●コンポストの中で頑張っている微生物は、働いているぶん、それなりに贅沢な奴らでもある。野菜だけじゃ栄養バランスが悪いじゃん、たまにはお肉を食べたいよー。とかぬかしやがるのだ。肉ったって、、、そんな、肉ってそもそも捨てるとこあるか?という話なのである。
●我が家ではわりと野菜や果物の消費量が多いため、生ゴミの80%ほどは野菜くずや果物の皮類だったりするのである。で、あと5%ほどは魚の骨やその周りについている若干の身、あと卵の殻とか。そして残りの15%は何かと言うと...、お茶っ葉なのである。朝、昼、夜。紅茶だ緑茶だ烏龍茶だジャスミン茶だプーアル茶だなんだかんだと常に何かしらティーポットに入っている状態なので、一日に出る出がらしの量がまた半端ではない。今の生活で、これ以上の肉ゴミ排出に期待出来ない以上、バランスを考えると逆にこのへんを減らしていかないといけない感じなのかな、と思い、そして考えついたのがこれである。
「...食べてみるか?」
いろいろ調べてみると、これを炒めるとか醤油でどうにかするみたいな話が出てきたのだけれど。食べます、と言ってみたものの、これを一品のおかずにするイメージはどうしてもわいてこない。これを出して盛り上がる、ブラボーな食卓になるとはとても思えないのである。んー、これは企画倒れかなぁ。なんて思いながら、とりあえず乾かすだけ乾かしていたのだったが。

昼。キッチンに立っている時、自分の手元を見てひらめいたのであった。
「...これに入れてみるか?」
よし、と手をパンパンと叩き、全体を眺める。
ん?

等分割していったクッキーが、なぜか奇数になっているという不思議である。
たぶん、ハンドパワーなのである。

うわっ!何これ!?想像してたより全然美味しいんですけど!!!
とはならないのであった。
そもそもこのクッキーは、材料も簡単なら作り方も簡単なものなので、出来映えに「美味い」も「不味い」も無い極めてシンプルなものなのである。そこに出がらしを入れたところで飛躍的に味がどうにかなるはずもなく、まぁ感想を言うとすれば、、、「こんなもんだよね」。予想を裏切らない変化の無さに、逆に「食えるじゃん」という、一番欲しかった結果を見事に手に入れてしまった昼下がりであった。
ま、食えりゃいい、って話でも無いような気がするので。これはまた、研究を重ねるテーマなのである。
そして最近、川にいる鴨を見ては「あれは食べられるの?」という会話を繰り返す二人。なんとなく、ゴミを減らそうという話から、食えるもんは何でも食おう、という話にすり替わってきているような気がしてならない今日この頃が、あんまりちょっと、笑えない気もするのであった。
●最近、死ねとか殺すとか、そんな物騒な言葉が会話に並ぶ我が家である。
最初のうちは「可愛いなぁ」とか思っていても、時間が経つにつれだんだん憎らしくなり、相手が図に乗り調子こいて人の領域に土足で入り込もうとして来た日にはもう、お逝きなさいどころの話ではなくなるのである。一つ屋根の下に居ると思うと、無視できないのがツラいところ。
そう、無視だけに、虫。戦う相手は「虫」なのである。
そしてこれは、一応、ダジャレのつもりなのである。
先日、玄関前で死んでいた虫にアリの大群が群がっていた。どうしたものかと考えた時、そういえば昔、母親がアリの大群に熱湯をかけて処分してたなぁ、、、なんてことを思い出し、同じようにして一網打尽にしたのだけれど。その話を会社から帰ってきたブランドンに「いいことしたでしょ」的に話したら、「なんて可哀想なことを...」と苦笑気味に呆れられ、逆にこっちが面食らってしまったのだった。だってさ、あんなのが家の中に入ってきたら大変だよ?と理解をとりつけようにも、「小さくて可愛いじゃん」と、話を聞く気、全く無し。うちの偽ナウシカには、風の谷を守る気などこれっぽっちも無いようであった。●ところが。昨日、その状況がガラっと変わったのである。
種から大事に育ててきたグレープフルーツの葉が、虫に食われていたのを見つけてしまったのである。

よく見ると、その近くにイモムシみたいなのがニュロニュロと闊歩しているではないか。昼間、鉢を外に出した時についてきやがったのかこのやろう。
とにかく葉を食われたショックが大きくて、そいつをどうにかする前に葉の写メをブランドンに送り、状況を伝えてみたのだったが。ほどなくして返ってきたメールは、こうであった。
「ぶっ殺せ!その馬鹿野郎!!!」
それは、ナウシカが巨神兵に生まれ変わった瞬間であった。
しかし、殺せと言われても僕は虫が大の苦手である。とりあえず近くにあった新聞のチラシでその虫をすくい上げ、庭にポロっと捨てるのが精一杯であった。すると今度は電話が鳴り、「殺した?」と。何?殺してない?ダメだよまた食われてしまうから、ちゃんと殺してよ。とかなり強力に言われてしまったので、、、玄関から持ってきた彼の靴で踏みつぶして、あの人が夜帰ってくるまでその靴はそのままにしておいたのだった。
一応、言いつけは守りました、ってことである。
で、それ以上にすごいのが、蚊である。一歩外に出ると、待ってましたとばかりに蚊の大群にやられるおかげで、大袈裟な話ではなく全身傷だらけである。なぜか刺されるのは僕だけで、「血が汚い人が刺されやすいらしいよ。ケケケ」とブランドンは笑っていたのだけれど、そのケケケも最近刺されるようになってきたものだから、いよいよ二人の本気度は最高潮に上がってきたのだった。
準備、完了。

二人とも、参考書を買っただけで勉強が出来た気になるタイプ。
数々の武器を前に、すでに勝ったつもりでいるのである。
●一応、先方はデザインのプロではないので、仕方が無いことなのかもしれないけれど。小さい上に4秒で止まるバナー広告に、200文字も入るわきゃねーだろって話である。なのにあなたは、それを「入れろ」と言う。
では、仰せの通りに。これで満足でしょうか。

途中まではいろいろ提案するも、あ、この人話がわかんないかも、と思ったらとりあえず先方の言う通り作ったものを、まるで嫌味のように納品してみるのである。どうだ、あなたの言う通りに作ったら、こんなわけのわかんないもが出来上がりましたよ、だっせー。と。
たいていはこの時点で
「あぁ...、すみませんでした、やっぱりこれだとわかりづらいですね、、、」という可愛い話になるのである。
が、今日は違った。
...どうやら彼には、僕とは違うものが見えているらしい。
こういう話を僕らは「冷蔵庫に象を入れる」と言っているのであるが。時々思い出したように登場してくるこの手の強者は、自分が無理なことを言っていることに気付かない以上に「デザイナーなのになんで出来ないの?」とさらに一段上から言ってくるので恐い恐い。出来るとか出来ないとか、そういう問題では無いのだよ、きみ。2畳しかない部屋に60インチのテレビなんか置かないだろ普通、ってことなのである。
●「前のマンションで使ってたカーテン、あれ勿体ないよね」
ふとそんな話が出た、とある日のこと。ここの窓に使うにはやけに丈が長すぎるカーテンたち、これ、どうにかならないものだろうか?といろいろ調べていると、へぇ、カーテンのリフォームなんてあるんだ。わ、しかもここから近いとこでやってくれるみたい。ということがわかったのである。早速電話して、実際に来て見てもらい、見積もってもらったらなんとなんと、リビングと寝室の計4箇所の窓全部で数千円で出来ますとのこと。
あら素敵。
お、お願いします!とその場で決め、10日ほどでバッチリ仕上がってきたのだった。カーテンが無いと裸でうろうろ歩けなーい。という恥じらい(というか常識)などとっくの昔に無くしているので、普段の生活レベルでカーテンが有ろうが無かろうが別に困らないっちゃぁ困らないのだけれど。とりあえず、やっと人並みに部屋らしくなってひと安心である。
「いろんなお客様がいらっしゃいますからね。中には全然小さいカーテンをこの大きな窓用に作り替えてくれというお客様もいらっしゃったり...」
どこの世界にも、同じような困ったちゃんは多いらしい。わかりますわかります、そのご苦労。と同情してみたのも束の間。
「お客様?これですと丈はいいんですけど、ちょーっと幅が短い感じですね。」
えっ、やっぱり?(←って実は最初からそう思っていた確信犯。) なんとかなりませんかねぇ、、、
と、象だの冷蔵庫だのと文句タラタラだったくせに、その困ったちゃんと結局同じことを言ってしまっている自分って一体。なんとかなるわきゃないよね、幅が足りないんだから(涙)。
「金具をかける数は増えますけど、フラットカーテンっぽくすれば全然大丈夫ですよ。」
仕事とは、こういうことである。
なんか、、、ものすごく反省。プロの仕事の有り様を、根っこから考え直す今日この頃なのである。
ふぅ。
「ぼやっと外を眺めて、大丈夫なのかしらこの子?」
とずいぶん心配されたそうだけど、大丈夫です母上。これは、ボンヤリしているようでいて実は、頭の中で自分の考えをまとめる大切な時間なのですから。

にしても、、、なんだろなぁ、仕事って。
だけど近くにあるんだよ。
だいたいを家の中で過ごす在宅ワーカー。都内在住の40歳。ゲイ・パートナーのブランドン(外国人/ヨーロッパ圏)との生活は、気付けば14年目に突入。地味に静かに暮らしています。
Chibi-log
Suicaでチャージ。

夏の水分補給にと、2Lのスイカを買ってきた。いざ切ってみるとこれ、思っていた以上に大きくて。これだけで腹一杯になりそうだな。
ミネラルたっぷり!はいいけれど、今夜、何度トイレに起きることになるんだろう。週の頭から、いきなり寝不足の予感である。
Recent Comments
Categories
Archives
- 2010年8月 (1)
- 2010年7月 (5)
- 2010年6月 (2)
- 2010年5月 (3)
- 2010年4月 (6)
- 2010年3月 (7)
- 2009年7月 (1)
- 2009年6月 (4)
- 2009年5月 (7)
- 2009年4月 (9)
- 2009年3月 (5)
- 2009年2月 (12)
- 2009年1月 (4)
- 2008年12月 (4)
- 2008年11月 (5)
- 2008年10月 (5)
- 2008年9月 (1)
- 2008年8月 (7)
- 2008年7月 (6)
- 2008年6月 (12)
- 2008年5月 (16)
- 2008年4月 (11)
- 2008年3月 (5)
- 2008年2月 (8)
- 2008年1月 (6)
- 2007年12月 (15)
- 2007年11月 (14)
- 2007年10月 (14)
- 2007年9月 (14)
- 2007年8月 (14)
- 2007年7月 (17)
- 2007年6月 (14)
- 2007年5月 (14)
- 2007年4月 (22)


