スーパーな人々。
●スーパーで買い物をしている時、他人のカゴの中を食い入るように凝視するおばさん。あれは一体…。視線が合っても、何食わぬ顔で再び覗き込む。ものすごい度胸、ある意味これも「スーパー」。
●土日は2人でスーパーへ買い物に行きます。いつも一緒なのでまわりもなんとなくわかってるんだろうけど、そんなことはべつにどうでもよくって、むしろ手をつなぎ絡まるようにイチャイチャしながら買い物をしているビアンカップルに、こっちが赤面してしまったりして。僕らが横を通り過ぎようとも、まったくこちらを見る気配なし。まぁ、だからと言って僕らも見せ付けるように対抗しようって思うほどヒマじゃないし、それこそどうでもいい話なんだけど。
●買い物の最中で一番困るのは、ブランドンの知り合いにバッタリ会うこと。しかも全員外国人ときています。このへんに住む外国人はみんな近所の同じジムに通っていて、それはブランドンも同様なものだから、顔馴染みの多いこと多いこと。さらになぜか全員頭に「スーパー」がつくほどの巨漢で、聞けば「あの人たち、昔はちゃんとジムに通ってたんだけど、今はやめちゃったんだよねー」ということだそうで。そんなわけで久しぶりに顔を合わせるので「Hi!!!!!」と握手から始まり、そこからの立ち話が長いんです。
…困るのよね、こういう時、どうしたらいいのか。
黙って話が終わるまで後ろで待ってるのもなんか嫌だし、初対面、しかもスーパーのど真ん中での立ち話で「パートナーですぅ」と無駄に話を拡げたくもないし。もっと言うと英語での会話はそもそも根っこからアウトなので、結局僕は消えるようにそーっと後ずさりして、コソコソと買い物を続けることになるわけで。ただ、立ち話を終えて「ゴメンね~」と走り寄ってきて、今の人はああでこうでと一生懸命話してくれる彼を見ると、なんだか気を使わせてしまって申し訳ないなぁと思ったりもして、どう立ち振る舞うのがベターなのか、ちょっと考え所だったりします。
●買い物も終盤。あれは買ったし、あとは…大丈夫かな、とチェックをしていると、見ろ!見ろ!と言わんばかりにブランドンが僕の肘を叩きます。なんだ?またあのビアンカップルか?と思い彼の視線を追いかけるとそこには、、、有り得ないほどの超ド級のスーパーマッチョが。超人ハルクの実写版みないな、なんだか不自然な塊りみたいにも見える、(僕らよりちょっと)おじさん。上腕三頭筋とか大腿二頭筋とか体裏の筋肉がもの凄くて、きっと何かポリシー持って集中的に鍛えてんだろうね、って感じのスーパーマッチョが、カゴを持ってウロウロしていました。呆気にとられた僕ら2人。一体何を食べたらああなるんだろうね、と話しながら揃って何をしたかと言うと…、、、さりげなく後を追いかけ、カゴを覗き込んで中身をチェックしたのでした。この時点で、冒頭のおばさんは無罪放免です。帰りながら。何買ってたか見た? 見た見た、玄米パンとカッテージチーズと、牛乳と赤身の肉と鶏のささ身とブロッコリーだったよ。 なんか基本に忠実、って言うか、やっぱりストイックにやらないとあんな体にはならないんだろうね。 朝夕ジムに通ってんじゃないの? だって仕事は? そのためにパパっと終わらせてるとか。 すごいね。 ね。 やる? やだよ(苦笑)。 でもさ、あれじゃ野菜が全然無いよね。 サプリとかで大量に摂ってんのかなぁ。 あ、これ美味しいね。 そぉ?ちょっと甘すぎない? えー、ちょうどいいと思うけど。 お茶も買えば良かったな。 自販機で買う?
レジ前に並んでいて思わず買ってしまった饅頭を食べながら、自分を律する難しさについて語り合ったのでした。

●それにしても。やっぱり自慢の体は見せたくなるものなんでしょうかね。腕って言うか肩も半分くらい出るくらいピッチピチのシャツに、見てくれと言わんばかりの超短パン。僕なんて、こんな足を見せるのが恥ずかしくて、今年流行のハーフパンツすらはけずにいるのに。
だけど近くにあるんだよ。
だいたいを家の中で過ごす在宅ワーカー。都内在住の40歳。ゲイ・パートナーのブランドン(外国人/ヨーロッパ圏)との生活は、気付けば14年目に突入。地味に静かに暮らしています。
Chibi-log
どっちが先に着くか競走だ。

ちょっと気温が下がったら出かけましょう、ってのが甘かったか、よく行く鰻屋の前には長蛇の列。聞こえてくる「あと10個!」「あと9個!」の声にハラハラしたけれど、ギリギリでラスト2個を買えたのは小さなラッキーだよね。
あの人は…そろそろ帰りの電車に乗った頃だろうか?鰻が好きな誰かさんのため、チャリンコ飛ばして帰ろうぞ。待ってろベイベー。
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そりゃ鍛えたらやっぱり皆に見せたくなるもんよ。ねー、海ちゃん?
その超人ハルクは日本人?外人? で、ゲイなの?とそういう方にばかり気を取られています。
● re:龍児さん。
どーなんでしょう、場所を選ばない見せすぎは結構引きますけど(笑)。
もしかしたらあの超人ハルクは、着れる服が無いのかもしれません。それくらい凄いの。んー、凄いって言うか、なんか妙って言うか。上半身のフォルムが、なんとなくブロッコリーっぽい感じ。ってわかります?海さんの胸板に龍児さんのウエストをくっつけた感じ。その下にカボチャみたいな足がついてる、みたいな。体脂肪率は…たぶん1ケタ台前半。いやぁびっくりしました。ちなみに、
>日本人?外人?
思いっきり日本人。たぶん龍児さんの好みではないはず。どちらかと言うと心太さんのストライクゾーンっぽい。
>ゲイなの?
つたない我々のゲイダーでは「違うんじゃないの?」と出てますが、どうなんでしょうね。
ハリーさんとブランドンさんのほのぼのとした日常の幸福感が感じられて、ニヤニヤしながら読んでしまいました。
会話の間合いとか視線とか、商品ラックを覗き込むお二人の様子とか、お会いしたことも無いのに目に浮かぶってのはやっぱりハリーさんの描写能力・文章力のすごさなんでしょうね・・・
すごいマッチョといえばうちの会社の後輩にも一人いた(影のあだ名は「筋肉マン」)んですが、脇閉じないし常に内腿すれてるし、仁王立ちで偉そうだし、エレベーターで会っても挨拶しないし(あ。これは関係ないか)、筋肉は程ほどがいいと学びました。
我が家の場合
夕飯のメニューが決まってる時は
ほぼ確実に旦那と買い物行きません
何故?って
コッチは買う物も全て決めメモして行ってるのに
「これ美味しそうだよね?」
「あ、今夜アレにしない?」
と横やりを入れてくるので
俺は融通が利かない男なのだ(何偉ぶってるんだよ
● re:Yuyuさん。
>ニヤニヤしながら読んでしまいました。
ありがとうございます。べつになんてこと無い話なんですけどね、まぁ、こんなもんですよ。毎日が(笑)。
>筋肉は程ほどがいいと学びました。
やはり女性には筋肉マンは厳しいでしょうか。ん~、そう言う僕もボディビルダー的な体にはちょっとついて行けませんけどね。外見的なことより、むしろそれが「本当に使える筋肉なのか」、ってそういうことのほうに興味が向いたりします。(なんでしょう?このトレーナー気取りは(苦笑)。)
ただ努力のスタンスというか、自分を磨く意識の高さみたいなとこには思わず尊敬しちゃいます。自分ではなかなかそういう部分にはチカラが入らないので。。。
● re:玉吉さん。
>夕飯のメニューが決まってる時は
平日はうちもそうですよ。予め3日ぶんのメニューを決めて、メモしてから買いに行きます。スーパーに行ってから「今晩は何にしよっかなぁ」って考えられなくて。(でも結局買い忘れとかあって、“帰りに買ってきてー”ってメールすることもしばしば。)
でも土日は気が抜けてしまって、全部彼にお任せ。で、一緒に買い物に行くと値段を見ないでどんどんカゴに入れるもんだからオイオイみたいな。平日の節約を土日で全部パーにされてしまうんだけど、作るのは彼のほうが上手なので、うれしいやら悲しいやら(苦笑)。
あ、でも重いものを持ってもらえるので、やっぱり一緒に行くと助かるなぁ。