ハリーのしっぽ > 健康って何だ?

健康って何だ?① 「ブランドン、怒る。」
健康って何だ?② 「誰のための体なんだろう。」からの続きです。


「私の作ったご飯で、大切な人が、強くなったり大きくなったりする」。
なんのCMだったか忘れちゃったし、正確な言い回しもこうでは無かったかもしれないけど、随分前に流れていたCMのキャッチコピー。これが、事あるごとに頭に浮かびます。

とか言っちゃって。このブログを読んでいると、まるで僕が家事全般をやっているような書きっぷりですが、正確にはそうではないんですね。掃除、洗濯は共同作業。(ん~、足して2で割ったら同じくらいの作業量、って感じかな。掃除は僕のほうが多かったり、洗濯が彼のほうが多かったり。)食事の準備は、今は僕が比較的時間があるのでやっていますが、僕が超繁忙期に入る9月から2月くらいまではブランドンが作ってくれます。しかも彼のほうが上手、ってのが痛い(汗)。※もっと言うと、ブランドンのほうが洗濯などパパっとやっちゃうし、掃除しても丁寧で早い。僕もそれなりに一生懸命やってはいるものの、どーもすみませんって感じです(涙)。

2人で「体に気をつけよう」という話しになったのは、今から3年ほど前くらいからです。「太った」という外見上のきっかけもあったけど、それはつまり中身もヤバイんだよね、ってことで。ドンくさい僕も、ウォーキングとか始めちゃったりしました。カロリー計算とか栄養の確認とか、そのへんは「なんちゃってー」レベルの比較的緩いこだわり。でも、ほんのちょっとした心がけで人間の体って変わるんだなぁ、って実感タップリの3年間でした。ブランドンの健康診断の結果も随分変わりましたし。一緒に生活するということには、ある意味「責任」を伴う気がしています。それは相手に対しても、自分に対しても。だから、僕がご飯の仕度をする時には、必ず冒頭の言葉が浮かぶのかもしれません。やっぱり、ブランドンには健康でいてほしい。
ところで。最近、同性カップルの家族観とか健康観とか、もの凄く考えさせられるような衝撃的なブログを読んだことも相まって、ここまで勢いで長々と書き殴ってきました。それで結局何が言いたいかと言うと、「僕もちゃんと健康診断を受けよう」ってことなんです(えっ!散々偉そうなこと言ってそんなオチ!?)。健康診断を受けたなんて、思えばもうかれこれ10年以上昔のこと。朝晩ブランドンと同じものを食べて、そこそこ体も動かすようにしているので、彼の診断結果を見てなんとなく自分も大丈夫そうな気でいたのですが...、やはりちゃんと見てもらわないとね。マイケルがどうしたとか言ってる場合じゃない(汗)。
とても病弱で、何度も死にかけた子供でした。両親や周囲の人に思いっきり迷惑をかけたこと、それをまたブランドンに繰り返すわけにはいかない。
ってことで、今、いろんな病院調べています。検査項目の中に「糞便検査」ってのがある病院があるのですが、これは一体...何をどうする検査なんでしょ?自分の中で何か捨てなくてはいけないような検査だったら、それはそれでちょっと考えてしまうんですけど。

健康って何だ?① 「ブランドン、怒る。」からの続きです。


親戚に、ちょっと苦手な伯父さんがいます。正確に言うと"苦手だった"かな。小さい会社の社長さんなのですけどね、超がつくほどの健康オタクで。朝の5時から縄跳びだジョギングだ水泳だと動き始め、体にイイと聞けば何でも取り寄せ飲む、食べる。年に一度の「泊りがけ健康診断」も怠らない。やたらデカい声で「やぁハリーくん、元気だったかね!ガッハッハ」って一体何時代の人だ?って感じだし。ま、そんな健康オタクぶりを他人に強要しないのが唯一の救いですね。「見てるだけで疲れるのよ」と奥さんは苦笑いしていますが。

070705-1.jpg最近知ったのだけど、伯父さん、調子を崩して倒れたことがあるらしいんです。社長として人の何倍も仕事をしていたせいで体が悲鳴をあげ、車の運転席で意識を失ったそうで。前方に倒れたおかげ(?)でクラクションが鳴り続け、早いうちに近所の人に助けられたこともあり一命を取り留めたのだとか。その時、病院のベッドの上で考えたのは、自分のことより、自分の周りの人のことだったそうなんですね。今まで家族のために頑張ってきたけど、それで自分が倒れたら、奥さんと2人の娘が路頭に迷ってしまう。それに社員だってそうだ、と。自分一人の体じゃないんだなぁ、って、その時初めて考え、反省して、以降しっかり健康管理をするようになったのだそうです。そこからがもう、健康オタク街道まっしぐら。もともと何事にも一生懸命な人なのでね、一度決めたら誰も止められないほど突っ走ってしまうのは仕方の無いことなのでしょうか(苦笑)。


無駄に元気なイメージしか無かったので、そんな裏話があったとは驚きでした。でも伯父さん、ちょっと見直しちゃいましたよ。自分のことが大好きな人だとばっかり思っていたから(汗)。多分、程度の差はあれど、家庭の長にはそういう意識があるのかもしれませんね。まぁどうだろう、若い人にはまだ無理かなぁ。
じゃあ、僕らゲイはどうなんだろう。みんなは、どんな感じなんだろう。なーんてこと考えていたところに、昨日のマイケルさんの話しでした。自分の健康を、パートナーとの生活に重ねることなんて全く無さそうな雰囲気です。付き合って2年半というまだラブラブ期間でーすって言っても、2人とも今年で40歳。不摂生な生活を続けて、自分に何かあった時どうするつもりなのか。そういう方向にベクトルが向かないのは、なんでだろう。ゲイだから?そんな理由だったら、ちょっと淋しい。


ゲイ(に限った話しでもないんだろうけど)が健康を考える時、まず最初に出てくるのが「ジム」だったりしません? いいんですよ、見た目の問題、胸板を厚くしたいとか腹筋割りたいとか脚太くしたいとか。自分磨きは大切。一生懸命な人を見ると尊敬もします。僕も太い脚大好き♪(今関係ないねそれ。) なかなか「血液サラサラにしたい」とか「血糖値を下げたい」とかいう所に意識が向かないのは仕方の無いことかもしれないですけど、でも。
大切な人がいるのなら、その人のためにも健康でいてほしい。
シングルの人なら、これから出来る大切な人のために健康でいてほしい。
これが僕の、勝手な思い。

070705-2.jpg

このブログでたびたび出てくるドラマ「Queer as folk」。なんだかなぁって感じの展開が多いのだけど、思いがけず丁寧に描かれている部分もあるから憎い。登場人物の1人、ベンって人はHIV+なんですが、健康のためにジムに通う以外にも、しっかり薬を飲み、食事にもかなり気を使ってます。これは、自分のためでもあるし、病気である自分と一緒に生きると言ってくれたパートナーのためでもあります。こうして2人はだんだん「家族」になっていく。見習いたいなぁ。

で、この話し、まだちょっと続きます。

2007年7月 4日 11:34

健康って何だ?① 「ブランドン、怒る。」

2007:07:04:11:34:00

「もー話しになんないよ!」
えっ?あ、ブランドンお帰り。帰ってくるなり何だ?
「全く話しになんない!全然ダメ!」
だから何よ(苦笑)、健康診断の結果どーだった?
「大丈夫だったよっ(怒)」
...なんだかよくわかんないんだけど、じゃあ何にそんなに怒ってんのさ?
「マイケルだよ!」
えっ...マイケルって、あのマイケル?忘れた頃にその名前だけは出して欲しくなかったけど(汗)。

  →マイケルってどこのマイケル?って方はこちらをご覧ください


ブランドンとは10年一緒にいるけど、怒ってるのを見たのは数えるほど。そんな温厚な人がなぜ怒っていたかをまとめてみると...、

健康診断の結果、ブランドンは非常に優秀な健康体。一方のマイケルは、中性脂肪とコレステロール値が誰もが驚くほど極端な異常値。どうしよー?どうしよー??どーしよーーー!!!としつこく騒ぐから、ブランドンは日頃から実践していることや、食生活の改善、効果的な運動方法などなど、自分が持っている全ての知識をマイケルに伝えたらしい。しかし、何を言ってもマイケルは「僕らはそんな食べ方はしないんだ♪」「僕とパトリックはチーズケーキが好きなんだもん♪」「運ぶのは面倒だから、スーパーで買ったものは全部デリバリーで届けてもらうよ♪」「歩きたくないから車買うんだ♪」と、ことごとく言い返し、全く他人の意見を取り入れる気が無い。

だったら騒ぐな。ということで怒っていたらしい。


070704.jpg

放っておけばいいじゃん、と言ってはみたものの、よくよく聞けばマイケルさん、この件に限らず普段の会話も全てがこんな調子らしく、毎日一緒に仕事をしているブランドンにとってはだんだん苦痛になっているみたいで。確かにね、いつもそれじゃ大変だよね。でもちょっと待って、健康診断の話しに戻るけど、
「マイケルさんにはさ、自分が健康じゃないとパトリックさんが心配するかも、って気持ちは無いの?」
無いよ。とブランドン即答。外国人にはそういう意識持ってる人少ないかもね、見てよあれ。と彼が指差したのは、2人で見ていたウィンブルドン中継。その観客席には大量の巨体、巨体、巨体が。あー(汗)、食べたいもの食べて、飲みたいもの飲んで、僕たち私たちすっごい幸せ!って感じの人たちばっかりだもんね。みんな、そんなもんなのかなぁ。
※とは言ったものの、中性脂肪とかコレステロール値って、体型にはあまり関係ないのかな。マイケルさんはかなりの痩せ型なんですが異常値。パートナーのパトリックさんは思いっきりメタボ体型だけど正常値ですって。

...と、なんとここまでが「前振り」。しかも長くなりそうなので、この話、続きます。

シアワセは、歩いて来ない。
だけど近くにあるんだよ。
ハリーのしっぽ Author:ハリー
だいたいを家の中で過ごす在宅ワーカー。都内在住の39歳。パートナーのブランドン(外国人/ヨーロッパ圏)との生活は、気付けば13年目に突入。地味に静かに暮らしています。

Chibi-log

2010年2月28日 17:21

もうすぐ春ですね。

仕事そっちのけ、確定申告も全くの手付かず状態のまま、徹夜してまで見入ったバンクーバー五輪もそろそろ閉会。毎回思う、「冬季五輪が終わったら、そろそろ春なんだなぁ」。
いろいろ落ち着いたら、またブログ始めてみようかな。

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