2008年4月20日 12:41
君は天然職。②
2008:04:20:12:41:42
●先日「一緒にお昼でも食べない?」と誘われて、ちょうど僕も時間があったのでブランドンの会社へ行ってきたんです。ビルの入り口で待っていると、軽く腕まくりをしてポケットに手を突っ込んだブランドンがエレベーターから降りてきました。べつに彼のそういう姿なんて珍しくもなくて、その日にしてもほんの数時間前に「ほら、ネクタイ曲がってるし」とか言いながら玄関から送り出したばかりだったのだけれど、こうして外で改めて見ると「あぁ、この人はこんな感じで仕事してんのかぁ」なんて思ったりして。どこがどうって話ではないものの、なんだか違う人みたいでね。ちょっと新鮮な感じでした。
●ここ数ヶ月、時に午前様になるような忙しさに加え、今携わっているプロジェクトの仕事自体が全く面白くないと嘆き続けたブランドン。そんな嫌気にさらに拍車をかけているのが、その会社の雰囲気というか空気というか、とにかく居心地が悪いこと極まりないらしくて。聞けば、朝、誰1人として出社時に「おはようございます」の挨拶をする人がいないとか。隣の人と話すことも無く、やりとりは全てメール。昼は大半の人が弁当を買ってパソコンの前で仕事をしながら黙々と食べ、仕事が終われば「お疲れ」でも「お先に」でも無く黙って帰る。
うっそぉ…そんな会社ってあり?外資系ってそんな感じなの?
と思って僕の仕事関係の営業やディレクターに聞いてみると、実際そういう会社、増えてるんですってね。会社という場は「仕事をして給料をもらうところ」と割り切ればそれで何ら問題は無いのだろうけど、そんな中で犠牲になるのが「人として」の部分だとしたら、社会で仕事するって一体どういうことなのか考えずにはいられません。悲しい話だな、と言うか大丈夫か?って思ったりして。
●僕の場合はどうだったかな、と考えると。こういう仕事なので、やりがいと言うか達成感や満足感ってのはなかなか得づらいところがありました。むしろ苦しいことのほうが多かったかもしれない。自分の不甲斐なさに数えきれないほど泣いたし、キツイ時間の制約に大パニックになったったことも多かったし。それでも毎日会社に行っていたのは…、一緒に仕事をしていて楽しい人がいる、とか尊敬できる人がいる、とか、わりとそんなペラッペラな理由だったような気もします。(あ、あと飲み友達がいるとかね(苦笑)。) だからまた頑張ろう、って思える環境に、ずいぶん救われていたような気がします。ま、僕みたいな仕事はちょっと特殊だからなぁ、世の中すべての仕事に当てはまる話ではないのかもしれないけど。学校で言うところの「勉強は好きなんだけど、クラスに馴染めなくて学校嫌いになってしまう」みたいな大人が増えている、みたいな話を最近よく耳にするのでね。せっかくの戦力を活かせないまま、ずいぶん無駄に人材を消費している会社が多いんだな。と半ば呆れてしまいます。ちなみに。「月給、いくら上がれば転職する?」というとあるアンケートの結果、最も多かったのは36%で「金額の問題ではない」という回答だったとか。お疲れさまの現代人、フラストレーション溜まりまくりのご様子ですね。
●「ここもあと1週間だから、べつにいいんだけどさ」と、それ口に詰め込みすぎじゃない?って思うほど食べながらモゴモゴ言うブランドン。このプロジェクトが終わったら、彼はまた次のプロジェクトに参加するため違う会社へ席を置きます。転職も考えたものの、今はタイミングではないという結論を出したばかり。
働く、って大変だよね。
どうだろう…次のプロジェクトは仕事しやすい環境だといいのだけれど。
シアワセは、歩いて来ない。
だけど近くにあるんだよ。
だけど近くにあるんだよ。
ハリーのしっぽ
だいたいを家の中で過ごす在宅ワーカー。都内在住の40歳。ゲイ・パートナーのブランドン(外国人/ヨーロッパ圏)との生活は、気付けば14年目に突入。地味に静かに暮らしています。
だいたいを家の中で過ごす在宅ワーカー。都内在住の40歳。ゲイ・パートナーのブランドン(外国人/ヨーロッパ圏)との生活は、気付けば14年目に突入。地味に静かに暮らしています。
Chibi-log
2010年7月26日 18:51
どっちが先に着くか競走だ。

ちょっと気温が下がったら出かけましょう、ってのが甘かったか、よく行く鰻屋の前には長蛇の列。聞こえてくる「あと10個!」「あと9個!」の声にハラハラしたけれど、ギリギリでラスト2個を買えたのは小さなラッキーだよね。
あの人は…そろそろ帰りの電車に乗った頃だろうか?鰻が好きな誰かさんのため、チャリンコ飛ばして帰ろうぞ。待ってろベイベー。
Recent Comments
Categories
Archives
- 2010年7月 (5)
- 2010年6月 (2)
- 2010年5月 (3)
- 2010年4月 (6)
- 2010年3月 (7)
- 2009年7月 (1)
- 2009年6月 (4)
- 2009年5月 (7)
- 2009年4月 (9)
- 2009年3月 (5)
- 2009年2月 (12)
- 2009年1月 (4)
- 2008年12月 (4)
- 2008年11月 (5)
- 2008年10月 (5)
- 2008年9月 (1)
- 2008年8月 (7)
- 2008年7月 (6)
- 2008年6月 (12)
- 2008年5月 (16)
- 2008年4月 (11)
- 2008年3月 (5)
- 2008年2月 (8)
- 2008年1月 (6)
- 2007年12月 (15)
- 2007年11月 (14)
- 2007年10月 (14)
- 2007年9月 (14)
- 2007年8月 (14)
- 2007年7月 (17)
- 2007年6月 (14)
- 2007年5月 (14)
- 2007年4月 (22)



ハリーさん。
んー。何も会話のない会社ですか?
僕にはちょっと無理ですね。
結局、会社にしろ社会にしろ、
コミュニケーションがあって初めて成り立つものだと思うので、
隣に座っている人とも会話しない、
挨拶もしないって会社って
どんな会社なんだろう?
ちゃんと儲かってる会社なのかなぁ?
長くは続かないんじゃないの?とか
思わずにいられません。
ちなみに、自分の勤務先は『典型的な』日本企業です。
なので、挨拶もするし、朝の体操もばっちりします!(失笑)。
今の時期新入社員が配属されてくるのですが、
やっぱり体操するの戸惑ってますね。恥ずかしいみたい。
ハリーさん、どうもご無沙汰です。
最近は、数字や成果ばかり追いかけて、
『人』を大事にしたり、尊重したりする事に
欠けた人が増えたんじゃないでしょうか。
どんな仕事だって、結局は人が生み出して
人に帰って行くものがほとんどだと思うので、
その仕事で接する人接する人を
出来る限り尊重して働く事が、最終的には
いい成果や業績への一番の近道だと思うんです。
もちろん、その分目標は自分の中で
強固に持たないといけませんが。
会社にはもっと『人そのもの』を重視した
組織/環境づくりをして欲しいなぁ…と思います。
『人』はみんな同じじゃないんですよ。
ネジや部品とは違います。
応用力に優れた人が上に立てるのは
当然だとは思うんですけど、
そればかりが重視されるのは
とても間違っていると思うので…
会社の言いなりになって失敗するんじゃなくて、
その前に自分から主張する事も大事ですよね。
● re:turboさん。
この手の会社は特殊な業種で増えてるようですよ。ITとか金融とか。
人材を育てる、という概念がそもそも無いんだと思います。
今、目の前の仕事を即戦力にやってもらえばそれで良くて、
辞めたらまた次の即戦力を採用すればいい、みたいな。
一匹狼の集まりというか、そういう環境を良しとしてあちこち渡り歩くプロ志向(って言っていいのかどうかわかんないけど)も増えてるので
需要と供給ってことではグーなんでしょうけどね。
>何も会話のない会社ですか?
>僕にはちょっと無理ですね。
そういえば、風説の流布で話題になったナントカドアって会社も、社員同士の交流はメールがほとんどで誰が誰だか知らなかった、って話もありましたね。
僕も無理だな、そういうの。コミュニケーションが無いところからは何も生まれないような気がします。
>やっぱり体操するの戸惑ってますね。恥ずかしいみたい。
最初はどうしてもね(笑)。
前に取材に行った営業会社では、朝の朝礼で1人づつ大声で目標を言わされてました。
あれもね、最初は恥ずかしかったけどすぐ慣れた、って言ってましたし。
turboさんがいい見本になって、絶好調な体操を見せれば大丈夫。
● re:祐くん。
久しぶり。最近は元気にしてる?
最近の傾向として思うのは、下を育てられない上司が増えてるのかなぁってこと。育てる、って言うとなんだか手取り足取りって感じだけどそういうことではなくて、それこそ祐くんが言うように
>『人そのもの』を重視した組織/環境づくり
に意識がまわらない人が多くなってると思う。
上司自身、自分のことで精一杯というか余裕が無いというか(苦笑)。
まぁ会社だから目標とかあって当然だし、あまりのんびり構えていられない、ってのが実情なのかもしれないけど。
あとは、見方を変えると
「そもそもそこは本当に自分にあった環境なの?」ってのもあるかも。
>その仕事で接する人接する人を出来る限り尊重して働く事
僕もね、まったくその通りだと思ってる。
でも人ってのは本当にいろいろで、中にはネジや部品のようにいられる環境がいい、って人もいるんだよね。
だから、どの会社がいい、とは簡単には言えないの。面白いでしょ。
会社には会社の「経営者」としての事情もあって、
しかも会社はボランティアではないから、全て社員が望むように、とは出来ないことを理解して、で、その上で働く側はどうするか。
我慢する、要求する、自分にあった違う環境を探す、いろいろだよね。
働く側にも、策はある。
ってことを僕は大人になって学んだと思う。
少しでも、自分の仕事、自分の職場に誇りを持てる人が増えますように。
僕が、広告の中でも「求人広告」の制作をメインの仕事にしたのには、
そういう思いがあったからなんだよ。
人と職場環境とのベストマッチングを実現させたい。
不安や不満を持ちながら、仕事してほしくないんだよね。