ミスコピーはいらない。
●会社を辞めた本当の理由というものを、今までたった一人にしか話したことがありません。上司や他のメンバーへの表向きな理由は「さらなるステップ・アップのため」なーんてことになっているのですが。
●先日たまたま見た退職時の寄書きと写真をきっかけに、辞めた理由を自分なりにちゃんと言葉にして整理してみようかな、という気分になりました。が、まぁ書いたところで面白い話でもないし、その面白くない話をどう書き進めればいいのか出だしからいきなり困ってしまったので...やっぱりスルーすることにしまして(苦笑)。そして今夜(日付変わって昨夜)9時過ぎのこと。最近やたらとベランダにフンを撒き散らしていくハトの話でも書こうかな、とパソコンの前に座った途端、とある方から電話がきました。
●例えば、言葉遣い。堅苦しく思われる自分は嫌だなと思い、空気を読みながら少しずつ砕けた言い方に変えていった、という話は先日しました。とは言え、それほど大袈裟なものでもないんです。
ただ、いつの間にかお偉いさんまで遠くで手を挙げて「ピザまん頼むぅ!」とか言いはじめるようになり、自分が変わると同時に場の雰囲気も変わっていくのを肌で感じていました。実際「ハリーちゃんが来てからここもずいぶん明るくなったよ」と言われたりしたので、あの感覚は本物だったんだろうと思います。
しかし、僕よりちょっと若い子たちにはその「許される明るさ」と「無礼」の境界線がわからず、やがて暴走を始めます。それは明らかに僕に右ならえをしてのことなのだけど、かと言って僕は、彼らのように先輩に向かって「これどうすればいいか教えてー」とは言いいません。先輩が作ったものを見て「いいっ!」とは言っても、彼らのように「いいじゃぁん!」とは言いません。いよいよ限界を越え一人の先輩が雷を落としたところ、彼らは真顔で「ハリーさんはいいんですか?」と言ったとか、言わなかったとか。

●そして彼らは、やっと確立しつつあった僕の作品スタイルもこぞって真似し始めるようになります。文字の大きさ、配置、イラストのタッチ、写真のトリミング、まるで僕が作ったかのような作品が次々と出現。許せなかったのは、何日も寝ずに頭を悩ませて作ったものをほんの数時間で簡単に模倣されることではなく、ただ表面的なレイアウトを真似ているだけなので、完成したものに「内容が無い」ということです。せめて真似するならとことんやってくれ、と必死でポイントを教え込むも、結局「自分のスタイル」というものを持っていない彼らには消化できるはずもなく、終いには「俺はハリーさんのを参考にして作ってんのに、なんでハリーさんだけ評価されんのか全然わかりませんよ」と逆ギレされる始末。
あぁ僕はこのままここに居てはいけないな、という結論に達するまで、そう時間は必要ありませんでした。
●「会社を出て、もっと新しいものを作りたい」。当時、最も仕事上で波に乗っていた僕のこの前向きな退職理由を、誰もが好意的にとらえ、応援してくれました。しかし、たった一人、僕の嘘を見透かしていた人がいたんです。飲みに連れ出し、「で、本当はどんな理由なんだ?正直に吐くまで帰さないよ」と詰め寄ってきた人。それが、当時の取締役でした。
辞める本当の理由を伝えた唯一の人。そんなことで辞めてどうする!?と三軒茶屋の小さな飲み屋で朝まで説得を続けてくれた人。寄書きにこんなことを書いてくれた人。そして昨夜、久しぶりに電話をくれた人。
送別会の帰り道、彼が言った「フロントランナーってのは、そういうもんだぞ」という言葉。あれは一体、どういう意味だったんだろう?今夜、電話で話してる時「今なら聞けるかな?」と一瞬頭をよぎりましたが、そもそも電話の用件は「川田が3度目の離婚をするらしいけど、今回もあいつの浮気が原因か?」というものだったので、それはまた今度ということで(苦笑)。ちなみにその川田さんというのは、「その言葉遣いはなんなんだ!?」と後輩にブチキレた張本人。人間的にはしっかりした人なんですけどね。どうも下半身が別人格で困ります。
とまぁ長々と書いてきたものの。
やっぱりつまんない話になっちゃいました。
だけど近くにあるんだよ。
だいたいを家の中で過ごす在宅ワーカー。都内在住の40歳。ゲイ・パートナーのブランドン(外国人/ヨーロッパ圏)との生活は、気付けば14年目に突入。地味に静かに暮らしています。
Chibi-log
どっちが先に着くか競走だ。

ちょっと気温が下がったら出かけましょう、ってのが甘かったか、よく行く鰻屋の前には長蛇の列。聞こえてくる「あと10個!」「あと9個!」の声にハラハラしたけれど、ギリギリでラスト2個を買えたのは小さなラッキーだよね。
あの人は…そろそろ帰りの電車に乗った頃だろうか?鰻が好きな誰かさんのため、チャリンコ飛ばして帰ろうぞ。待ってろベイベー。
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最初に。
全然つまらなくないですよ。
ハリーさんの側面がかいま見れて、お得感倍増です、てへっ。
(↑かわいさアピール)
そして運命だったんでしょうね、そのお電話。
「書きなはれ」っていう何かの。
閑話休題。
アタシが最初に思ったことは、
ハリーさんのお人柄がホントに優しいということ。
それと、かなり自我がお強いということ(←良い意味です、笑)
アタシもジャンルは違えど、クリエイティブな仕事に区分けされるのですが、
この仕事がクリエイティブだと、それに気づく人は少ないんですね。
だから真似されるとしたら、スタイルでした。
アタシは自由奔放にやっている風に見られがちなので、
(↑上司とも認め合った上でため口だったりします)
周りの子もそれこそその仕事のスタイルを真似して、
それこそ粗悪にコピーして、勤務態度・作品がぐちゃぐちゃ。
で、そこでアタシでもあったんです、雷落とし。
「アタシを真似するなんて10年早いんだよっ、しっかり仕事しろ」みたいに、
説教してまわっています。
だからかな、「adejyoさんはいいの?」という輩はいないようです。
って何が言いたいのかだんだん分からなくなってきました、午前3時。
酔っていません、神に誓って(笑)
アタシがここに出てくる素敵な取締役さんだったら、
こんな風に思ったかな。
フロントランナーって常にレースの雰囲気やペースをリードする人じゃないですか。
仕事でもそれがあてはまったりして。
新しいスタイルを創造する人間は、先駆者であり、カリスマであり、破壊者であったり。
だから「目立つ」ということは、その代償であるのだけれど、
むしろプラスにとらえなさいよ、ということだったんじゃないかなぁって。
「その他大勢」って心地良いんですけど、
一瞬でも群れからはずれた羊には厳しい世界なんでしょうかね。
それでもアタシは『群れからはずれた羊』ではなく、
『オオカミ』でありたいと思っています、
自己主張強いですからっ!!
乱筆で伝えたいことがうまく伝わるかな・・・ちょっと心配(;゚Д゚)
その後輩さんたちも、ハリーさんの「フォロワー」だったといえるかもしれないし、
酷いいい方をすれば「劣化コピー」なのかもしれない。
僕も新しい職場に入ると、周りの人のスタイルを盗もうとしちゃうんですが、
結局自分流を見つけないと、所詮は誰かのものですからね・・・・。
言葉遣いとかに関しては、ある程度その人のバックグラウンドとかあるから、
必ずしもハリーさんのせいばかりでもないと思う。
もともときちんとしていない人の集団だったのかも。
根本のわかっていない薄っぺらい真似事をして
それを指摘されると逆切れされるとは、
モノをつくる人間として
根本的に考え方が間違っていると
思うんですけど…
でもまぁ、時間がタイトな状態でどんどん仕事を
こなしていかないといけない状況だったら、
スキルがないとこうなっちゃうんだろうなぁ…
俺も常に、100%オリジナリティーを貫きとおす自信は
まだまだありません^^;
俺も今、なかなか進まない案件を抱えているので、
明日からは人のふり見て我がふり直せの精神で
頑張ります…
● re:adejyoさん。
こんな話しをここでしたところで何がどうなるわけでもないし、僕の中でももうずいぶん前に終わったことなので今さら「書いてスッキリ」ということでもなかったんですが。ただ、自分が変わると周りも変わる、というのは今でも時々感じることがあったりするんですけど。
まぁ子供の頃から周りからは「マイペース」と言われ続けてきたんです。
一番近くで見てきた両親は「のんびり屋」って言うんですけど。
誰かがずーっと先を走ってるから自分も追いつこう、とか、
後ろから迫ってくる人がいるから追いつかれないようにもっと頑張ろう、とか、
そういうのが全然無いみたいで。
ただ自分が興味があるものだけに一生懸命になったり、
頭の中にあるものをカタチにしたくて夢中になったり、
なんてことしてるうちに、気がついたら目立つ感じになってたりしたんです。
で、次はどうなるかと言うと、
その目立つ上辺の部分だけが真似される対象になるので、
そうなるともう本当に嫌で。その裏側にある僕の興味とか関心とかは全く知らないくせに、とか思っちゃうんです。実際、そうだったし。
それが大人になっても同じことを繰り返してると思うと…もういいから放っといてくれよ、って感じになります(苦笑)。
フロントランナーって言葉は、僕には合わないと思うんですよね。先頭を走りたいわけではないので。
むしろ同じ道を走ってること自体が気持悪いというか。それぞれいろんな目標があるんだから、みんな別の道にどんどん散らばっていけばいいのに、なんで人の背中を見ながら追いかけたり追い越そうとしたりするのか、それが不思議で仕方ないんです。…ってこれがadejyoさん言うところの、僕の「自我の強さ」なんでしょうかね(笑)。
こういう話しをすると、まるで自分にすごく自信があるように聞こえてそれも嫌なんですけどね。いつも悩んだり迷ったりしながらもがいてる、なんてことをいちいち説明してまわりたくもないので仕方ないかな、とも思ってます。
あれ?なんか話しがズレちゃってるかな。
● re:Kazuccineくん。
その人のバックグラウンドねぇ…。そうなのかなぁ。
あなたたち、ちょっと前まではそういう人ではなかったよね?って言いたくなるような変わりようでさ。なにか自分がラクになれるヒントみたいなものを僕に感じたのか何なのかわかんないけど、ショック、デカかったよ(苦笑)。
ちなみにその子たち、今どうしてるかっていうと。
組織変更のタイミングで「営業になれ」(=嫌だったら辞めろ)って条件をつきつけられて、結局営業として残って上からガンガン鍛えられて、今では自分の後輩営業に「人への対応の大切さ」を説教する立派な営業になったらしいよ。制作ディレクターとうまくいかない時とか「ハリーさん助けてください~(泣)」って電話くるけど(笑)。
まだ子供だったのか、それとも制作っていう環境が向いてなかったのか。まぁ何れにしてもどこが越えていい線か悪い線なのかわかったようなんでね。良かったよ。
● re:祐くん。
なにかオリジナルのものを作るという仕事をしていく上で、「まぁここまでやっておけば及第点だね」って線はあると思うのね。それが良いか悪いかはまた別の話なんだけど、実際僕も、死ぬほど忙しくなってもその線だけは守るようにしてる。ただ、そういうのって人から教えられるものじゃなくて、真似してどうにかなるものでもなくて、常に100%を目指して仕事を続ける中で見えてくるものだと思うのよ。それもわからず簡単に結果だけ出そうとするのはねぇ…。それで本人、本当にうれしんだろうか?って不思議で仕方無かったな。
>俺も常に、100%オリジナリティーを貫きとおす自信はまだまだありません^^;
多分何の慰めにもならないと思うけど、言っちゃおうかな。
「いいじゃん、まだ若いんだし」。(笑)
祐くんはいろんなアートに触れたり映画や音楽に何かを感じたりしてるよね。
そういう刺激はちゃんと自分の肥しになって、いつか表に出てくるものだと思うよ。僕もね、そういう刺激は常に身の回りに置いておきたいものだなぁ。。。
re:adejyoさん。のコメントを読むと、考え方が似てるなぁって。
ただ自分はたった4人のちっさい事務所なんで、劣化コピーを発見するのは他社制作物。
だからそれを見ると、自分が認められたようで嬉しくなりますw
(怒るのはクライアント)
● re:51さん。
僕も、この記事にある会社を辞めた後、ちょっとだけ小さい事務所で仕事をしていたことがありましたよ。僕を含めて5人の事務所。
でも、そこではみんなキャリアがある人ばかりだったので、真似る・盗む等のことがないぶんストレスからは開放されました。
一方で少人数なりに複雑になりがちな人間関係を経験することになりましたけど(苦笑)。