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2008年6月11日 16:26

非常事態、その時。

2008:06:11:16:26:02

まだ携帯電話が無かった頃の、土曜の昼下がり。仕事で徹夜続きだったものですっかりダウンしていると、それを邪魔するようにトゥルルルと電話が。留守電にしていたのでそのまま黙ってベッドの上で聞いていると、「キャーっ!」と声がします。続いて"ただ今留守にしています"と流れているその間も電話も向こうで「わっ!」とか「うぅ~っ」とか喋っているようで、"ピーという発信音の後、メッセージをお願いします"、ピー、と鳴るやいなや「死ぬーっ!」、そしてガチャっ、ツーっ、ツーっ、ツーっ、...。こ、この声は、あいつだ。何事だ?急いで飛び起きて電話をかけ直すと、ツーっ、ツーっ、と話し中の音。リダイヤルを繰り返し、やっと繋がったと思ったら「た、助けてー!!」と叫び、再びガチャっ、ツーっ、ツーっ、ツーっ、...。おいっ!!だだだ大丈夫かっ!?

うちのマンションでは定期的に消防点検なるものがあって、そのたびに3人くらいの作業員が両手に検査道具を持ってやってきます。なぜかいつも平日で、こんな平日に他の部屋の皆さんはいらっしゃるものですか?と聞いてみたら「いやぁ、ほとんどいらっしゃいませんねぇ」ってそりゃそうでしょ。まぁ、うちの場合はこうして平日でも平気だし、逆に土日を縛られるとかえって都合が悪いので大歓迎ですけど。

キッチンの上にあるガス漏れ警報機、各部屋の天井にある火災報知機、さらに火災報知機はトイレや洗面所、押入れの中にまであって、なんだか生活の全部を見られるようでちょっとヤな感じ。もちろん、ジロジロ見られるようなことは無いのですが。むしろ余計な物を見ないように一生懸命警報機のチェックに集中しているようなとこがあって、ちょっとお互いに気まずさがあったりもします。

「ベランダも見せていただいてよろしいですかー?」、と作業員。避難はしごがちゃんと使えるかどうかを点検するということで、ベランダへ通します。と今度は向こうから「洗面所、よろしいでしょうかー?」ってもう、勝手に見てくれてもいいのに。はいはい、と洗面所へ通し、作業を見守ること約5分。ベランダから作業員が戻って来て「全て終わりましたのでハンコください」ということで作業終了。ご苦労様でした、と送り出し、僕は仕事場へ戻ります。

1時間ほど経った頃でしょうか。隣の部屋から、何か音がします。ポーっ、ポーっ、ってなんのブザーだろ?たしか火事の時は「火事です!火事です!」って騒ぐはずだけど。不安になって恐る恐る行ってみると...。

げっ、テレビの上に鳩が!うわテーブルの上にも鳩が!!

ベランダを点検した作業員、網戸を閉めていかなかったんだ(汗)。
二羽の鳩が、部屋の中でこっちを向いてポーっ、ポーっと鳴いている、見たことの無いシュールな光景。...怖い。目と目が合い、お互いに完全にフリーズ状態。僕はそーっと後ずさりし、何をしたかと言うと

大パニック。

ブランドンへメール。そしてまた鳩のいる部屋へ戻り、さてどうしたものかと考えていると、ジャーン!というブランドンからの電話の音に驚いた鳩がバサバサっと飛び上がり、部屋中を狂ったように旋回!その様子はまるでヒッチコックの「鳥」。僕もパニックで一緒に駆け回り、なんとか鳩を外へ追いやろうと奇声を上げて立ち向かいますが、携帯の向こうにはドタバタととんでもない状況だけが伝わっていたとかで、ブランドンも必死で「もしもし!もしもーーーーーーし!」と叫んでいたらしい。やっと鳩が出ていったところで、もしもし?と電話に出ると、「...なにやってんの?」。だから鳩だよ、鳩!あいつらだな、いつもベランダにフンだのタマゴだの置いてくのは。どう思うっ!?
鼻息荒く早口で同調を求めるも、「もう切っていい?」と言われ、しばし呆然。なんだよ、わかんない奴だな。

「た、助けてー!!」、と言って切れた電話。ただ事ではないと再びリダイヤルを繰り返し、10分後くらいにやっと繋がりました。「はぁ...。も、もしもし?」 もしもしじゃないよ、何事だ一体。

「あのさぁ...、猫がいたのよ。部屋に」

...はい?
「ドアを開けっ放しでゴミを捨てに行って、戻ってきたら部屋のど真ん中に猫が座っていたのよ。」
しばらく睨み合い、そーっと追い出そうとすると毛を逆立ててフンギャ!と威嚇してきたものだから、たまらず電話したものの会話にならず出手来た言葉が「死ぬーっ!」、ってそんなのアリかよと思っていたけれど、今ならわかる。

アリだね、絶対。

シアワセは、歩いて来ない。
だけど近くにあるんだよ。
ハリーのしっぽ Author:ハリー
だいたいを家の中で過ごす在宅ワーカー。都内在住の40歳。ゲイ・パートナーのブランドン(外国人/ヨーロッパ圏)との生活は、気付けば14年目に突入。地味に静かに暮らしています。

Chibi-log

2010年7月26日 18:51

どっちが先に着くか競走だ。


ちょっと気温が下がったら出かけましょう、ってのが甘かったか、よく行く鰻屋の前には長蛇の列。聞こえてくる「あと10個!」「あと9個!」の声にハラハラしたけれど、ギリギリでラスト2個を買えたのは小さなラッキーだよね。
あの人は…そろそろ帰りの電車に乗った頃だろうか?鰻が好きな誰かさんのため、チャリンコ飛ばして帰ろうぞ。待ってろベイベー。

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↓あの曲がなんでこんなアレンジに!?と毎週流れるテーマ曲目当てに見てたわけだけど、もしかしてあれ、実は面白かったんじゃないか?と今にして思うドラマ。DVDになってないのね。そうなると、ますますもう一度見たくなる。若かったなぁ、メロリンQ。

幕末高校生(1993)

Twilight In Upper West(T-SQUARE)

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