発覚しましたので、順に整理していきたいと思います。
●KBytes/Visits/Pages/Files/Hitsという項目がありました。(画像は今朝5時集計ぶんだそうです。) が、アクセス・カウンターに近しい数字が全く見当たらず、結局何がどうでどうなんだ?って感じです。これらの数字を見て、皆さんは何をどう役立てていらっしゃるのでしょうか。ただ一つ「確実に読んでくださっている方がいる」ということだけはわかりました。いくら何でも随分アクセス・カウンターとの誤差がありすぎるんじゃないか?という疑問以上に、思いがけず上がっているアクセス数に...ちょっと緊張してきました。だ、大丈夫でしょうか。
【携帯電話でのアクセス】
●想定外のことでした。携帯電話って、通話とメールと時々カメラを使う程度であまり考えたことが無かったのですが、携帯電話でアクセスしてくださる方が思いのほかいらっしゃるようです。ただブログの開設当初に一度だけ試したことがあるのですが、GBr mobile経由ですと画像が見れないようです。なるべく画像が無くてもわかるように書いているつもりですが、もしも携帯電話で画像もご覧になりたいという場合は直接TOP画面(http://halley.jp)にアクセスしてください。※携帯電話でTOP画面にアクセスすると、携帯電話用の表示に切り替わるようにしています。
またPCで見た場合、画面左側にQRコードを用意しましたのでご利用いただければと思います。なんちゃってー。本当に使う人なんていないと思うんだけどね、ちょっとはブログっぽいことしなくちゃと思い設置してみました。どうでしょうか。
【ハリーのしっぽ】
●この言葉で検索して辿りつく方もかなりいらっしゃるようで、こればっかりは本当にどうもすみませんという感じです。ゲイの日記なんかじゃなくてハレー彗星について知りたいんだよという方はぜひWikipedia「ハレー彗星」へ。そもそもこのブログはなんでこんな名前なんだ?という方はこちらをご覧ください。一応、ハレー彗星とはギリギリのところで接点があります。
【ブラウザ】
●WindowsのIE6でのみ動作確認をしています。MACユーザーの皆様、Win IE7をご利用の皆様、OperaやFirefox等をご利用の皆様、すみませんが当分動作確認をする予定はありませんのでお許しください(汗)。死ぬほどヒマだったらやってみようかな、というレベルですので、もし表示が崩れていても、その崩れたデザインに慣れちゃったほうが早いと思います。
●てな感じなんですけど。アクセスログ...今後しばらく見る事は無いな(苦笑)。なんだかこれ、気にし始めると面倒くさいことになりそう。そもそも今回見ることにしたのは、仕事でアクセス解析の話しになり「少しは勉強したほうがいいんだろうか?」と思ったのがきっかけだったわけで。(結局「よくわからない」という現実だけが残ってしまいました。)
とにかくですね、いつもパパっと書いてザル校正のままアップしちゃってるブログですし、何言ってんだかよくわからないところは、わからないまま読み流していただいて結構です。そういう場合、言ってる本人も何言ってんだかわかってないことが多いです。
やばいです。
●今一番欲しいものと言えば…ペットでしょうか。正確に言うと「今」ではなく、ずっと前から考えていることなのだけど。仕事で独立を考えていた頃、在宅ワーカー関連の雑誌を漁るように読んでいました。で、「私の仕事環境はこんな感じです!」と誌面に登場している人の横には、必ずと言っていいほど犬なり猫なりが居るんですね。…猫は横には居なかったか。猫は膝の上とかテレビの上とか。 その時は「ずっと家に居るんだから、ペットの世話も出来るんだね」程度に読み流していたのだけど、いざ自分が在宅ワーカーになってその理由がはっきりわかりした。やっぱりね、寂しい時があります。一人でいると。
●癒されたい、というのもあるんだと思う。その場所がどこであろうが、仕事をしているなら大なり小なりストレスは感じるものです。夜、帰って来たブランドンに「今日こんなことがあってすっごいイライラしてんだけど」なんてことを話したりもするけど、彼だって外でいろいろあるわけで、そんな人に僕のイライラの全部を話すのも気の毒と言えば気の毒。だからね、犬でも猫でもいいから(うそ、やっぱり犬)、寝ててもそのへんをウロウロしててもなんでもいいから、仕事してる僕の横で話し相手になってくれないかなぁ、などと思ってしまうんです。
近所でよく見かける(たぶん)ゲイ・カップルさんがいます。2人で仲良く犬の散歩をしている姿を見るたびに、うらやましいね、なんて話しをしている僕ら。本当はね、ブランドンだってペットを飼いたいと思ってるんです。
小さい夢なんだけどね。なかなか手が届きません。
これを書いてる途中、お客さんが来ました↑。お前もヒマなのかい?
●「朝の果物は金」と言うけど、夜の果物だって捨てたもんじゃない。
夏の夜。ここ数年はエアコンを使わないようにしていて「エコだよね~」などと言いつつも、暑いものは暑い。そんな時、冷えた果物はまさに砂漠で見つけたオアシスです。朝は朝でどっさり食べてるんですけどね。朝は健康用、夜はスゥイーツってことで。
鉢は?うちに土ある?とそれでバタバタしていたらしいのですが…、とりあえずそれは食べながら考えようよ。暑いから。
●と、これはちょうど2年前の夏の夜の出来事。鉢に植え、今では15cmほどになりました。それとも、まだ15cmなんでしょうか。ここまでになる過程で、葉っぱが枯れては落ち、枯れては落ちを繰り返していて、ワサワサ生い茂るという感じではないのが気になるところです。ま、実家では、母親が10年前にためしに植えてみたアボカドの種が、今やっと腰くらいまで成長しているくらいですからね。この子ものんびり育つのかなぁと思ったりもしているのですけど。
●植物に声をかけるとよく育つ、という話しを耳にしたので、「ルビー、おはよー」などと声をかけています。ルビーのグレープフルーツだったから、名前もルビー。その安易なネーミング以上に、そもそも植物に名前をつけ声をかけていること自体いかがなものかと思うわけですが、「ヘンなの」と笑うブランドンが水をかけながら葉を覗き込んでいる様子もまるで何か話しをしているみたいで、なんだか可笑しかったりします。
→健康って何だ?① 「ブランドン、怒る。」
→健康って何だ?② 「誰のための体なんだろう。」からの続きです。
●「私の作ったご飯で、大切な人が、強くなったり大きくなったりする」。
なんのCMだったか忘れちゃったし、正確な言い回しもこうでは無かったかもしれないけど、随分前に流れていたCMのキャッチコピー。これが、事あるごとに頭に浮かびます。
●2人で「体に気をつけよう」という話しになったのは、今から3年ほど前くらいからです。「太った」という外見上のきっかけもあったけど、それはつまり中身もヤバイんだよね、ってことで。ドンくさい僕も、ウォーキングとか始めちゃったりしました。カロリー計算とか栄養の確認とか、そのへんは「なんちゃってー」レベルの比較的緩いこだわり。でも、ほんのちょっとした心がけで人間の体って変わるんだなぁ、って実感タップリの3年間でした。ブランドンの健康診断の結果も随分変わりましたし。一緒に生活するということには、ある意味「責任」を伴う気がしています。それは相手に対しても、自分に対しても。だから、僕がご飯の仕度をする時には、必ず冒頭の言葉が浮かぶのかもしれません。やっぱり、ブランドンには健康でいてほしい。●ところで。最近、同性カップルの家族観とか健康観とか、もの凄く考えさせられるような衝撃的なブログを読んだことも相まって、ここまで勢いで長々と書き殴ってきました。それで結局何が言いたいかと言うと、「僕もちゃんと健康診断を受けよう」ってことなんです(えっ!散々偉そうなこと言ってそんなオチ!?)。健康診断を受けたなんて、思えばもうかれこれ10年以上昔のこと。朝晩ブランドンと同じものを食べて、そこそこ体も動かすようにしているので、彼の診断結果を見てなんとなく自分も大丈夫そうな気でいたのですが...、やはりちゃんと見てもらわないとね。マイケルがどうしたとか言ってる場合じゃない(汗)。
とても病弱で、何度も死にかけた子供でした。両親や周囲の人に思いっきり迷惑をかけたこと、それをまたブランドンに繰り返すわけにはいかない。
ってことで、今、いろんな病院調べています。検査項目の中に「糞便検査」ってのがある病院があるのですが、これは一体...何をどうする検査なんでしょ?自分の中で何か捨てなくてはいけないような検査だったら、それはそれでちょっと考えてしまうんですけど。
→健康って何だ?① 「ブランドン、怒る。」からの続きです。
●親戚に、ちょっと苦手な伯父さんがいます。正確に言うと"苦手だった"かな。小さい会社の社長さんなのですけどね、超がつくほどの健康オタクで。朝の5時から縄跳びだジョギングだ水泳だと動き始め、体にイイと聞けば何でも取り寄せ飲む、食べる。年に一度の「泊りがけ健康診断」も怠らない。やたらデカい声で「やぁハリーくん、元気だったかね!ガッハッハ」って一体何時代の人だ?って感じだし。ま、そんな健康オタクぶりを他人に強要しないのが唯一の救いですね。「見てるだけで疲れるのよ」と奥さんは苦笑いしていますが。
●最近知ったのだけど、伯父さん、調子を崩して倒れたことがあるらしいんです。社長として人の何倍も仕事をしていたせいで体が悲鳴をあげ、車の運転席で意識を失ったそうで。前方に倒れたおかげ(?)でクラクションが鳴り続け、早いうちに近所の人に助けられたこともあり一命を取り留めたのだとか。その時、病院のベッドの上で考えたのは、自分のことより、自分の周りの人のことだったそうなんですね。今まで家族のために頑張ってきたけど、それで自分が倒れたら、奥さんと2人の娘が路頭に迷ってしまう。それに社員だってそうだ、と。自分一人の体じゃないんだなぁ、って、その時初めて考え、反省して、以降しっかり健康管理をするようになったのだそうです。そこからがもう、健康オタク街道まっしぐら。もともと何事にも一生懸命な人なのでね、一度決めたら誰も止められないほど突っ走ってしまうのは仕方の無いことなのでしょうか(苦笑)。
●無駄に元気なイメージしか無かったので、そんな裏話があったとは驚きでした。でも伯父さん、ちょっと見直しちゃいましたよ。自分のことが大好きな人だとばっかり思っていたから(汗)。多分、程度の差はあれど、家庭の長にはそういう意識があるのかもしれませんね。まぁどうだろう、若い人にはまだ無理かなぁ。
じゃあ、僕らゲイはどうなんだろう。みんなは、どんな感じなんだろう。なーんてこと考えていたところに、昨日のマイケルさんの話しでした。自分の健康を、パートナーとの生活に重ねることなんて全く無さそうな雰囲気です。付き合って2年半というまだラブラブ期間でーすって言っても、2人とも今年で40歳。不摂生な生活を続けて、自分に何かあった時どうするつもりなのか。そういう方向にベクトルが向かないのは、なんでだろう。ゲイだから?そんな理由だったら、ちょっと淋しい。
●ゲイ(に限った話しでもないんだろうけど)が健康を考える時、まず最初に出てくるのが「ジム」だったりしません? いいんですよ、見た目の問題、胸板を厚くしたいとか腹筋割りたいとか脚太くしたいとか。自分磨きは大切。一生懸命な人を見ると尊敬もします。僕も太い脚大好き♪(今関係ないねそれ。) なかなか「血液サラサラにしたい」とか「血糖値を下げたい」とかいう所に意識が向かないのは仕方の無いことかもしれないですけど、でも。
大切な人がいるのなら、その人のためにも健康でいてほしい。
シングルの人なら、これから出来る大切な人のために健康でいてほしい。
これが僕の、勝手な思い。

●このブログでたびたび出てくるドラマ「Queer as folk」。なんだかなぁって感じの展開が多いのだけど、思いがけず丁寧に描かれている部分もあるから憎い。登場人物の1人、ベンって人はHIV+なんですが、健康のためにジムに通う以外にも、しっかり薬を飲み、食事にもかなり気を使ってます。これは、自分のためでもあるし、病気である自分と一緒に生きると言ってくれたパートナーのためでもあります。こうして2人はだんだん「家族」になっていく。見習いたいなぁ。
で、この話し、まだちょっと続きます。
●「もー話しになんないよ!」
えっ?あ、ブランドンお帰り。帰ってくるなり何だ?
「全く話しになんない!全然ダメ!」
だから何よ(苦笑)、健康診断の結果どーだった?
「大丈夫だったよっ(怒)」
...なんだかよくわかんないんだけど、じゃあ何にそんなに怒ってんのさ?
「マイケルだよ!」
えっ...マイケルって、あのマイケル?忘れた頃にその名前だけは出して欲しくなかったけど(汗)。
→マイケルってどこのマイケル?って方はこちらをご覧ください。
ブランドンとは10年一緒にいるけど、怒ってるのを見たのは数えるほど。そんな温厚な人がなぜ怒っていたかをまとめてみると...、
だったら騒ぐな。ということで怒っていたらしい。

放っておけばいいじゃん、と言ってはみたものの、よくよく聞けばマイケルさん、この件に限らず普段の会話も全てがこんな調子らしく、毎日一緒に仕事をしているブランドンにとってはだんだん苦痛になっているみたいで。確かにね、いつもそれじゃ大変だよね。でもちょっと待って、健康診断の話しに戻るけど、
「マイケルさんにはさ、自分が健康じゃないとパトリックさんが心配するかも、って気持ちは無いの?」
無いよ。とブランドン即答。外国人にはそういう意識持ってる人少ないかもね、見てよあれ。と彼が指差したのは、2人で見ていたウィンブルドン中継。その観客席には大量の巨体、巨体、巨体が。あー(汗)、食べたいもの食べて、飲みたいもの飲んで、僕たち私たちすっごい幸せ!って感じの人たちばっかりだもんね。みんな、そんなもんなのかなぁ。
※とは言ったものの、中性脂肪とかコレステロール値って、体型にはあまり関係ないのかな。マイケルさんはかなりの痩せ型なんですが異常値。パートナーのパトリックさんは思いっきりメタボ体型だけど正常値ですって。
...と、なんとここまでが「前振り」。しかも長くなりそうなので、この話、続きます。
●考えてみれば、純子さんとの付き合いはそろそろ18年くらいになります。この純子さん、40歳にして未だ独身。一応嫁入り願望も捨ててはいないようだけど、給料のほとんどをサッカー観戦に費やし(休日は全国行脚)、生活サイクルもめちゃくちゃ。夕方のニュースの1コーナーで取材してほしいくらいの「片付けられない女」でもあり、よほど奇特な男性でもない限り結婚なんて無理だね、というのが周囲の大方の予想だったりするお方です。せっかくね、「純子」なんてキレイな名前なのに。
あれ、そうだったっけ?年長者イジリは昔からだったのね(汗)。
●そんな彼女の口癖は、「大丈夫」。これがかなりのくせ者で。口癖と言うか、もう彼女の生き方そのものですね。週刊雑誌を制作する場合、〆切りはかなり厳しいんです。昔は僕も、彼女たちと一緒にそんな〆切りと闘っていたのだけど、この純子さんという人は入稿遅れの常習犯でした。純子さ~ん、もう間に合いませんよぉ(涙)、と言っても「大丈夫」。とか言ってるわりに間に合ったためしは無く、遅れて怒られて。それでも平気だった彼女の言い分は「だって、ちゃんと本になればそれでいいんでしょ?私のページが真っ白にならなかったらそれでいいのよん♪」。影でいろんな人が怒ったり泣いたりしてるんですけどね。若い頃の僕には、これがどうしても信じられませんでした。
●会社のみんなで、横須賀でやる野外ライブのイベントに行こうという話しになった時もそう。僕は彼女の車で行ったわけですが、どうも横須賀へ向かってる感じがしない。ねぇ…、これ、ホントに横須賀に向かってる?と聞いても「大丈夫っ」。僕は方向音痴なので彼女の言葉を信じたけれど、彼女が「やっぱり違ってたみたーい」と言ったのは、三浦半島を突っ切って茅ヶ崎を過ぎたあたりのこと。ゲっ、これじゃ全然間に合わないよ!と言っても「大丈夫。道はつながってるから」ってワケわかんない(苦笑)。結局会場に到着したのはイベントもそろそろ終盤という頃。でも、そこからいきなりボルテージ上げて一番盛り上がっていたのも彼女でした。
●でも、僕を一番助けてくれたのもこの「大丈夫」だったかもしれません。仕事で悩んでる時、〆切りがやばい時、人間関係で困ってる時、この「大丈夫」を言ってもらえるとなんだかホントに大丈夫な気がしてきて。結果的に大丈夫じゃなかったことも(かなりの確率で)あるのだけど、不思議と「なんとかなりそう」な気になれるんです。「頑張れ」よりも「大丈夫」。時には役立つこともある、ちょっと不思議なおまじないです。
●そんな純子さんから、不吉な召集メールが届きました。しかも、集合場所は彼女のアパートですって。聞けば、僕の他にもう一人召集されている模様。何だろう?なんとなく想像はつくのだけれど…。とりあえず恐る恐る「何?」とメールしてみたら、返ってきたのは「大丈夫。」の一言。ん~、今回も全然大丈夫じゃない予感(汗)。
だけど近くにあるんだよ。
だいたいを家の中で過ごす在宅ワーカー。都内在住の39歳。パートナーのブランドン(外国人/ヨーロッパ圏)との生活は、気付けば13年目に突入。地味に静かに暮らしています。
Chibi-log
もうすぐ春ですね。
仕事そっちのけ、確定申告も全くの手付かず状態のまま、徹夜してまで見入ったバンクーバー五輪もそろそろ閉会。毎回思う、「冬季五輪が終わったら、そろそろ春なんだなぁ」。
いろいろ落ち着いたら、またブログ始めてみようかな。
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愛は人にも、地球にも。
まずは、出来ることから。
↓あの曲がなんでこんなアレンジに!?と毎週流れるテーマ曲目当てに見てたわけだけど、もしかしてあれ、実は面白かったんじゃないか?と今にして思うドラマ。DVDになってないのね。そうなると、ますますもう一度見たくなる。若かったなぁ、メロリンQ。
●幕末高校生(1993)
●Twilight In Upper West(T-SQUARE)
↓昨年末からかなりキてる。いいぞ、ワトソンとグローバンの間あたりのポジションを目指すのだ。
●Going Home(Will Martin)
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