ハリーのしっぽ > ゲイとメディア

2007年10月31日 13:17

ホモセクシャルベイベー。

2007:10:31:13:17:06

はぁい可愛い男の子ちゃんですよー、と手渡された生まれたばかりの我が子を抱きながら、「この子はストレートなんだろうか?それともゲイなんだろうか?」と考える親っているんだろうか。
などと、内容とは微妙にズレてる前振りをしてみたりして。

今月23日、イタリアの全国紙に掲載された「同性愛者差別に抗議する広告」がちょっとした騒動になってるんだそうです。まぁ、この手の広告は宗教も絡んだりして、問題が複雑になる(そしてすぐに忘れ去られる)のが常みたいなところがあって。むしろそれを狙っての出稿なんだろうか?と考えてしまうこともあるのだけど、今回のこれはちょっと...いただけませんでした。以下、画像を載せます。エロとは無縁のものですが、デリケートな題材ですので職場や学校等でご覧の方は一応ご注意ください。しかも長文。

2007年9月10日 13:50

おフランスのエスプリ。

2007:09:10:13:50:36

サッカーファンの方には読み流して欲しい話なのだけれど。
僕は昔から、どうもサッカーの面白さみたいなものが理解できなくて。「俺が俺が」的な個人の集まりで成り立っているチームプレイに、イマイチこう馴染めないというか。自分でやったことも無いくせに偉そうに言ってます。

070910-1.jpg

僕が生まれ育ったのは、知る人ぞ知る「ラグビーの町」。学校の隣にはラグビー場があって、デッカイ男たちがいつも傷だらけで、雨の日でも泥まみれになって練習している姿を、ごくあたりまえの光景として見ていました。自転車を押し、練習を眺めながら下校する17歳の心に「ちょっとした妄想」が全然無かったわけではないけれど、そんな邪心も吹き飛ばされるほどのストイックな練習風景と彼らのひた向きさは強烈で、尊敬とか誇りとか、僕にとってはヒーローそのものだったんです。よくサッカー好きの人に「ラグビーが好きならサッカーも好きでしょ?」とか言われますが、それは全然違います。ラグビーは、ノーサイドまでチーム全員で戦うスポーツ。1点取ったら1人主役になってダンスしたり騒いだりするサッカーとは、その精神が全然違うんです。

って話しが、今日のタイトルと一体何の関係があんのよ?ということですが。

日本ではあまり(というか全然)盛り上がっていませんが、現在、フランスで「ラグビーワールドカップ」が開催されています(9/7~10/20)。今ここで日本代表の不甲斐なさを語ると、書いても書いても書き足らない感じなのでそれは端折りますが、それにしてもこの盛り下がりぶりは一体何だろう?テレビ放送はあるものの、これと言ってチカラを入れてPRするでもなく、とでも残念でなりません。

では、開催国フランスではどうなのかと言うと。僕は広告制作という仕事柄、世界の広告デザインやマーケティングを興味や関心を持ってウォッチしているわけですが、2ヶ月前、このポスターを見てひっくり返ってしまいました。以下、会社や学校で読まれている方、周囲の視線を気にしながらご覧ください。

2007年6月 8日 17:00

テレビを見ていて思ったこと。②

2007:06:08:17:00:05

先日見た「18th Annual GLAAD Media Awards」にはリアリティ番組を対象とした"OUTSTANDING REALITY PROGRAM"という部門があり、ノミネートされた番組は以下の通りでした。

★The Amazing Race 10 (CBS)  ★Big Brother: All-Stars (CBS)
★Project Runway (Bravo)  ★Queer Eye (Bravo)  ★Work Out (Bravo)

選ばれたのは「Project Runway」というプログラムでしたが(wowowでも放送されてるようですね、僕は見たこと無いけど)、僕が気になったのはQueer Eyeのほう。ノミネートされたプログラムを実際に見て、いろんなこと考えさせられました。

070608-1.jpgQueer Eyeとは、ファッション、グルーミング、インテリア、フード、カルチャー、それぞれを担当するゲイ5人が、ダサいストレート男を改造しようという、ものすごく簡単に言えばそんな番組。日本ではFOXで流れてますね。今回ノミネート対象となったエピソードに登場するストレート男はMilesくんという、あぁアメリカにはこんな男の子いっぱいいそうだよねって感じの子。そのMilesくんを改造してカッコイイ男にしたら、それはいつも通りのQueer Eye。特に賞にノミネートされるような目新しさは無いのですが...、今回のプログラムのタイトルは「TRANS-FORM THIS TRANS-MAN」。実はこのMilesくん、もともとは女性。トランス・ジェンダーなんです。あらびっくり。
胸を落としたいけど出来ないとかで、いつも目立たないようにきつく締め付けています。ホルモン注射を打ち、筋トレを欠かさず、なんとか男になろうとしている。だけどID的にいうと彼は今「性別:無し」ということになってしまうそうで、明るく語ってはいたけどいろんな苦労があるんだろうなぁ、なんて思ったりして。だって、無いってどういうこと?


070608-2.jpgただ、僕はトランス・ジェンダーということが一体どういうことなのか、はっきり言ってよくわかりません。性同一性障害とどう違うんだろ?Milesくんの場合、体は女性だったけど心は男性。じゃあ体を男性に「戻せば」それで解決するんでしょ?と思っていたけど、どうもそういうことでもないらしい。彼の今の悩みは「どうしても女性らしい動きをしてしまう」というものなんですと。確かにね、ちょっとしたリアクションや、走る時などは特に女性の動きそのものだったりしていました。「昔からスカートをはいてても、座ると足をガっと広げたりして男っぽかったんだゼ」とか言ってもらったほうが、よくわからない者にとっては理解しやすいんですけどね。無理して変えなくちゃいけない、という不思議。


それと...、どうしても避けられないのは「下半身ってどうすんの?」とか「夜のほうは...?」なんていう話し。番組を見ながら、ブランドンともそんな話しをしてました。ただこれは、トランス・ジェンダーを理解しようとしてのことなのか、単なる興味なのか。素朴な疑問、と言ったほうがいいかもしれないですね。知らないことに対しての反応って、こんなもんなんだろうと思います。だから、こういうことを相手に考えさせたり、実際に「どういうことしてんの?」って聞かれるのが嫌で、僕は周囲に自分がゲイであることを言わないんです。自分のそういう部分をさらけだしてまで、理解してもらいたいとは思っていないんです。


それで思い出した、昔「同窓会」ってドラマの中で、西村和彦と高嶋政宏の関係を知った斉藤由貴が「どっちが男よ!?」と絶叫したシーンがすごい印象的だった。「どっちも男だよ」って返事が当時の僕には目からウロコで、"なるほどぉ"と思ったりもしたけど、よく考えたらこれは、本当に斉藤由貴が知りたかったことへの答えにはなってないのかもしれない。


話しが脱線してきましたが。今、僕はLGBTとして括られる立場にいるわけだけど、実際のところG以外のことはなんだかよくわかりません。知らなくちゃいけないという必要にも迫られていない。もっと言うと、Gの何を知ってる?と聞かれればそれだって怪しいわけで(苦笑)。番組を見て、僕は何にも知らないんだなぁと思ったと同時に、自分をちゃんと知ってもらう難しさみたいなものも改めて感じました。ストレートの人には、生きていく上でLGBTが何たるかなど知る必要なんてないんですもんね。
Milesくん、最後に昔の同級生を呼んで、パーティーがてらカミング・アウトしました。その場の賑やかな勢いで「カイッコイー!」みたいなノリになってましたが、あの後、Milesくんはみんなとどういう関係を築いていくのか。そっちのほうに興味があります。

あっ...パーティー?そういえば明日...。

2007年5月18日 11:51

テレビを見ていて思ったこと。①

2007:05:18:11:51:54

先日、「18th Annual GLAAD Media Awards」の模様を見る機会がありまして。これはゲイやレズビアンの(と言うかLGBTって言えばいいのかな?)の権利についてアピールした映画・TV番組や、貢献した人物に贈られる賞なんだそうです。日本では有り得ないですね。そもそもノミネート枠が埋まるほどの作品数が無いでしょうし。それに貢献した人物と言っても、最近では…誰?IKKOとか?ん~かなり違う感じ。


070518.jpg今年の話題は、立て続けにカミング・アウトした有名人、T.R.ナイト(俳優)、ランス・バス(イン・シンク)、ニール・パトリック・ハリス(ドギー・ハウザー)、ジョン・アメチ(元NBA選手)の登場でした。会場はスタンディング・オベーションとかなっちゃってましたが、welcomeな歓迎ムードというよりは、勇気とか決断を実行に移した彼らへの鳴り止まない賞賛という感じでした。わりと普通にゲイが出てくる映画やドラマが増えているアメリカにあっても、カミング・アウトはまだまだ難しいんでしょうかね。ただなぁ、みんな(ジョン・アメチは違うのかな?)、もともとなんとなくゲイの噂があって、いよいよマスコミに核心をつかれそうだから「その前に自分から言っちゃえー」的な感じだったので、それはちょっとカッコ悪いかなという気もするのですが。なんて。どっちにしても僕にはとても出来ませんけどね。

070518--2.jpg各賞の中には、ホモフォビア排除に貢献した人に贈られる「Vito Russo Award」という賞があったのですが。今年の受賞者は、デザイナーのトム・フォードでした。…カッコイイ…。それは、ぜひ一度お願いしたい系のカッコよさではなくて、存在とか佇まいとか。それでゲイなんだもん、もう好き放題でウハウハの天国なんだろうね、なんて下世話なことを話していたら(すごい勝手なこと言ってますが(汗))…なんとこの人、20年来のパートナーがいるんですね。(カッコイイとか言いながら、実はそれほど彼のことは知らなくて。アメリカ人だってこともこの時初めて知ったほどなので(恥)。) 驚きました。パートナーがいる、ってこともそうだし、一緒に歩いてきたその長さにも。「私たち、結婚して20年なんです」っていう男女の夫婦の話を聞いても驚かないし、僕らが10年一緒に居ることにも何の驚きもないのだけれど、他のゲイが長い間一緒にいることには驚いてしまう…これ、何なんでしょうね。自分のことはさておいて「ゲイは長続きしない」という嫌なイメージが強いのかも。これ、僕の中のホモ・フォビア。


ステージの上から、パートナーへの尊敬と愛を語るトム・フォードが最後に言った言葉は、「I love you more everyday.」でした。2人でいるということは、つまり、言葉にするとそういうこと。なんだかグッときて、泣きそうになって、「僕らも同じ気持ちだよね?」と思いブランドンのほうを見たら、彼が一言。

「なーんであんなオジサンとつきあってんだろ?もったいない。」

…ありがとう、台無しにしてくれて(苦笑)。
それにブランドン、それ言っちゃぁお仕舞いよ。そんなこと言ったら、なんできみが僕と一緒にいるのか、それだって不思議なんだから。

2007年4月26日 20:20

ゲイが、ゲイを追い詰める。

2007:04:26:20:20:43

070425-1.jpgゲイの噂を週刊誌にスッパ抜かれる。ま、よくある話しです。ちょっと前に話題になった「OUT」がそれと違うのは、ゲイ雑誌であるこのOUTが、カミング・アウトしていない有名人を「ゲイ」であるということを前提に話しを進めている点。複雑な気持ちです。表紙は女優ジョディー・フォスターと、CNNキャスターのアンダーソン・クーパー。ではなく、そのお面をつけたモデル。編集のアイデアとしては秀逸!こんな仕事してみたい(笑)。
ジョディー・フォスターは人工授精で2人の子供を作って、女性のパートナーとずっと暮らしてる。というのは有名な話なので、「絶対そうだよね」というレベル。アンダーソン・クーパーにもゲイの噂が絶えないけど、それは何を根拠にしてのことなのかは聞いたことが無いな。インテリで、金持ちで、ハンサムで、独身だから。ん~そんな理由なら納得。どうりで誰も僕をゲイだと思わないわけだ。

今や「ゲイを追い詰めるのもまたゲイ」なのか、と思うと、息苦しさを感じます。黙っていたい人はそっとしておいてあげたほうがいいんじゃないの?無理矢理クローゼットから引きずり出すことは無いんじゃないの?あなたもゲイならその気持ちわかるんじゃないの?…って、これはもう昭和の感覚なのかな。逃げ場くらい作ってあげたい気がします。


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その一方で。かなり矛盾しているのですが、社会的に影響力がある人に、胸を張ってカミング・アウトしてほしい気持ちもあるんです。事務的でいいので。わざわざ特集を企画し、つらい過去や不安など語っていただかなくて結構。ゲイですが、何か?それでじゅうぶんなんです。スキャンダラスになりがちなこの話題をさらっと治めてくれる人が現れてくれたら、周囲の反応も、またゲイへの反応も変わっていくんじゃないのかな。そんな期待もあるんけどね、難しいか。


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「なんでスターはクローゼットから出てこないのさ?」と挑発するこの雑誌。もうちょっとやりようがあっただろうに、と思う反面、日本にはない編集の気概みたいなものも感じます。もちろん、逞しい商魂とかも。もし次号、お面をとったらやっぱり本人だった、という表紙でカミング・アウトする2号連続企画だったなら、もう100点満点。やられた!と頭を下げますが…無いでしょうね。それを実現するには、一体何億円必要なんだか(苦笑)。
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全然関係無い話。
ここのサイトにゲイの著名人がアルファベット別でまとめられているのですが、「H」の項目に、なぜかカミング・アウトしていない日本人の名前が。

シアワセは、歩いて来ない。
だけど近くにあるんだよ。
ハリーのしっぽ Author:ハリー
だいたいを家の中で過ごす在宅ワーカー。都内在住の39歳。パートナーのブランドン(外国人/ヨーロッパ圏)との生活は、気付けば13年目に突入。地味に静かに暮らしています。

Chibi-log

2010年2月28日 17:21

もうすぐ春ですね。

仕事そっちのけ、確定申告も全くの手付かず状態のまま、徹夜してまで見入ったバンクーバー五輪もそろそろ閉会。毎回思う、「冬季五輪が終わったら、そろそろ春なんだなぁ」。
いろいろ落ち着いたら、またブログ始めてみようかな。

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↓あの曲がなんでこんなアレンジに!?と毎週流れるテーマ曲目当てに見てたわけだけど、もしかしてあれ、実は面白かったんじゃないか?と今にして思うドラマ。DVDになってないのね。そうなると、ますますもう一度見たくなる。若かったなぁ、メロリンQ。

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↓昨年末からかなりキてる。いいぞ、ワトソンとグローバンの間あたりのポジションを目指すのだ。

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