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2007年10月19日 19:58

ほんの一瞬に思う家庭論。

2007:10:19:19:58:13

「僕らは、そんなに気持ちの悪い人間なんだろうか?」
昨夜、ふとした瞬間に思ったこと。

このテーブル、高かったんだけどなぁ...。

夜はたいていリビングで食べます。テレビがあるので。(テレビ壊れてましたが、修理にて復活!) リビングには小さいソファーもあって、でもそこにではなく床にベッタリと座って食べるものだから、奮発して買ったイサム・ノグチのテーブルは、今やただの「ちゃぶ台」状態に。おかしいなぁ、本当はもうちょっとお洒落な部屋になるはずだったのに。
食べ始めて数分後、あれっ?醤油が来てないね?というブランドンの言葉に、僕はキッチンへ。そして、歩きながら考える。

こういう時、動くのはどうしていつも僕なんだろう?

そっか、僕のほうがキッチンに近いからだ。むむ、この席は不利だ。いずれ配置換えをしてこの状況を打破しないと。そういえば実家でも母親が、いつもこんな感じで行ったり来たりしてたっけ。あそこもキッチンに近い席だからなぁ。

僕はきっと、強烈なマザコンなんだろうと思います。で、しかもそれに負けず劣らずのファザコンだったりもして。休暇のたびに帰省するのも、両親が待っているからと言うよりは、僕が帰りたいから、っていう理由のほうが大きいかもしれません。そこにはいつも、僕が最も理想とする「家庭」があるんです。家事を完璧に、そして楽しんでこなす母と、ちょっと変わってるけど立派に家族を守ってきた父。お互いを思いやり、支えあい、笑いがあって、団欒がある。

こんな家庭は、そしてここを越える家庭は、どんなに頑張っても自分には絶対に作れないな。

20代前半の頃、僕はよくそんなふうに考えたものです。父親には、いつまでも父親であってほしい。だから、自分がその父親像に近づこうとか追い越そうとかいう発想はこれっぽっちもありませんでした。一方で東京に出て来てからというもの、母親のような極めて家庭的な女性に出逢ったためしも無くて。ま、出逢ったところで何がどうなるわけでもないのだけれど(笑)、結局のところ、仮に僕がストレートだったとしても、思い描いたような家庭を作れるかどうかは微妙だよね。という苦笑いな結論に、安堵と、ちょっとした淋しさみたいなものを感じたりしていました。

醤油を持ってリビングへ戻った時、目に飛び込んできた光景。
口いっぱいにご飯を入れたまま、テレビに夢中になって箸が止まっているブランドン。テーブルには、有りもので作ったらうまい具合に和食でまとまったおかずが数皿。食べ終わったら畳もう、と言ってソファーの上に取り込んだ洗濯物。洗ってかけておいたらもう乾いているカーテン。床には、さっきまでブランドンが読んでいた資格試験のテキストと、毎月勝手に届く通販カタログ。
そんな、いつも通りの当たり前な部屋を見て、ふと思ったこと。


僕らは、そんなに気持ちの悪い人間なんだろうか?


醤油にはこだわりがあって、未だに実家から送ってもらってます。ここには、父親も母親もいません。もっと言うと旦那も奥さんもいないわけで、端から見たら、ただ不思議な男たちが二人で暮らしてるだけなのかもしれません。僕にしてみても、今ここにある生活は自然の成行きの延長線上であるわけで、「家庭を持ちたいから」というカタチ的な理由で二人で暮らす道を選んだわけではありませんでした。だけど、気がつけばここは、とても居心地が良くて温かい。その昔僕が理想としていた「家庭の空気」が、確かに今、ここにあるんです。これの、どこが悪いことなんだろう。僕が安らぐこの家庭は、何か間違っているんだろうか。

僕らを否定する人たちを納得させられる技量や度量は、残念ながら僕にはありません。でも、今、目の前にあるこの生活は決して間違ったものではない。そんな確信をしっかり持っていれば、それでいいのかな。あきらめとか開き直りとは全く違う、何の疑問もないプライド。いいんだよね、これで。


ん?何?


あーごめんごめん、さ、食べよ。と、持ってきた醤油を渡して座った僕。
この先、何があっても大丈夫。きっと乗り越えられるよ。ここには2人の居場所があるんだし。そう考えたら、なんだかこの席さえもとても愛おしく感じていました。


「やっぱりさ、醤油よりポン酢のほうが良かったんじゃない?」
って言葉を聞くまでは。

シアワセは、歩いて来ない。
だけど近くにあるんだよ。
ハリーのしっぽ Author:ハリー
だいたいを家の中で過ごす在宅ワーカー。都内在住の40歳。ゲイ・パートナーのブランドン(外国人/ヨーロッパ圏)との生活は、気付けば14年目に突入。地味に静かに暮らしています。

Chibi-log

2010年7月26日 18:51

どっちが先に着くか競走だ。


ちょっと気温が下がったら出かけましょう、ってのが甘かったか、よく行く鰻屋の前には長蛇の列。聞こえてくる「あと10個!」「あと9個!」の声にハラハラしたけれど、ギリギリでラスト2個を買えたのは小さなラッキーだよね。
あの人は…そろそろ帰りの電車に乗った頃だろうか?鰻が好きな誰かさんのため、チャリンコ飛ばして帰ろうぞ。待ってろベイベー。

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↓あの曲がなんでこんなアレンジに!?と毎週流れるテーマ曲目当てに見てたわけだけど、もしかしてあれ、実は面白かったんじゃないか?と今にして思うドラマ。DVDになってないのね。そうなると、ますますもう一度見たくなる。若かったなぁ、メロリンQ。

幕末高校生(1993)

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