非常事態、その時。
●まだ携帯電話が無かった頃の、土曜の昼下がり。仕事で徹夜続きだったものですっかりダウンしていると、それを邪魔するようにトゥルルルと電話が。留守電にしていたのでそのまま黙ってベッドの上で聞いていると、「キャーっ!」と声がします。続いて"ただ今留守にしています"と流れているその間も電話も向こうで「わっ!」とか「うぅ~っ」とか喋っているようで、"ピーという発信音の後、メッセージをお願いします"、ピー、と鳴るやいなや「死ぬーっ!」、そしてガチャっ、ツーっ、ツーっ、ツーっ、...。こ、この声は、あいつだ。何事だ?急いで飛び起きて電話をかけ直すと、ツーっ、ツーっ、と話し中の音。リダイヤルを繰り返し、やっと繋がったと思ったら「た、助けてー!!」と叫び、再びガチャっ、ツーっ、ツーっ、ツーっ、...。おいっ!!だだだ大丈夫かっ!?
●うちのマンションでは定期的に消防点検なるものがあって、そのたびに3人くらいの作業員が両手に検査道具を持ってやってきます。なぜかいつも平日で、こんな平日に他の部屋の皆さんはいらっしゃるものですか?と聞いてみたら「いやぁ、ほとんどいらっしゃいませんねぇ」ってそりゃそうでしょ。まぁ、うちの場合はこうして平日でも平気だし、逆に土日を縛られるとかえって都合が悪いので大歓迎ですけど。●キッチンの上にあるガス漏れ警報機、各部屋の天井にある火災報知機、さらに火災報知機はトイレや洗面所、押入れの中にまであって、なんだか生活の全部を見られるようでちょっとヤな感じ。もちろん、ジロジロ見られるようなことは無いのですが。むしろ余計な物を見ないように一生懸命警報機のチェックに集中しているようなとこがあって、ちょっとお互いに気まずさがあったりもします。
●「ベランダも見せていただいてよろしいですかー?」、と作業員。避難はしごがちゃんと使えるかどうかを点検するということで、ベランダへ通します。と今度は向こうから「洗面所、よろしいでしょうかー?」ってもう、勝手に見てくれてもいいのに。はいはい、と洗面所へ通し、作業を見守ること約5分。ベランダから作業員が戻って来て「全て終わりましたのでハンコください」ということで作業終了。ご苦労様でした、と送り出し、僕は仕事場へ戻ります。
●1時間ほど経った頃でしょうか。隣の部屋から、何か音がします。ポーっ、ポーっ、ってなんのブザーだろ?たしか火事の時は「火事です!火事です!」って騒ぐはずだけど。不安になって恐る恐る行ってみると...。げっ、テレビの上に鳩が!うわテーブルの上にも鳩が!!
ベランダを点検した作業員、網戸を閉めていかなかったんだ(汗)。
二羽の鳩が、部屋の中でこっちを向いてポーっ、ポーっと鳴いている、見たことの無いシュールな光景。...怖い。目と目が合い、お互いに完全にフリーズ状態。僕はそーっと後ずさりし、何をしたかと言うと

ブランドンへメール。そしてまた鳩のいる部屋へ戻り、さてどうしたものかと考えていると、ジャーン!というブランドンからの電話の音に驚いた鳩がバサバサっと飛び上がり、部屋中を狂ったように旋回!その様子はまるでヒッチコックの「鳥」。僕もパニックで一緒に駆け回り、なんとか鳩を外へ追いやろうと奇声を上げて立ち向かいますが、携帯の向こうにはドタバタととんでもない状況だけが伝わっていたとかで、ブランドンも必死で「もしもし!もしもーーーーーーし!」と叫んでいたらしい。やっと鳩が出ていったところで、もしもし?と電話に出ると、「...なにやってんの?」。だから鳩だよ、鳩!あいつらだな、いつもベランダにフンだのタマゴだの置いてくのは。どう思うっ!?
鼻息荒く早口で同調を求めるも、「もう切っていい?」と言われ、しばし呆然。なんだよ、わかんない奴だな。
「あのさぁ...、猫がいたのよ。部屋に」
...はい?
「ドアを開けっ放しでゴミを捨てに行って、戻ってきたら部屋のど真ん中に猫が座っていたのよ。」
しばらく睨み合い、そーっと追い出そうとすると毛を逆立ててフンギャ!と威嚇してきたものだから、たまらず電話したものの会話にならず出手来た言葉が「死ぬーっ!」、ってそんなのアリかよと思っていたけれど、今ならわかる。
アリだね、絶対。
だけど近くにあるんだよ。
だいたいを家の中で過ごす在宅ワーカー。都内在住の40歳。ゲイ・パートナーのブランドン(外国人/ヨーロッパ圏)との生活は、気付けば14年目に突入。地味に静かに暮らしています。
Chibi-log
どっちが先に着くか競走だ。

ちょっと気温が下がったら出かけましょう、ってのが甘かったか、よく行く鰻屋の前には長蛇の列。聞こえてくる「あと10個!」「あと9個!」の声にハラハラしたけれど、ギリギリでラスト2個を買えたのは小さなラッキーだよね。
あの人は…そろそろ帰りの電車に乗った頃だろうか?鰻が好きな誰かさんのため、チャリンコ飛ばして帰ろうぞ。待ってろベイベー。
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何やってんですか!?読んでて笑っちゃいましたよ。
中島みゆき風に言うと「ひとり上手」ってやつですね(笑)。
鳥はへんな病気を持ってることがありますから
注意したほうがいいですよ。
確かに非常事態なんでしょうね~
ボクは大学生の時住んでいた
アパートの階段に大きなヒキガエルがいて
上がれないからどかしてくれと言われて
どかしに行ったり
店の中にトンボが入ってきて
自分じゃ怖くて取れないから取りに来てと
電話がかかってきて取りに行ったりと
処理班員になってました…
非常事態ですね。
そういえば、
自分の勤務先の人が、家に帰ったら
玄関に”イノシシ”が居座っていて、
しばらく互いに”ガン”とばしあっていた
という話を聞いたことがあります。
なので、イノシシに比べれば
”平和の使者ハト”の来訪はほほえましい出来事(苦笑)
ではないかと思ったりしています。
ところで、ハトって帰巣本能が強いらしいので、
ご自宅が知らぬ間にハトに占領されないよう
気をつけてくださいね。健闘を祈っております。
部屋にハト。
確かに非常事態と言うか違和感アリアリの光景ですね。
ただ、私もパニクるとは思いますが、個人的にはゴ○○リよりは好ましいです。
珍客話といえば、隣の家のベランダに青大将が出現しました。マンションの5階で、それにまあまあ都会なんですが、いったいどこから?
● re:えるくん。
>何やってんですか!?
あらっ?伝わらないかなぁ、思いっきり焦ってるのが。
ひとり上手と呼ばないで ひとりが好きなわけじゃないのよ
>鳥はへんな病気を持ってることがありますから
ホントにそれ、怖いなぁって思った。追い出した後、掃除機かけて拭き掃除して殺菌殺菌。羽がちょっと落ちてたけど、フンはされてなくて良かった。
● re:台ちゃん。
非常事態処理隊長に任命決定。
って言うか、何?秋田出身には珍しい話じゃないよみたいなノリ?
岩手のほうが都会なんだろうか。ケケケ。(不毛な争い。)
窓を開ける季節になると時々へんな虫が入り込んでる時があるんだけど、ダメなんだよ、虫が。だからまずブランドンにメールして、で、部屋のドアを閉めて隔離して、帰ってきたら取ってもらうようにしてんの。今度から台ちゃんに電話することにする(笑)。
● re:turboさん。
>玄関に”イノシシ”が居座っていて、
えっ、、、turboさんってそんな凄いところにお住まいなんですか(汗)。うちの実家のほうで、家に帰ったら熊が冷蔵庫の前で食べてて驚いた、みたいな話を聞くことがありますけど、なんだかノリが似てる…。ド田舎?
>”平和の使者ハト”の来訪はほほえましい出来事
まぁなんて前向きな(笑)。このハトたち、いつも二羽でやってきて、見てるぶんにはホントにほほえましいというか可愛いんですけどね。今週月曜、凄い雷と雨だったんですけど、ベランダを見たら二羽が雨宿りしていて思わず写真撮っちゃったりしたし。ただねぇ、、、余計なお土産を残していくんで困ります。
● re:Yuyuさん。
>ゴ○○リよりは好ましいです。
確かに!素早い動きもそうだし、バタバタと飛ばれちゃった日にはもう気絶モンです。母親はあれをスリッパで一撃してましたからね。怖い女なだぁと子供心に思ってました(笑)。
>隣の家のベランダに青大将が出現しました。
聞いたことあるんですけど、そういう青大将とか、それにゴキブリとかネズミとかはマンションの配管を使って上がってくるらしいですよ。一度通り道が出来ちゃうと大変なんですって。ベランダに花とか生ゴミとか置くと即行でやってくるそうなんで、うちのベランダにはなーんにもありません(苦笑)。