ハリーのしっぽ > Web・仕事の話 >

2008年4月18日 15:51

君は天然職。①

2008:04:18:15:51:34

「社会で働く」って、何だろう。
最近、そんなことを考えさせられることがいろいろあって。何回かにわけて書き留めておきます。たぶん、3回くらいかな。

子供の頃、実家が自営業だったってこともあって、「仕事」というものがどういう社会の中で動いているのかよくわかっていなかったように記憶しています。社会とはイコール良識ある大人の世界。それぞれが自分の仕事を粛々と進め、ただそれだけのことで世の中は成り立っている。そう思っていました。が、実際に社会へ出てみると、そこは学校の成績と同じよう仕事が「デキる人」と「デキない人」にわけられる場でした。しかも、仕事がデキないとされる理由が必ずしも「能力が無いから」というわけではなくて、職場の環境だったり対人関係で決まってしまう人もいる。そんな光景を目の当たりにして、随分ショックを受けたものです。理不尽というか、ん~…、努力や誠実さよりも「運」みたいなのもが勝ってしまうことも多いのね、って。認めたくはなかったけど。


雨ですね…。


昨日電話をしてきたのは、僕がいつも担当させてもらっている企業さんの元web担当の方でした。「元」がつくのは、3月いっぱいで退社されたから。4月から新しい会社でまたweb担当をすることになったので、機会がありましたらよろしくお願いします、という挨拶の電話でした。正直、3つ年下のこの彼は、僕の中では「仕事がデキない」フォルダの中の人。彼と仕事をすると、どんなに丁寧に進めていても、最終決定を下す上司が出てきた途端に全ボツになり、その後はというと…このweb担当者は僕と上司の間を伝書鳩のようにただただ飛び回るだけの仕事に徹するのです。はっきり言ってそっちの問題なんだから、予め上司に相談しとくとか、自分なりに考えがあるのならはっきり言うとか、時間も予算も無駄にしないようちゃんとしろよ。って言葉が何度となく喉まで出かかった中で退社されたので、もうこれで僕も解放されたかなと思って安心していたのだけれど。またよろしくお願いします、って一体。

そんな挨拶やら近況報告やらが一通り終わり、そろそろ話を〆ないと、と思っていた矢先、「ハリーさん、最近はどうですか?」とまた話を振ってきました。そう言えば、普通ならきっと今頃は昼休み時間なはず。そんな時にわざわざ、しかも会社の電話ではなく自分の携帯から電話してきたのには何かあるんだろうか。様子を探り探り話しを続けていたのだけれど、全く電話を切る気配が無い。困ったなぁ。じゃあいいや、どさくさに紛れて聞いちゃえ!とばかりに「ところで、どうして退職されたんですか?」と尋ねてみたところ、まぁ途端に出てくる出てくる話の数々。本題はそれだったか(苦笑)。辞めてスッキリしたところで、改めて愚痴をコボしたかった、ってのが真相だったのね。

ただ仕事が出来ない人だとばかり思っていたのだけれど、実は彼、追い込まれていたようです。

案件について予め上司に相談すると、
「お前は1人で仕事が出来ないのか」と呆れられる。
こんな風に進めました、と最終決済を求めると、
「こんな仕事しか出来ないのか」と罵られる。

その繰り返しで2年間、もうどうしたらいいのかわからずハリーさんにも大変ご迷惑をおかけしました、と。そうなんだ…、そんな可哀想なことになってたんだ。実際問題、世の中この手の上司は決して少なくありません。部下を育てられない、サラリーマン上司が。それは自分が様々な企業さんと仕事をしている中で実感値としてあったのだけれど、まさか、こんな身近なところにもいたとは。

今、新卒にしても中途にしても、採用市場は結構賑やかです。人が動く理由として「もっとキャリアアップを!」という前向きな個人志向があるからと言われていますが、それはわりと派手な断片を語っているだけであって、本当は彼のように「やっていけそうな環境」を探しているほうが多いのかもしれない。それが見つかるか見つからないかは、やっぱり、運? 淋しい話だな。

「ハリーさんはいいですね。やりたい仕事をやられていて。」
そう彼に言われて、考える。
んー、時にガッカリしたりキレそうになったり、うまくいかないことや泣きたくなることも少なくないけれど、基本的には好きでやってる仕事だからなぁ。ここは「そうですね」って答えておこうかな。1人で仕事をしていると手に負えないこともいろいろあるけどね。それはまた別の話。



きっと僕くらいの歳だと、社会的にはそれなりの役職名もついてバリバリ仕事をしている人も多いのでしょう。もし僕も大人しく会社員やってたら、今頃どんな上司になっていたんだか。

シアワセは、歩いて来ない。
だけど近くにあるんだよ。
ハリーのしっぽ Author:ハリー
だいたいを家の中で過ごす在宅ワーカー。都内在住の40歳。ゲイ・パートナーのブランドン(外国人/ヨーロッパ圏)との生活は、気付けば14年目に突入。地味に静かに暮らしています。

Chibi-log

2010年7月26日 18:51

どっちが先に着くか競走だ。


ちょっと気温が下がったら出かけましょう、ってのが甘かったか、よく行く鰻屋の前には長蛇の列。聞こえてくる「あと10個!」「あと9個!」の声にハラハラしたけれど、ギリギリでラスト2個を買えたのは小さなラッキーだよね。
あの人は…そろそろ帰りの電車に乗った頃だろうか?鰻が好きな誰かさんのため、チャリンコ飛ばして帰ろうぞ。待ってろベイベー。

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↓あの曲がなんでこんなアレンジに!?と毎週流れるテーマ曲目当てに見てたわけだけど、もしかしてあれ、実は面白かったんじゃないか?と今にして思うドラマ。DVDになってないのね。そうなると、ますますもう一度見たくなる。若かったなぁ、メロリンQ。

幕末高校生(1993)

Twilight In Upper West(T-SQUARE)

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