ハリーのしっぽ >
●さっきのあれは、ちょっと失敗だったかもしれない。
午前中に予約していた床屋で、マスターが「そう言えば先日初めて知りましたよ、携帯で動画が撮れるんですね!」と言ってきたので、「へー、そうなんですか!?」と返したのだけれど。えっ…という絶句と、その後の会話のテンションが急激に下がったところを見ると、ひょっとしてあの人、そんなの常識ですよ!とかツッこんで欲しかったのかも。歳は僕とそんなに変わらないくせに、どうもいつも「新しいことはよくわからないんですよね」みたいなオジサンを自己演出しているところがある人だし。苦手なんだからやめてよ、そういう台本があるような会話を振ってくるのは。
客が予想外に同じ土俵に乗ってきてしまったものだから、明らかに困ったふうのマスター、携帯の話はそこそこに「お仕事のほうはどうですか?」という話題にすり替え、そこからなぜか「最近は自殺が多いですね」という話へ。どうした自殺が一番いいか、富士の樹海はホントにすごいんですよ、と正直この人大丈夫なのかと不安になるような話題ばかりを振られ、もうクタクタ。最後には「お互いに頑張りましょうね」とよくわからないまとめ方をされ、これ使ってみてください、とシャンプーをもらって店を出てきました。ありがとう。でもしっかりしろ、マスター。
●さて。帰ってきて、早速どうやって携帯で動画が撮れるのか試していると(笑)、画面を見ながらふと思い出したモバイルSuica。あ、そう言えば全然チャージしてないや。こういうことは思い出した時にやっておかないとまた忘れるのよね。ってことで早速アクセスするも、パスワードがわからない。何だったっけ?思い当たる文字列を何度も入れてみるも、どうしても入っていけない。そんなことを繰り返していると終いには「数分後、改めてアクセスしてください」とアクセスブロック。頭冷やして、ちゃんと思い出してからまた来いってことね。はいはい失礼しちゃいましたよ。えーっと、僕の名前でもダメだったし、ブランドンの名前でもダメだった。あだ名もダメ、好きな食べ物でもダメ。何だったかなぁ。。。そう思いながらパソコンに保存しておいたパスワードのメモ書きを探し出して見てみると…、げ、7桁の数字かよ(汗)。あーもう面倒くさい。●指示通りしばらく時間を置いてアクセスすると、今度は「ソフトウェアをバージョンアップしてください」のメッセージが出ます。よく読むと、なになに?僕の携帯は機種が古いから、かなり面倒な段取りが必要らしい。機種変更扱いにしてデータを一度サーバーに預け、ソフトを全部削除し、再び新しいバージョンのソフトをダウンロードして機種変更しましたってことにして、最後にサーバーからデータを戻す。だ?もぉ(涙)。なんか早めにダウンロードしろみたいなこと書いてあるし、やるしか無いみたい。だいたいバージョンアップしたら何がどうなるっての?へぇ、これからはモバイルSuicaで新幹線も乗れるようになるんだ。それは便利かもね。
新幹線かぁ。
…新幹線?
あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!
●僕は高2で「広告制作の仕事をする」と決めて、以後ブレることなく今に至るという感じです。早く立派なクリエイターになりたいと思っていたので、高校を卒業してからすぐに社会に飛び込むことにも抵抗が無かったどころか、それはもううれしくてうれしくて。見事に何にも考えずに飛び込んじゃったのでね、その後が本当に大変でしたが(苦笑)。
一方、仲の良かった同級生は、なんとか合格した滑り止めの大学へ進学することに。そんなさぁ、行きたくもない大学に行って将来どうすんのよ?という僕の問いに、彼の返事は「まぁ4年間あるんだし。その間に考えればいいよ」でした。へー。自分の将来を考えるのに、4年も必要なんだ。ほんの少し嫌味混じりで突っ込んだものの、「お前もさ、もうちょっ利口だったら良かったな。すぐ仕事することも無ぇだろうに」と逆に返され、しばしの沈黙。そして、爆笑。どっちもバカだよなー。そう言いながら卒業証書の筒でフェンシングをしながら帰った卒業式も、気づけばかれこれ20年も前の話になります。
●先週火曜の日経新聞夕刊に、こんな記事が載っていました。
来年の春に卒業する大学生向け採用活動は、早々とピークが過ぎた感があります。この年末年始、僕の仕事が死ぬほど忙しかったのはこの09年採用が一斉にオープンしたからで、それもほぼ終息に近づいてきました。で、新聞の記事によると、売り手市場の中で既に数社から内々定をもらいながらも、この期に及んで「就職できるのはわかったけど、入りたい会社がわからない」と迷走する学生が多いのだとか。自分が一体何をやりたいのかわからないまま、とりあえずゲーム感覚で選考をクリアしてきた学生が増えているのだそうです。これは採用する側にとってはたまったものではありません。
●…とは言えないような一文を発見、
げっ。心当たり、ある(汗)。
09採用の仕事で一番多かったのはこの「かっこよくして」という発注でしたよ、そういえば。仕事の魅力的なところや実は厳しい職場環境、そういうものを全部ひっくるめて学生に伝え、心構えを持ち集まった中から精鋭を選ぶというのが本来の採用活動だと思うのだけれど、ここ最近は「とにかくどんなのでもいいから人を集めて、その中から選びたい」という会社が増えてるんです。そんなんじゃダメだろ、って思うんだけどね。昔みたいに自分で取材に行って、お偉いさん相手にまるで捻じ伏せるようなプレゼン(昔は自分の正義で突っ走ってた(苦笑))をできる環境にないので、今は「かっこいいの作ってー」と言われれば大人しくそうするしかない、しがないただの出入り業者なのよね…。苦しいなぁ、こういう記事を読んじゃうと。
じゃあ、僕のあの同級生はどうだったのかと言うと…。
大学を卒業して普通に就職したものの、2年で辞めてなぜか水泳のインストラクターに転身。で、今では埼玉でラーメン屋のオヤジやってます(笑)。もちろんいろんな葛藤を経てのことなんだろうけど、嬉々としてラーメンの新メニューを考える彼の姿はカッコイイです。結局ね、遠い将来のことを考えて計画的に動こうとしなくても、その時そうしたいと思った自分の衝動だけでも人は生きていけるんだな、ってことなのかもしれない。可哀想なのは、それが何なのかわからず、ヒヨコのようにオロオロしている大学生が多いということ。出来そう出来なさそうではなく、今、やりたいことは何?早くそれが見つかるといいね。
それから、覚悟を決めて飛び込む勇気も。
●先日「一緒にお昼でも食べない?」と誘われて、ちょうど僕も時間があったのでブランドンの会社へ行ってきたんです。ビルの入り口で待っていると、軽く腕まくりをしてポケットに手を突っ込んだブランドンがエレベーターから降りてきました。べつに彼のそういう姿なんて珍しくもなくて、その日にしてもほんの数時間前に「ほら、ネクタイ曲がってるし」とか言いながら玄関から送り出したばかりだったのだけれど、こうして外で改めて見ると「あぁ、この人はこんな感じで仕事してんのかぁ」なんて思ったりして。どこがどうって話ではないものの、なんだか違う人みたいでね。ちょっと新鮮な感じでした。
●ここ数ヶ月、時に午前様になるような忙しさに加え、今携わっているプロジェクトの仕事自体が全く面白くないと嘆き続けたブランドン。そんな嫌気にさらに拍車をかけているのが、その会社の雰囲気というか空気というか、とにかく居心地が悪いこと極まりないらしくて。聞けば、朝、誰1人として出社時に「おはようございます」の挨拶をする人がいないとか。隣の人と話すことも無く、やりとりは全てメール。昼は大半の人が弁当を買ってパソコンの前で仕事をしながら黙々と食べ、仕事が終われば「お疲れ」でも「お先に」でも無く黙って帰る。
うっそぉ…そんな会社ってあり?外資系ってそんな感じなの?
と思って僕の仕事関係の営業やディレクターに聞いてみると、実際そういう会社、増えてるんですってね。会社という場は「仕事をして給料をもらうところ」と割り切ればそれで何ら問題は無いのだろうけど、そんな中で犠牲になるのが「人として」の部分だとしたら、社会で仕事するって一体どういうことなのか考えずにはいられません。悲しい話だな、と言うか大丈夫か?って思ったりして。
●僕の場合はどうだったかな、と考えると。こういう仕事なので、やりがいと言うか達成感や満足感ってのはなかなか得づらいところがありました。むしろ苦しいことのほうが多かったかもしれない。自分の不甲斐なさに数えきれないほど泣いたし、キツイ時間の制約に大パニックになったったことも多かったし。それでも毎日会社に行っていたのは…、一緒に仕事をしていて楽しい人がいる、とか尊敬できる人がいる、とか、わりとそんなペラッペラな理由だったような気もします。(あ、あと飲み友達がいるとかね(苦笑)。) だからまた頑張ろう、って思える環境に、ずいぶん救われていたような気がします。ま、僕みたいな仕事はちょっと特殊だからなぁ、世の中すべての仕事に当てはまる話ではないのかもしれないけど。学校で言うところの「勉強は好きなんだけど、クラスに馴染めなくて学校嫌いになってしまう」みたいな大人が増えている、みたいな話を最近よく耳にするのでね。せっかくの戦力を活かせないまま、ずいぶん無駄に人材を消費している会社が多いんだな。と半ば呆れてしまいます。働く、って大変だよね。
どうだろう…次のプロジェクトは仕事しやすい環境だといいのだけれど。
●「社会で働く」って、何だろう。
最近、そんなことを考えさせられることがいろいろあって。何回かにわけて書き留めておきます。たぶん、3回くらいかな。

●昨日電話をしてきたのは、僕がいつも担当させてもらっている企業さんの元web担当の方でした。「元」がつくのは、3月いっぱいで退社されたから。4月から新しい会社でまたweb担当をすることになったので、機会がありましたらよろしくお願いします、という挨拶の電話でした。正直、3つ年下のこの彼は、僕の中では「仕事がデキない」フォルダの中の人。彼と仕事をすると、どんなに丁寧に進めていても、最終決定を下す上司が出てきた途端に全ボツになり、その後はというと…このweb担当者は僕と上司の間を伝書鳩のようにただただ飛び回るだけの仕事に徹するのです。はっきり言ってそっちの問題なんだから、予め上司に相談しとくとか、自分なりに考えがあるのならはっきり言うとか、時間も予算も無駄にしないようちゃんとしろよ。って言葉が何度となく喉まで出かかった中で退社されたので、もうこれで僕も解放されたかなと思って安心していたのだけれど。またよろしくお願いします、って一体。
●そんな挨拶やら近況報告やらが一通り終わり、そろそろ話を〆ないと、と思っていた矢先、「ハリーさん、最近はどうですか?」とまた話を振ってきました。そう言えば、普通ならきっと今頃は昼休み時間なはず。そんな時にわざわざ、しかも会社の電話ではなく自分の携帯から電話してきたのには何かあるんだろうか。様子を探り探り話しを続けていたのだけれど、全く電話を切る気配が無い。困ったなぁ。じゃあいいや、どさくさに紛れて聞いちゃえ!とばかりに「ところで、どうして退職されたんですか?」と尋ねてみたところ、まぁ途端に出てくる出てくる話の数々。本題はそれだったか(苦笑)。辞めてスッキリしたところで、改めて愚痴をコボしたかった、ってのが真相だったのね。
●ただ仕事が出来ない人だとばかり思っていたのだけれど、実は彼、追い込まれていたようです。「お前は1人で仕事が出来ないのか」と呆れられる。
こんな風に進めました、と最終決済を求めると、
「こんな仕事しか出来ないのか」と罵られる。
その繰り返しで2年間、もうどうしたらいいのかわからずハリーさんにも大変ご迷惑をおかけしました、と。そうなんだ…、そんな可哀想なことになってたんだ。実際問題、世の中この手の上司は決して少なくありません。部下を育てられない、サラリーマン上司が。それは自分が様々な企業さんと仕事をしている中で実感値としてあったのだけれど、まさか、こんな身近なところにもいたとは。
●今、新卒にしても中途にしても、採用市場は結構賑やかです。人が動く理由として「もっとキャリアアップを!」という前向きな個人志向があるからと言われていますが、それはわりと派手な断片を語っているだけであって、本当は彼のように「やっていけそうな環境」を探しているほうが多いのかもしれない。それが見つかるか見つからないかは、やっぱり、運? 淋しい話だな。
●「ハリーさんはいいですね。やりたい仕事をやられていて。」そう彼に言われて、考える。
んー、時にガッカリしたりキレそうになったり、うまくいかないことや泣きたくなることも少なくないけれど、基本的には好きでやってる仕事だからなぁ。ここは「そうですね」って答えておこうかな。1人で仕事をしていると手に負えないこともいろいろあるけどね。それはまた別の話。
きっと僕くらいの歳だと、社会的にはそれなりの役職名もついてバリバリ仕事をしている人も多いのでしょう。もし僕も大人しく会社員やってたら、今頃どんな上司になっていたんだか。
●昔働いていた会社は、深夜2時3時でも当たり前のように普通にウジャウジャ人がいるような環境で、その日も営業、制作、どちらも真夜中なのにバリバリ全開で仕事をしていました。
さぁそろそろ午前2時半をまわりますよ、という頃。
僕は、夜が明けたらすぐ向かわなくてはいけない取材の準備をしつつ、一緒に行く営業と打ち合わせとも休憩ともつかない立ち話をしながらお茶を飲んでいました。行く先の社長ってのはいつ行っても釣りと銀座の話しかしないため、本題へ話を持っていくために毎回1時間以上かかる非常に厄介な仕事。さてさて今回はどうしたものか。という作戦会議めいた立ち話をしていると、その営業の視線がふと窓のほうへ。ん?と思い僕も窓へ目をやると、年の頃なら20代半ば、その当時ですらもう時代遅れのワンレン長い髪、派手な、しかもそれも時代遅れな感じのボディコンを着た女性が歩いていきます。そして途中、視線をこちらへ向け、ジッとこちらを見つめたまま、そのまま視線を外すことなく通り過ぎていきました。
「…ねぇハリーちゃん、、、今の…見た?」
…はい、見ました…。
辺りを見回すと、彼女に気づいたのはどうも僕ら二人だけだったようでした。
夜中の3時近くに、あんな格好で窓の外を歩いていった女性。ヘンな話です。
そのオフィス、ビルの9階なのに…。
ゾォ~っ。

モニター横のサイドバーに動画を再生させ、見つつ聞きつつ1人ニヤニヤ笑いながら仕事を進める緊張感ゼロな環境。お笑い系の動画も多数録りためているので、時にニヤニヤどころか声を出して笑っていたりもします。気楽なもんでしょ。でも、そんな脱力生活を脅かす事態が。
ふと気づくと、窓の外を、髪の長い女性が!
●子供は原宿へ、若者は渋谷へ、老人は巣鴨へ、そして僕らは

いざ、鎌倉へ。
●先週の土曜日は鎌倉をウロウロしていました。年に何度か行く鎌倉へは、もはや観光というより散歩に近いノリで。全然近くはないのだけれど、朝起きて「天気もいいし、じゃあ鎌倉でも行く?」ってそんな感じです。出かける間際、そういえば雑誌に「鎌倉にベジタリアンの外国人に人気の店がある」って載ってたなぁと思い出して、でも雑誌ごと持っていくのは面倒で、買ったばかりなのでページを破るのも勿体無いのでそこだけ急いでコピーをして、はいはいどうもお待たせしましたよ、と腕組みして待ってるブランドンの横をすり抜けてサッサと玄関を飛び出しました。電車の中でその記事を読み、住所も書いてあるもののそれがどこなのかよくわからず。(いつものこと。) なんのために交番があると思ってる?と言うブランドンに「そぉだよねー!」と納得して、大丈夫大丈夫と無駄に安心したりして。(これもいつものこと。はい、だいたいこの話のオチは見えてきましたでしょうか。)
●北鎌倉駅で降りて、のんびり次の鎌倉駅方向へ歩きます。まず、駅を降りてすぐの圓覚寺へ。で、もちろん桜もきれいでしたが、どこからか聞こえてくる弦の響きに誘われるように進んでいくと、

こんな光景に出くわしまして。夕方からここで行われるコンサートのリハーサル中でした。あらぁ、リハーサルのわりに丁寧に曲を通して演奏されてるので、お言葉に甘えて全部聴いてきました(笑)。春の桜とクラシック。こんな中でウトウトとうたた寝でも出来たらサイコーなんだけどなぁ、とか思っちゃうようではダメなんでしょうか。
●それから、国指定史跡の明月院へ。紫陽花寺って言ったほうが有名かな。ここの本堂のお座敷には丸い窓があって、そこから見える景色にはいつ来てもハッと一瞬息を飲みます。んー…、景色というか、その窓もお座敷も全部含めた建築美そのものかもしれない。薄暗いお座敷の向こうに丸く切り取られた光の光景。そこに何を哲学するか。それが大事なのよね…。まぁせっかく来たことだし天気もいいし、この景色を国の友達にも送りたい、とブランドンが言うので写真を撮ることに。さぁ撮りましょう。えーっと、撮りたいんですけど。ん~撮りたいんだけどなぁ。撮りたくないものまで入っちゃうんだよなぁ。

窓の前を陣取るオバサンたち。用意されたお茶をおかわりするだけでなくお菓子まで食べ始めて、ゲラゲラ笑いとともに全く立ち去る気配がありません。げー。仕方無い、みんなが窓の外に顔を向ける瞬間を待ってなんとか「似非・静かな時間」をクリエイト。って一体どんなシャッターチャンスだよ(トホホ)。やっぱりあれね、ちゃんと目的を持って写真を撮りたいのなら、平日に来なきゃいけないみたいね。って言うか、オバサンたちが平日に来ればいいのに。勝手な話だと思いつつ、かなり本気でそう思う瞬間。

●それからは鎌倉方向へのーんびりと散歩。鎌倉っていいよねー、なんて話をしながら。昔からよく「鎌倉に住みたいよね」なんて話をしていて、建もの探訪とかの番組で鎌倉の家が出てくると二人とも釘付けになるのだけれど、実際問題そこに住んだら通勤やら生活やらが思いっきり不便になるのは火を見るより明らかで、なんだかうまくいかないよねーと話が尻すぼみになってしまいます。「リタイヤした時とかいいんじゃない?」って話も出ましたが、そんなのまだまだ先の話だし、リタイヤしたらせめて関東は離れましょうよ、って感じも無きにしも非ずだしねぇ。鎌倉に住むって話は、夢物語で終わりそうです。ま、話してるだけなら楽しいから、これからもまた何度も同じ会話を繰り返すのだろうけど。
「15時ちょっと過ぎてる…。」
夜は18時から、ってそんなには待てない。今食べたい。
でも大丈夫!もう1軒お店を調べてきてあるから♪
もう1枚のコピーを開いて住所を見ると、
北鎌倉駅すぐそば、って最初に通ってきたとこじゃないのよ(唖然)。
いつも通りの顛末です。結局空腹には勝てず他の店に入りましたが、あ、でもけっこう美味しい豆腐料理でそれはそれで良かったです。勢いで和菓子屋さんにも立ち寄っちゃったりして、最終的にはすべて満たされたので、ま、ここはひとつ前向きに「よし」としましょう(笑)。

とは言え、写真は撮れず食うもの食えず、ってのもなんだかねぇ。しかも、そこらじゅうに貼ってあるポスターを見ると「第50回鎌倉まつり 4/13(日)~20日(日)開催」って、一週間後じゃん(涙)。
タイミングもはずしまくり。今度はちゃんと調べて…紫陽花の頃にでもまたリベンジだな。お出かけは計画的に。
●5年ほど前だったか、マドンナの食生活が女性誌で頻繁に取り上げられていた時期がありました。玄米と野菜、豆類、海藻を中心としたマクロビオティック食を実践しているということで、あのマドンナがやっているなら私も!と飛びついた女性が多かったを聞きますけど、今はどうなんでしょう。あんまり続いてる感じがしないね(苦笑)。同じマドンナの影響で「ヨガマットを持ってヨガ教室に通おう!」っていう目に見えてわかりやすくておっ洒落ぇ~な都会的スタイルはずいぶん浸透したようだけれど。
●実はこの1ヶ月ほど前から、うちではとある事情でちょっと変化球な食生活になっています。肉類、ダメ。アルコール、ダメ。厳密には魚も乳製品も卵もアウトなのだけれど、さすがにこの時代、まるでそんな修道院みたいな生活は出来ないので、そこはそれ都合にあわせて極めてユルい感じで。ってこんな話をするとかなり窮屈なイメージになるかな。でも全然そんなことは無いんです。もともとそんなに普段から「肉!肉!」って感じではないし、食べたいものを美味しくいただいてますよ、っていうことには何ら変わりがないので。(ただ外食は極端に減ります。行ったら行ったで、味付けの濃さに白旗を上げてしまうこともよくある話。)
てな感じで、結果的にうちでもちょっとマクロビオティックっぽい食生活になっているわけですが、やっぱり実感として大きいのは「食べものを替えると、カラダも生活も変わる」ってこと。中からきれいになっていく感じは、カラダをラクにしてくれる以上にキモチまで和らげてくれます。それと、この話。そもそもなんでマドンナがマクロビオティックを始めたかというと、子供のアレルギーがきっかけなんだそうで。でね、うちでこういう食事スタイルに傾いてきたのは4年ほど前くらいからなのだけれど、昨年あたりからなんだか花粉症の症状が軽くなってきてるなぁって気がしてるんです。多少のムズムズはあるものの、一度もマスクのお世話になってないんですよね。(結局、花粉対策として買ったサプリとかも全然飲んでないの。) これってこの食生活のおかげなんだろうか。よくわかんないけど、少しずつ変化していくカラダの声が聞こえてくるような、そんな気がする昨日今日であります。

●身土不二とか地産地消といったものを東京で感じるのは、実際のところかなり難しいです。でも、生き物がみんな元気になるこの季節。あの手この手で自然の恵みをいただきながら、僕も日々、元気でいたいものです。
...ちなみに。このなんちゃってマクロビ生活はあと1ヶ月ほど続くのだけれど、終わったらすぐ「肉喰うぞーっ!」って感じでもないのよね。急に食べると、なんだかカラダが驚くみたいで、逆に調子が悪くなってしまいます。
そんなこんなで、年々肉の消費量が減っているわが家。身も心もパサパサしちゃわないように気をつけないとねー(苦笑)。

●箱根に行った帰りのロマンスカーの中で、どういう流れか、出逢って間もない頃に行った伊豆の話になりました。それが二人で初めての旅行だったけど、思えばその大切な初旅行でさえもガイドブック等を持たず、下調べすらしてなかったのでした。「行ってから考える」的な今と何ら変わらない歩き方をしていたことを思い出して、ちょっと苦笑い。でも不思議とどこをどう歩いたか二人ともよく覚えていて、あの時に見た波の色、雲のカタチ、にわか雨に濃さを増す新緑、山の上からの眺めも全てちゃんと記憶に残っていました。その時の写真は1枚もありません。確か、一応写ルンですを持っていったはず。でも1枚も撮らなかったんですね。写真を撮ることも忘れるような穏やかな時間。そんな感じだったと思います。
●今回の箱根では、いろいろ写真を撮りました。で、思ったんです。やっぱり人間の目って優秀なんだな、って。デジカメ…というかカメラはとても便利だし、楽しい。でも、瞬間を画に写し1枚の世界を作り出すことは出来ても、それはやっぱり現実に見たものとはちょっと違う。何かが違う。色とかカタチとかそんなんじゃなくて、何かわからないけど絶対に違う。それに、撮影のタイミングを計っていると、と同時に見逃している「瞬間」があります。今回あらためて失敗したなぁと思うのは、あっち行ってバシャ、こっち行ってバシャ、と面白がってあちこち撮りまくっていたわりに、「箱根」という場所がどういうところだったのか、さほど印象に残っていないことです。いつか写真を見ながら「あの時は楽しかったねー」なんて話をする日がくるのかもしれない。でもきっと、あの日の空の色までは覚えていないかもしれない。一体何を見てきたんだか。もっとゆっくり、丁寧に。二人の時間を見てくれば良かった。
●もっと、この目と記憶の襞を信じてもいいんじゃないか。五感で感じたことは、きっと忘れない。もし、忘れてしまったとしても、それはそれでいい。決して悲しいことではない。と思う。ブログを始めたことをきっかけに写真を撮りだして、それがいつしか大切な時間にまではみ出している気がする。記憶と記録のバランス、もっと大切にしないと。
●えらい遡った話なんですけど。
●先月の20日(木)は春分の日でお休みでした。で、翌21日(金)はブランドンが有給を取っていたので4連休に。さぁどーしよっか?と一瞬テンションが上がったところで、結局これといって何をするでもどこへ行くでもなく、やっぱり普段と変わらない木曜、金曜って感じで。ずっと家の中にいると、ちょっと外に出てみたくなるんだけどなー。
とさりげなくアプローチしてみるも
毎日会社に行ってると、家でのんびりしたくなるんだよねー。
とあっさり玉砕。まぁその気持ちもよくわかるし、そっかぁ、じゃあ明日は朝からのんびりとパンでも焼いてみるか。なんてことを思いながら眠りについたわけです。
●「起きて。行くよ」、という声で目覚めた土曜の朝。行くって...、モス?休日の朝(っていうか昼前)はモスバーガーで食べることが多いんです。が、今はちょっとした事情でそれは休止中なはず。さて、一体どこへ行こうという話なのか。急いで起きて身支度をして、電車に飛び乗り、乗り継ぎ乗り継ぎやってきた先は...、

あれま、箱根じゃないのさ。
ってなことがありつつ、天気がいいのでやっぱり来ることになった箱根です。日帰りもいいでしょ、ケセラセラな感じで。

●数ヶ月前まで「箱根は静岡にあるもの」だと思っていたので、実は神奈川だと知ってからは「なんだ近いじゃーん」ってそんなノリでした(笑)。僕は初めてだったんですが、ブランドンは仕事で何度も来てるので、ガイド関係は全部彼にお任せして。生まれて初めてロープウェイにも乗りましたけど、でもやっぱり苦手だなぁ、ああいう乗り物は。外が見えるエレベーターとかもダメなんでね。あの、乗ったときの「ふわっ」と浮く感じが気持ち悪くって。それに「落ちたらどうしよう」とか考え始めると背中に汗がドバーっと出てくるし。よく九死に一生スペシャルみたいな番組で、渡辺篤史のナレーションで「その時は乗員の誰もが、これから降りかかる恐ろしい事態を予想していなかったのです」みたいなのがありますよね。あれが聞こえてくるんです。マジで。
●ただ芦ノ湖が見えてくると乗っている人たちから「わぁ!」と歓声が上がって、あれはなんだか映画館でみんな同じところで笑っちゃったみたいな一体感に似ていて、いいもんですね。僕も思わずみんなにつられて写真撮っちゃったりして。

●のんびり海賊船にも乗って。

●日帰りで、何の計画も持たずに玄関を飛び出たから温泉も無し。でも、天気が良くて、旅行じゃなくて...ちょうどこう「遠足」みたいな感じで、息抜きも出来ていい休日になりました。やっぱりねー、旅行っていう「気合」が入ってる空間移動より、こんな思いつきの手軽な遠足のほうが性に合ってんのかなぁ。いいんだか悪いんだか、って感じだけどね。
観光経路みたいなのがほぼ決まっているせいか、箱根を周ってる間はほぼ同じ顔ぶれで歩くことになりました。あ、あの人たちさっきもいたよね、みたいに。で、中にやたらうるさいカップルがいて、そのうるさい内容がまた周囲を不愉快にさせるもので。彼女のほうがいつも「あの人たちまたアタシのこと見てるぅ」とか「あのガイジンたちに囲まれたらちゃんと守ってねぇ」とか「あのオヤジ怖ぁい」とか、やたらデカい声で言いまくってたんですけどね。だったらわざわざ
●しばらくお休みしてましたが、それなりに理由がありまして。と言うかその理由ってのもまた「テレビ見てました」という全力でくだらない話でして。ただこれ、自分の中ではとても大事なことで…ちょっと今、抜け殻のようになっております。
●たぶん興味がある人はごく少数(もしかしていないかも?)だと思いながら、空気読まずに書きますよ(笑)。先週まで行われていた、カーリング女子の世界選手権。これ見てました。連日BS1で放送されていたのですが、その放送時間が14:00~16:00ということで、午後の2時間がこういうカタチで潰れると他になーんにも出来なくなっちゃうわけです。合間合間で仕事しなくちゃいけないし。ご飯作んなくちゃいけないし。勉強もしたいし、体も動かしたいし。でも見るしか無いね、今年はこれがウィンタースポーツの見納めだから。●世の中的にはフィギュアスケートの世界選手権で冬が一通り終わった感があるんだろうけど、なんだかねぇ、最近はみんな真央真央ってかなり食傷気味ですよ。…ってこの話はこれ以上深追いしないほうがいいでしょうか、真央派じゃない僕は肩身の狭い少数派らしいので。(ちなみに美姫派でもない。)
で、「こんな煮え切らないキモチで冬は越せない!」というこのタイミングでカーリング女子の世界選手権でしたからもう、チカラ入りました。惜しかったねー、チーム青森。勝てる試合がたくさんあったのに、ん~、やっぱり経験の差なのかな。あと一歩のところでメダルに届かず、4位。でも立派だったよ、昨年の世界選手権と比べるとかなりレベルが上がってる。それにあのジェニファー・ジョーンズをあそこまで追い込んだんだから。彼女のあんな緊張した顔、初めて見たもん。ま、そんなこんなで金メダルはカナダチーム。最終戦見ればそれも納得ね。貫禄を見せつけた、いい試合でした。
あれは一体どうなっちゃうんだろうね、北京五輪は。
●えっと。本来なら昨日書くべきことだったんだろうけど。このブログ、開設から1年たちました。昨日が誕生日だったんですね、そういえば。年が明けたばかりの頃は「2年目突入の際にはデザイン変えをしよう!」なーんて思ってたはずでしたが、結局どうにもなっていない模様。
毎日いろんなことがあって、でもそれをなかなか文章に出来なくて。そんな日々が続いています。かなり元気なんですけどね(笑)。
だけど近くにあるんだよ。
だいたいを家の中で過ごす在宅ワーカー。都内在住の39歳。パートナーのブランドン(外国人/ヨーロッパ圏)との生活は、気付けば13年目に突入。地味に静かに暮らしています。
Chibi-log
もうすぐ春ですね。
仕事そっちのけ、確定申告も全くの手付かず状態のまま、徹夜してまで見入ったバンクーバー五輪もそろそろ閉会。毎回思う、「冬季五輪が終わったら、そろそろ春なんだなぁ」。
いろいろ落ち着いたら、またブログ始めてみようかな。
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まずは、出来ることから。
↓あの曲がなんでこんなアレンジに!?と毎週流れるテーマ曲目当てに見てたわけだけど、もしかしてあれ、実は面白かったんじゃないか?と今にして思うドラマ。DVDになってないのね。そうなると、ますますもう一度見たくなる。若かったなぁ、メロリンQ。
●幕末高校生(1993)
●Twilight In Upper West(T-SQUARE)
↓昨年末からかなりキてる。いいぞ、ワトソンとグローバンの間あたりのポジションを目指すのだ。
●Going Home(Will Martin)
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