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2007年12月11日 16:31

学歴と嘘と親不孝。

2007:12:11:16:31:16

年も押し迫ったこの時期に、こんなつまんない話をするのもいかがなもの?と思いつつ。

僕は高卒です。学歴の有る無しで言ったら「無い」ほうに入るんだろうと思います。自分で選んだ道とは言え、このことで20代前半はずいぶん苦労することになり、後悔したこともありました。最終的には、今こうしてやりたい仕事が出来ているのだから問題無いと言えば問題無いのだけど、不器用に遠回りすることになってしまったそもそもの原因は、高校入試だったのかもしれません。


もともと勉強は好きだったんです。文章を書いたり読解したりといった国語科目は自信があったし、数学やらの理系科目には「理論立てて解いていけば必ず誰もが納得する正解が出る」という明快さがあったし。ということで成績も良かったから、流れ的に普通科よりも偏差値の高い理数系クラスに進学、という道筋が自然と出来上がっていました。僕の中でも「それしかない」という思いがあったんで、その時はそれで問題無かったんです。

理数系のクラスは普通科より体育の時間が4時間少なくて、普通科では必須の柔道も理数系は免除。

という、ドンくさい僕にはこの上ない大きな魅力もあったし(苦笑)。


ただ、高校2年に上がる春休み、とあることがきっかけでうっすらと「将来は広告制作の仕事がしたい」と思うようになったあたりから状況が一変。このまま理系の大学に進学したところで、将来やりたいことが出来るんだろうか?という疑問や不安を拭い去れないまま、結局「お父さんお母さんごめんなさい、理系で失敗しちゃったので、今度は文系で1年浪人させてください」とわがままを言い、東京に出てきたのでした。

で、結局大学へ行くことも無く今に至るという感じです(唖然)。
東京へ出てくるなり某広告制作会社でアルバイトをすることになったのだけど、そこで初めて見た「大卒社会人」のまぁヒドいことヒドいこと。言われなければやらない、教えられなければわからない、ってあんたたち大学で何勉強してきたの?って聞きたくなるような人ばっかりで。後になって「あれは大卒云々じゃなくて、単にその人個人の資質の問題だったのね」って事に気づくことになるのですが、その当時は大卒ということをかなり美化して考えていたところがあったので、心底ガッカリした記憶があります。まぁそんなことがあって、別に大学に行かなくても仕事は出来る、という決断になったんですけどね。世の中はそんなに甘くありませんでした。「資格→大卒以上」なんて会社ばっかりで、約1年半のプータロー生活を含め行き詰ること数百回。周りを見れば、理系の大学を卒業した同級生は、地元に帰って市役所勤めになってたり飲食業界に進んでたり、と理系とは全く関係ない世界でしっかり道を歩んでるし。

一度決めたことだから、前だけ見て頑張ろう。

そう自分に言い聞かせても、思うようにならない状況と、不器用としか言いようのない自分の生き方と、でも曲げられない思いみたいなものとの板ばさみで、見通しの立たない先行きに泣いてばっかりの20代前半だったような気がします。

さて、本日のタイトル「学歴と嘘と親不孝」。つらつらと学歴の話をしてきたわけですが、この話のどこに「嘘」があるのかと言うと...。




高校三年生の受験シーズン。僕は、東京のとある大学の入試会場にいました。試験が終わり、試験中お世話になっていた親戚の家へ帰る電車の中で、思ったんです。

「マズい。合格してしまう」。

ヘンな話ですが、手ごたえがあったんです。で、蓋を開けてみれば第一志望、ホントに合格していて。このまま進学したら、僕はどうなってしまうんだろう。葛藤の末、両親にも周りにもバレないよう手を尽くし、...うやむやにしてしまいました。もっと言うと、他にも2校試験の予定があって、当日は「行ってきまーす」と親戚の家を出たものの実際には会場には行かず、東京の大きな本屋で初めて見る「広告批評」という雑誌のバックナンバーをむさぼるように読みふけっていました。と言うか...、ホントはその2校、申し込んだフリをしていただけで、何の手続きもしていなかったんです。父親から出してもらった申し込み費用は、使うことも返すことも出来ないまま、今でもお守りに入れて引き出しの奥にしまってあります。

自分の家が今どんな状況なのかわかっていたくせに。
よくわかっていたくせに。
ずいぶんひどいことをしたものだと、よくあんなことが出来たものだと、今でも時々胸が痛くなります。あの時は自分なりにかなり頭を悩ませたはずだったんですけどね。若気の至りとして片付けられる話なのか、今でもわかりません。

冬。帰省し新年を迎えると、ニュースで「受験生にはお正月もありません」みたいな内容のものが流れます。卒業してからもう20年近く。今でこそ何もありませんが、卒業後2、3年ほどは、そういうニュースが流れるたびに両親はさりげなくチャンネルを変えました。あれは、僕への配慮だったのか、複雑な親心だったのか。

帰省が近づくこの時期になると、なんとなく思い出してしまう話です。

シアワセは、歩いて来ない。
だけど近くにあるんだよ。
ハリーのしっぽ Author:ハリー
だいたいを家の中で過ごす在宅ワーカー。都内在住の40歳。ゲイ・パートナーのブランドン(外国人/ヨーロッパ圏)との生活は、気付けば14年目に突入。地味に静かに暮らしています。

Chibi-log

2010年7月26日 18:51

どっちが先に着くか競走だ。


ちょっと気温が下がったら出かけましょう、ってのが甘かったか、よく行く鰻屋の前には長蛇の列。聞こえてくる「あと10個!」「あと9個!」の声にハラハラしたけれど、ギリギリでラスト2個を買えたのは小さなラッキーだよね。
あの人は…そろそろ帰りの電車に乗った頃だろうか?鰻が好きな誰かさんのため、チャリンコ飛ばして帰ろうぞ。待ってろベイベー。

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↓あの曲がなんでこんなアレンジに!?と毎週流れるテーマ曲目当てに見てたわけだけど、もしかしてあれ、実は面白かったんじゃないか?と今にして思うドラマ。DVDになってないのね。そうなると、ますますもう一度見たくなる。若かったなぁ、メロリンQ。

幕末高校生(1993)

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