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2009年5月15日 17:41

帰省録0904【2】:名も無き春。

2009:05:15:17:41:12

花の名前とか。
木の名前とか鳥の名前とか。虫の名前や、星座の名前。見てすぐ聞いてすぐ「おっ、あれは○○だね」とサラっと言えちゃう、そんな素敵な人間になりたかった。


いや、ホントはそうなれるはずだった。はず。子供の頃は毎週のように山に連れ出されて、野鳥の鳴き声を真似したり、花の名前を教えてもらったりしてたもの。でもなぁ。これは○○って花で、と教えてくれる父親の声は右から左で、僕は「何と何の絵の具を混ぜたらこんな色になるかなぁ」とか「これお母さんにどうやって持って帰ってあげよっかなぁ」とか、そんなことばっかり考えてて。立派な図鑑も買ってもらったけれど、あれを開いたのって自由研究の時だけだったしなぁ。興味の幅が狭い人間はこれだから、とこれはとても残念な自分です。(ブランドンに言わせれば、「幅が狭いんじゃなくて、方向が違うんでしょ」。もしもし?あさってのほうとでも言いたそうな顔ですけど?)

いつもの山を散策です。そして、いつものお約束シーン。

いつも通り、取り残される。

なんだよ、待ってくれないどころかもう振り返りもしないのね。
いいです。結構です。

鶯が鳴いてました。

あの二人は話が合います。合うって言うか、二人とも詳しいの。ブランドンも小さい頃はお母さんに連れられて山へ行って、いろんな花の名前を教えてもらったそう。で彼は勉強家だから、その花の名前を全部日本語でも言えるんです。そんな話をした日にはうちの父親、「お前にも子供の頃に」的な話になって僕の馬鹿が際立つこと100%だから、絶対に言うなよ。とあれほど釘をグッサリ刺しておいたのに、

「おぉブランドンくんは詳しいなぁ」「だって子供の頃お母さんに」
とコンマ5秒であっさり喋ってしまう裏切り者って一体。案の定、写真を撮ってる僕の横でいちいち「それは何の花だかおわかりですかぁ?」とイヒヒ顔の父。おわかりません。いいの。いろんな色を撮りたいだけだから。キレイなものに名前なんかいらないよねー。





返事が無いから自分で「そーだよねー」。



ってことで、2009年、春の図鑑。町では桜が散っていたけれど、山の中はまだ春の微妙に一歩手前って感じでした。ホントはもっと鮮やかな色を撮りたかったのだけれど。

小さい春です。

山を下り、「はいお母さん、これ。」「あらブランドンくんありがとう、きれいな○○ね。」という美しい会話を聞き流す。「で、あんたは?」。あんたは!?すんません、そのあんたからは何もありませんが。川原でタンポポでも摘んできましょうか?
「じゃあトイレに飾るからいっぱい摘んできなさいよ」。
えっ、マジで?
冗談が通じない母親、そして「黄色い花だぞー(笑)」という父親の温かい声援を背に、家の真ん前の川原へ行って唖然。

もう種になっていいんだっけ?

全部種になってんじゃん。。。
まぁ仕方無い。そもそも冗談なんだし。そう思いながら横を見て、今度は呆然。
お、お前は、

えっ?

誰だ!?

こ、これ、誰??
タヌキだと思うんだけど、そうなの?違うの??


動物の名前とかも普通に言えちゃう、そんな素敵な人間になりたかった。






てかなんであんなのが家の前に普通にいるんだよ。

シアワセは、歩いて来ない。
だけど近くにあるんだよ。
ハリーのしっぽ Author:ハリー
だいたいを家の中で過ごす在宅ワーカー。都内在住の39歳。パートナーのブランドン(外国人/ヨーロッパ圏)との生活は、気付けば13年目に突入。地味に静かに暮らしています。

Chibi-log

2010年2月28日 17:21

もうすぐ春ですね。

仕事そっちのけ、確定申告も全くの手付かず状態のまま、徹夜してまで見入ったバンクーバー五輪もそろそろ閉会。毎回思う、「冬季五輪が終わったら、そろそろ春なんだなぁ」。
いろいろ落ち着いたら、またブログ始めてみようかな。

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